【昔書いたSSシリーズ(2013)】
※原題「嫁探しの旅」(ゼルダの伝説 風のタクト)の執筆当時の設定メモです。キャラごとに声優の指定までしていて、テンプレ・オブ・ザ・痛々しい文章だったので、さすがに一部修正してやりました。
以下、原文を一部修正したもの。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ゼルダの伝説~風のタクト」の物語から数百年ほど経ったあとのお話。世界には海の水位が上がって沈んでしまったり天変地異で形の変わった元々の島や、あらたに隆起してできた島が点在する。オリジナル後編作とは確実に設定が異なっていると思われる。
大まかな流れ
序章→断崖絶壁!竜の島編→砂漠の花嫁アイダ編→氷の魔王編→終章→花嫁ココ編→平穏な日々→新たなる序章(パルモとココに子供が加わり、3人で並んでTHE・END。微かに漂う新たなる冒険の雰囲気)
お金の単位 アウル(金貨) アルゲ(銀貨) カプラ(銅貨)
タルル島-パルモの故郷 のんびりとした平和な南国
ポポロ島-この世界で一番都会の島 地下の鍾乳洞には大昔の遺跡があり、選ばれし者だけが広間から先へ進むことができる
カンドー島-東洋チックで職人の多い島。ヤマジとオカザキが住む。序盤と終盤で二度訪れる。
竜の島-大昔は低地もあったが、今は断崖絶壁の孤島 水没した水中洞窟(リト族のポストハウス)に深紅の宝玉がある
エチプ島-砂漠とオアシスが存在する島 王国が統治している カレーが名物
寒獄島-ブリザードが吹き荒れる極寒の孤島 謎の神殿がある
X(バレンティアナ島-西洋チックなハート型の島 年に一度バレンタインのお祭りがある)←ボツ
・勇者の血と賢者の血が交わるとき、新たなる血筋の勇者現れん
・深紅の宝玉=20ルピー
・パルモとココの子供は女の子
花嫁ココ編~世界を危機から救った賢者と勇者の末裔。
二人は何ということはなく、ただ大海原を旅することを続けていた。
そんなある日、パルモのもとへ長老から一通の手紙が届く。
そう。婚礼の儀の期限が迫っているのだ。
焦るパルモとココ。二人はパルモの嫁探しを急ごうとする。
そこで目が合う二人・・・大切なものほど傍にあって気づかないものだ。(※パルモもココも物語終版には既に、相手のことが好きと自覚はしていた。ただし、「パルモの嫁探し」自体は「自分たちの恋愛」とは別の概念で、嫁にするとかなるとかは考えたことがなかった)
さて・・・最初に口を開いたのは・・・?
登場人物
旅人(パルモ)
15歳 男 童顔 背が低いのを気にしてる 主人公にしては非力 勇気と根性はある 勇者(ハイリア人)の血を引く 両親はまだ赤子のときにブリザルドルフに殺された。本人はハゲだけが本当の家族だと信じている。
ハゲ(ウィブルス)
60歳くらい? 男 ハゲ パルモの育て親 細マッチョ 若々しい ハゲ ダイハードなジジイ 白タンクトップに灰色裾絞り無しスウェット 魔王が奴隷確保のため襲撃した島(自身は他国の敗走兵でそこに身を隠していた)からまだ赤子だったパルモを抱えてタルル島まで逃げてきた ハゲ
「うるせぇ、クソして寝ろ!!」 「黙れ、ボケ!ガタガタぬかすとケツの穴にアツアツの油注ぎ込むぞ!!」 「わしはくたばる前に孫の顔が見たい・・・。なぁ、まさかとは思うが・・・お前、不能じゃないだろうな?」 「よし決まりだ!決まり決まり!!お前ら荷物まとめてしばらく消え失せろ」
ココ
14歳 女 身寄りのない娘 仕事-案内人 スス汚れているが、かなりかわいい(将来は美人に) 明るく元気で健気 やや卑屈 芯の強い子 貧乳 本当は寂しがり屋で甘えん坊 リト族と人間のハーフ 賢者(メドリ=リト族=ゾーラ族)の血を引く そのせいか泳ぎが得意
「パルモさま~!」 「私なんか、お金がなくて、常識もなくて・・・おっぱいだってないです・・・」 「パルモさま!ココはここで待ってますからね!」 「大地の賢者様・・・今その豊かなる勇気と知恵を私めにお貸しください」 「お嫁さん・・・ココじゃダメですか・・・?///」
竜の防人(アルアド)
1800歳(見た目30~40歳) 男 竜の島を守る竜神族の番人 人情義理深い 暑苦しい ツッコミ役 親バカ 面倒見がいい
「待てい!!ここから先を通すわけにはいかん!」 「ガハハ!面白い奴らだ気に入った」 「違う違う!!」 「やめんか貴様ら!!」 「また来いよ!」
エリル
400歳(見た目16~17歳) 女 防人の娘 竜神族の落ち着いた美少女 ボインなおっぱい
「ごめんなさい、父はものの言い方が乱暴なので・・・」 「パルモさん・・・?どこを見ているんですか・・・えっち・・・///」
アイダ
16歳 女 長老の知り合いの娘、旅人のお見合い相手(後半で発生、長老から昔の知り合いに頼まれたと手紙がくる) 褐色肌 アマゾナス美少女 布ブラにアラビアン風の膨らんだズボン 姿はアフリカ魔法少女がモデル 元ネタはオペラのアイーダ 本編にはまったく関係ないし描写もないがゲルド族の末裔
「よう!あんたがパルモねー」 「まー、あんたならケッコンしてやっても悪くないかなぁ・・・」 「あたしは王子が好き。あきらめるなんてできない!」
王子(マハド)
18歳 男 とある国の王子さま(アイダ編で旅人がココ、アイダとともにその国を訪れる) 勇ましくロマンチストでミステリアン 以前溺れたところを助けてもらったアイダへ想いをよせている パルモを恋敵と認識しているが、同時に友情も生まれる
「今宵も月がきれいだ。まるであの夜のよう・・・」 「パルモくん・・・悪いが、アイダのことはあきらめてくれないか」 「手加減はせぬぞ・・・?では・・・いざ参らん!!」 「私は王位などいらぬ!愛に生き、愛に死ぬッ!」
魔王(ブリザルドルフ)
年齢不明 砂漠の民の血を引く男 極寒の島で奴隷を使い、神殿を作らせていた(完成した神殿では過去に滅びた彼の祖先にあたる魔王(ガノンドロフ)を崇拝する祈りが捧げられている) 物語後半で賢者と勇者の子孫(ココとパルモ)を抹殺しようとする 魔法の力で数百年間老いることなく生きている 中二病っぽいかもしれな
「我が名はブリザルドルフ・・・俺の血は氷よりも冷たく冷え切っている・・・」 「まさか逃がした奴隷が賢者の末裔とはな・・・このような失態、邪悪で偉大なる父への顔向けができぬ・・・」 「小僧・・・最期にひとつ教えてやる。お前の親父と母親は俺が殺した。まさに・・・この手で!」 「待たせたな・・・
ヤマジ
70歳くらい 男 カンドー島の鍛冶職人 伝説の鉱石(ダイゴロン刀を作るための)を探しにいったまま帰ってこない弟子の身を案じている フックショットを直してくれる のちに伝説の鉱石でパルモに退魔の剣を作ってくれる
「あんのバカ、いつまでお山に篭っているつもりだ!」 「へぇ、そいつはフックショットじゃねぇかい!おまいさん、どこでそいつを手に入れた?」 「どれ、ちょっくら貸してミナ」
オカザキ
24歳 男 カンドー島の鍛冶職人見習い 伝説の鉱石を探すために山の洞窟に篭っている 造船に造詣があり、パルモの帆船を竜の島に行けるよう改造してくれる 「邪魔だ、どけ!」と魔物も払いのけるタフネス
「オレは伝説の鉱石をみつけるまで帰らんぞ!!」 「師匠には、俺は元気でやっていると伝えておいてくれないか?」 「くそっ・・・!どうしてただの石コロしか出てこないんだ・・・」 「君たちをこんなことに巻き込んでしまって・・・本当にすまないと思っている・・・」
クルコ
年齢不詳(子持ちにしては若い) リト族の女性でココの母親 魔王に魔法の氷漬けにされ、封印されていた(夫(人間)は殺された) パルモとココに救い出され、最後の力を振り絞って賢者のハープの奏で方をココに託す
「大きくなりましたね。愛しいココや・・・」 「かつての魔王を復活させてはなりません。彼が海の底よりも深い地の底から殻を割って這い出てきたとき・・・この世界は再び闇に閉ざされてしまうでしょう・・・」 「パルモさん・・・ココを・・・娘をよろしくね・・・?」
(了)