【昔書いたSSシリーズ(2012)】
※魔法少女まどか☆マギカ及びぷちます! -PETIT IDOLM@STER-の二次創作SSです。ほむほむ拾いたい。未完です。(本文-約4,000文字弱)
以下、原文まま。
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ほむほむ「・・・」
杏子「なぁー、飼ってもいいだろー?」
マミ「だーめ!」
杏子「えー!なんでだ!?ちゃんと面倒みるからさー・・・」グイグイ...
マミ「最初はみんなそうやって言うの!あなた、飽きたらその子のこと、ほったらかしにしちゃうでしょ?」
杏子「しねぇよ!ちゃんと最後まで面倒みるし・・・」ナデナデ...
ほむほむ「・・・///」ノホーン...
マミ「ダメなものはダメよ。可哀想だけど、拾ったところに返してきなさい・・・」
杏子「ちぇっ・・・マミの分からず屋・・・」ムスッ...
ほむほむ「ほむ・・・?」ビクッ...
~ 空き地 ~
杏子「・・・」シュン...
ほむほむ「ほむほむ・・・?」オロオロ...
杏子「ごめんな・・・あんたは連れて帰れないんだ・・・」
ほむほむ「ほ・・・みゅ・・?」ジワッ...
杏子「じゃあね・・・きっとすぐに新しい飼い主が見つかるさ・・・」スタッ...
ほむほむ「ほむっ・・・ほみゅぅ~っ・・・」シクシク...
杏子「っ・・・!」ピタッ...
ほむほむ「ほみゅうぅぅぅ・・・!」タッタッタッ...!
杏子「く、来るな!うちじゃあんたは飼えないのっ!!」ダッ!
ほむほむ「ほみゅぅっ!?」ドテッ!バシャァ!! ←水溜りで転んだ
杏子「・・・!」チラッ...
ほむほむ「ほみっ・・・みゅっ・・・」シクシク...
杏子「・・・はぁ」
~~~~~~~~~~~
ピンポーン...
【暁美 ほむら】
杏子「・・・」 ←抱っこしてる
ほむほむ「・・・」 ←抱っこされてる
ほむら「・・・」カシゲ...
杏子「よう、」
ほむほむ「・・・」
ほむら「・・・」
杏子「ちょいとツラ貸しな。話がある」
ほむら「イヤよ」キッ
杏子「まぁ、そう言うなってww」
ほむら「その物騒なものは何?どう見ても厄介ごとの種にしか見えないのだけれど。ねぇ、見えないのだけれど?」ゴゴゴゴ...
ほむほむ「ほみゅぅ?」カシゲ...
ほむら「・・・!」キュン...
杏子「な!かわいいだろ?」
ほむら「・・・別に」ファサッ...
杏子「こいつ、工業団地の空き地で拾ったんだ」
ほむら「・・・」
杏子「んで、うちで飼おうと思ったんだけどさ・・・マミのやつがダメだって聞かないから・・・」
ほむら「・・・うちでも手に負えないわよ?」
杏子「あぁ・・・もう!そこをなんとか頼むよぉ・・・」
ほむら「悪く思わないで。そんな生き物の面倒をみられるほど、私は暇じゃないの」
まどっち「てぃひぷはっ!!」ヒョコッ! ←杏子の上着フードから出てきた
ほむら「!?」
まどっち「ふぇ?ふぇ~・・・」キョロキョロ...
ほむら「そ、それは・・・?」ユビサシ...
杏子「ああ、あんたの家に来る途中で拾ったんだよ」
まどっち「?」キョトーン...
ほむら「すっ・・・まぁ、立ち話もなんだし?とりあえず上がって?」ホムホムホム...
杏子「おお!んじゃー、邪魔するよ♪」
ほむほむ「ほむ・・・ほむ・・・」ウナズキ...
まどっち「うぇひひひ?」
ビュオンッ…ビュオンッ… ←例の振り子
杏子「しょっ、と・・・」トン...
ほむほむ「ほむ~・・・?」キョロキョロ...
まどっち「うぇひひひっ!」パシパシ!
杏子「ああ。あんたも今出してやる・・・よっ・・・と・・・」ヒョイ...トン...
まどっち「てぃひ♪」ニコッ
杏子「はぁ・・・相変わらず殺風景な部屋だねぇ・・・」キョロ...
ほむら「それで?その二人の面倒をここでみればいいの?」
杏子「あん?ずいぶんと急な心変わりだな・・・」
ほむら「困 っ て い る 人 を 助 け る の は 当 然 で し ょ う ?」ホムゥン...!
杏子「おい・・・あんたって、そんな奴だったか・・・?」ゾクッ...
ほむほむ「ほむっ・・・」トサッ... ←ベンチみたいなところに座った
この子はほむほむです。空き地に捨てられて(?)いました。
ほむほむ「・・・」
普段は仏頂面で、あまり喋りません。話すときは「ほむ」や「ほみゅ」と声を発します。
ほむほむ「・・・」スンスン...
退屈なときは、長い自分の髪の毛のにおいを嗅いだりするようです。
ほむら「はぁ・・・でも、できれば片方だけ・・・たとえば、ピンクの方だけだと助かるのだけれど・・・」チラッ
ほむほむ「・・・!」ガーン!
.
ほむほむ「ほむ・・・?ほみゅ・・・」ジワッ...
実は意外と泣き虫だったりします。
ほむら「えっ・・・」ビクッ...
ほむほむ「ほみゅうぅぅぅぅぅ!!!うぅぅぅぅぅ・・・」ヒシッ!
杏子「あ~、ほらぁ・・・そういうこと言うから、泣いちゃっただろ・・・」ナデナデ...
.
ほむら「どういうこと・・・言葉が理解できるの・・・?」
杏子「理解できるも何も、普通に話せてるだろうが。なぁ?」ニコッ
まどっち「うぇひひひっ!」ニパッ☆
ほむほむ「ほむっ・・・ほむ・・・?」グイグイ...
杏子「えっ?そんなこと言ったって、仕方ないだろ・・・」
まどっち「はぅ・・・!はぅぅ・・・」グイグイ...
杏子「はぁ?トイレかよ、しょうがねぇな・・・おい、ほむら?トイレ借りていいかい?」
ほむら「・・・玄関向かって左のドア・・・」アタマオサエ...
モラスンジャ、ネーゾ? ハゥゥ… バタンッ...
ほむら「・・・」ズゥーン...
ほむほむ「・・・?」
ほむら(私・・・疲れてるのかな・・・)
ほむら(まさか、これは何かの悪い夢・・・?いえ、むしろそうであってほしい・・・)
ほむほむ「ほむほむ?」
ほむら「えっ・・・」ビクッ...
ほむほむ「・・・」ジーッ...
ほむら「・・・何?」
ほむほむ「ほみゅ~・・・」 ←困った顔
ほむら「・・・もしかして、私のことを心配してくれてるの・・・?」
~~~~~~~~~~
カラカラカラ... ジャバァァァァ...
ガチャッ、
まどっち「ふぃ~///」スッキリ
杏子「ん、終わったの?ちゃんと手洗ったんだろうね?」
まどっち「むぅーっ!///=3」プクーッ!
杏子「あっはっはwwwそりゃあ、悪かったよww」クスッ...
杏子「さて・・・じゃあ、二人のところに戻ろうか」ヒョイッ...
まどっち「うぇひひ」
杏子「あの二人、うまくやってっかなぁ・・・」スタスタ...
まどっち「はぅぅ・・・」
ほむほむ「ほみゅ~!ほみゅ~!///」アタフタ! ←メガネかけさせられてる
ほむら「ふふふ・・・似合うじゃない・・・」クスクス... ←かけさせた人
杏子「・・・」ジトー...
まどっち「・・・」ジトー...
ほむら「・・・ハッ!?///」ビクゥッ!?
ほむほむ「ほみゅ?」カシゲ...
杏子「なんだよ、あんたww口では嫌そうなこと言ってても、なんだかんだ打ち解けてるんじゃん」
ほむら「っ・・・///」
まどっち「うぇひひひっ!」ニコッ ←メガネ似合うね!的な反応
ほむほむ「ほむっ!?ほみゅぅぅ!///」ブンブン! ←えっ!?そ、そんなことないです!///的な反応
杏子「はぁ・・・あたしだって、できればうちで二匹とも飼いたいけどさ・・・」
ほむら「・・・巴マミは、どうしてもダメと言うの?」
杏子「ああ・・・どーせ、あたしがそのうち面倒みなくなるからって・・・」ムスッ...
ほむら「決まり文句ね。でも、あながち的外れなことを言っているわけじゃないと思うわ」
杏子「おい、どういう意味だ?あんたも、あたしが途中でこいつらの面倒みなくなるようなろくでなしに思えるってことか?」キッ...
ほむら「じゃあ、反対に聞かせてもらうけど。あなたは遊びにも行かず、寝る間も惜しんで、魔女退治をしながらこの子達の面倒をみきれるの?」
杏子「むっ・・・」
ほむら「実際問題はともかく・・・それも巴マミの協力をほとんど得られずに、という前提で」
杏子「むぐぐ・・・!」グヌヌ...
杏子「・・・」ウツムキ...
ほむら「・・・これでわかったでしょう?巴マミの言い分にも一理あるということが」ファサッ...
杏子「じゃあ・・・じゃあ、あんたにはそれができるって言うのか!!」バンッ!
ほむら「・・・ん?」カシゲ...
杏子「ずるい・・・あたしだってこいつら飼いたいのに・・・」ジワッ...
ほむら「あなた、私がいつ積極的に"飼いたい"と言ったか明確に答えてみなさい」キッ
杏子「・・・ハッ!?」ガバッ
ほむら「!?」ビクッ!
杏子「ははぁ~ん・・・そうか・・・そういう手もあったか・・・♪」ニヤリ...
ほむら「・・・?」
~~~~~~~~~~数十分後
杏子「~♪」ニコニコ
ほむら「・・・その大荷物は何?」キッ...
杏子「へへっ・・・今日からよろしくな?///」テレテレ
ほむら「・・・!?」ズゥゥゥン...!←第八話「あたしって、ほんとバカ」-キュゥべえに「時間操作の魔術だろう?」と言われた時の顔参照
(了)