いぐあなとうふ店:きまぐれ文筆&情報ブログ byいぐあな豆腐

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【二次創作SS】まどか「魔法少女まどか☆ライジング!」

【昔書いたSSシリーズ(2012)】

※魔法少女まどか☆マギカ及びDEADRISINGの二次創作SSです。話の流れは結構面白いと思うのですが、設定とか表現がとても見苦しいのでご注意下さい。未完です。

あらすじ

 クラスメートの仁美からの招待で米国のリゾート施設を訪れたまどかたち。

 楽しいバカンスになるはずが、ゾンビアウトブレイクに巻き込まれてしまう……。

(本文-約80,000文字)

 

 以下、原文まま。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※DR2が元ネタですが設定が大幅に変わっています。まどかの方もテレビ本編当時の設定です。
      

~ 米国ネバダ州-早朝_大型カジノリゾート施設「フォーチュンシティ」 ~

 ワイワイガヤガヤ♪~ワー!ガヤガヤキャー!♪~

まどか「ティヒヒww次はどこ見に行こっか!」ウキウキ♪

さやか「広すぎよね~見滝原のモールも結構大きいと思うけど、比べ物になんないよ!」

まどか「すごいよね!経営してるのが仁美ちゃんのお父さんの会社じゃなかったら、きっと一生来れなかったよぉ~」

仁美「父もしばらく悩んでいる様子でしたが・・・事業が成功した今は落ち着いていますわ」

さやか「はぁ・・・やっぱ仁美んちはやることのスケールが違うわぁ・・・」

さやか「それにしてもすごい人の数よねー!まだこんな朝早いのにお店もいっぱいやってるしさ」

まどか「ティヒヒww仁美ちゃんのおかげで初めての海外旅行だよ♪仁美ちゃん、ありがとう!」ニコッ

仁美「いえ♪私もぜひまどかさんやさやかさん達と一緒に来たかったので」ニコッ

仁美「あら?そういえば暁美さんに巴さん、佐倉さんはどこへ行かれたのかしら?」キョロキョロ...

さやか「え・・・い、いなくなっちゃったの?こんなとこで・・・」キョロキョロ...

まどか「た・・・大変!みんなを探さなくっちゃ!」

さやか「うひゃあ~・・・見つかんないよ、こんな広いところではぐれちゃったら!」

まどか「あっ!?さやかちゃん、あそこ!」

さやか「えっ?」チラッ

 


外国人「ペラペラペラ!」

杏子「あ~ッ!もう!だからあっちって言ってんじゃん!わかる!?あの風船出てる店!」プクゥ~←顔でジェスチャー

外国人「オゥ、イェア!ユゥミーン、ユミッザッバルーンズ!?」ユビサシm9

杏子「そうそう!イェスイェス!バールン!バールン!」コクッ!コクッ!

外国人「ヘルイェア!センキューベリーマッチ!ハバナイスデェイベイビィ!」ノシ

杏子「間違えんじゃないよ~!」ノシ

さやか「あんた・・・なにしてんの?」ジトー...

杏子「おう、さやか。それがさぁ~あたしの食ってるポップコーンが食いたかったらしくて、店聞かれてたんだよ」ムシャムシャ..

まどか「すご~い!杏子ちゃん、教えてあげたの・・・!?」

杏子「わかったみたいだぜ?ったく、食いたきゃ自分で探せっての」ムシャムシャ...

さやか「てか、勝手にいなくならないでよね。こんなとこで迷子になられたら大変なんだから」

杏子「うっさいなぁ~大丈夫だって」ムシャムシャ...

 


まどか「ほむらちゃんとマミさんはどこかな・・・?」

杏子「なにさ、マミとほむらはホントに迷子なのかい?」ムシャムシャ...

さやか「あんただってなりかけてたでしょ」

仁美「そういえば、巴さんはお紅茶を嗜まれていましたか?」

まどか「ふぇ?う、うん・・・マミさんは紅茶好きだよ」

仁美「なら、先ほどのプラザにお紅茶の専門店があったので、そこではないでしょうか・・・?」

まどさや「おぉ~・・・」サスガ...

 


   ~ パリサデスモール ~

さやか「ねぇ、仁美ー?その店ってどこにあるのー?」キョロキョロ...

仁美「た、確かこのプラザだと思ったのですが・・・」オロオロ...

杏子「おいおい・・・しっかりしてよ・・・」アキレ...

まどか「・・・」キョロキョロ...

まどか「あっ・・・見つけたよ♪」ニコッ

さやあん仁美「えっ」

QB「・・・これはそんなに価値のあるものなのかい?」

マミ「ええ・・・最ッ高よ・・・中世ヨーロッパの王族がこれさえあれば他に何もいらないって言うくらいにね・・・!」キラキラキラ

QB「ふ~ん。人間は同じ植物をいかに腐らせたかでそれの値段を決めるなんて・・・僕たちには理解できないよ」

マミ「腐らせるなんて酷い言い方しないで!それに等級が決まるのは醗酵の度合いじゃなくて質よ。葉の産地はもちろん、大きさや種類にも・・・」アーダコーダ...

QB(ま~たマミの紅茶うんちくが始まったよ・・・)ショボーン...

 


まどか「マ~ミさんっ♪」ギュッ!

マミ「きゃっ!?あっ、鹿目・・・さん?」

まどか「ティヒヒww」

さやか「も~探したんですよ?」

マミ「美樹さん・・・?ああっ!?ご、ごめんなさい!ついこのお店が目に留まったものだから・・・」

仁美「ふふ、気に入った品物は見つかりましたの?」

マミ「う~ん・・・どれも魅力的なものばかりだけど・・・ちょっと手が出せないかな?」

杏子「マミんちはいいだけ紅茶あんだろ~?」

マミ「それもそうなのよねぇ・・・もう缶のおき場所にも困ってきてるの・・・」

QB『おかげで僕のくつろぎスペースまでマミの紅茶の保存スペースさ』

マミ『悪いけど少しの間許して頂戴・・・』ニガワライ...

さやか『てか、あんたマミさんちに居候しておきながら図々しいわ!』

QB『少なくとも君には関係ないんじゃないかな。美樹さやか、』

さやか「あ?」カチン

まどか『はわわ・・・ほ、ほらぁ!さやかちゃん!ほ、ほむらちゃんも見つけないとっ!』オロオロ...

 


仁美「さ、さやかさん・・・は・・・?どうかされましたの?」オロ...

まどか「あぁいやぁ!な、なんでもないよ仁美ちゃん!」

まどか「う、う~ん!えっと!ほ、ほむらちゃんの好きなものってなんだろうなぁ~!?」アタフタ

マミ「ふふ、意外とカワイイお洋服屋さんとか?」ニコッ

さやか「それはないでしょwwwwないないwwww」

杏子「てか、あいつに好きなものなんてあるのか?」

ダーン...ダダーン...

まどか「ねぇ・・・この音って、何かな・・・?」

さやか「ああ、さっきからたまに聞こえるよね」

仁美「きっとこのプラザにある鉄砲屋さんの音ですわ」

まどさや「て、てっぽう・・・!?」

仁美「日本ではあまりなじみがありませんが・・・父いわく、こちらの国ではごく一般的なお店だそうですの」

さやか「へぇ~・・・」

まどか「な、なんか怖いね・・・」

 


マミ「まぁ・・・できれば銃なんて撃ちたくないものね(キリッ」

杏子「あたしはちょっと撃ってみたい気もするけどね~」

まどか「そ、そんなの危ないよ・・・」

仁美「なんでも買う前に試せる場所があるそうで・・・」

さやか「で、そこの音が聞こえるわけね。物騒なカンジ・・・」

  ピンポンパンポーン!

まどさやあんマミ仁美「!」

館内放送「ペラペラペラ・・・・・・」

杏子「ふんwwなに言ってんのかさっぱりわかんねww」ニヤニヤ

仁美「迷子のお知らせ・・・ですって・・・」

まどか「いいなぁ~私も仁美ちゃんぐらい英語わかるようになりたいなぁ・・・」

マミ「私達にはなんとなくしかわからないものね・・・」

 

 


館内放送「ペラペラペラ・・・」

仁美「あら・・・?」

さやか「ん?どうしたのよ?」

仁美「なんだか迷子の方が暁美さんのしていた格好に似ているような・・・」

マミ「私もさっき断片的にわかったけど、黒髪ロングヘアーの東洋人って言っていたわ」

さやか「いやぁ~・・・まさか・・・ね・・・?」

杏子「マジかよwwあいつwww」

まどか「い、一応迷子センター行ってみようか・・・仁美ちゃん、どこにあるの?」

仁美「迷子センターは各エリアの案内所ですわ。放送ではノースエリアと言っていましたから、このプラザ内にあります」

マミ「ふふ、本当にいたら暁美さんの反応が楽しみね♪」

 

   ~ ノースエリア案内所 ~

スタッフA「ホワッチャネイム?」

ほむら「ぐすっ・・・まどかぁ・・・」

スタッフA「マッド・エイカー、ハン?イッツアボーイズネイム、イズンニット?」

ほむら「ひぃ~っ・・・」ポロポロ..

スタッフA「ヘェイ・・・ドンクラァイ・・・プリーズ・・・」オロオロ...

スタッフB「ヘイ、キャシー?メイビー・・・アイシンクメイビー、シーイズアチャイニーズガール」

スタッフA「オゥイェア?ヘイ、アーユーチャイニーズガール、ライト?」

ほむら「・・・」ブンブン...

スタッフA「・・・」ジロッ

スタッフB「オゥプ・・・ソーリィ・・・」ショボーン...

ほむら「あいあむ・・・」

スタッフA&B「!」

ほむら「あいあむじゃぱにーず・・・」グスッ...

 

仁美「ここですわ・・・あっ!」

まどか「ほむらちゃん!?」

ほむら「!!!」ガタッ!!

スタッフA&B「ウォゥ!?」ビクッ!

さやか「ほwwwんwwwとwwwにwwwいwwwたwwwよwww」ゲラゲラ

杏子「泣いてるよwwwwwほむら泣いてるぅ~wwwwwwww」ゲラゲラ

まどか「や、やめたげてよぉ!」

マミ「暁美さん、もう大丈夫よ♪」ニコッ

ほむら「くぅっ・・・///」カァーッ...

 


~~~~~~~~~~

ほむら「・・・ご迷惑をおかけしました」ペコッ

スタッフA&B「?」

仁美「ペラペラペラ・・・」

スタッフA「オゥノォ!ドンマァイン♪」ニコッ

ほむら「・・・///」ペコッ...

スタッフB「ペラペラペラ♪」

ほむら「・・・?」

仁美「もう迷子になるじゃないぞ!と、おっしゃられていますわ♪」クスクス...

ほむら「・・・///」コクッ...

まどか「大丈夫、ほむらちゃん?」

ほむら「・・・///」プイッ...

まどか「ふぁ・・・わ、私だってこんなトコで迷子になったら泣いちゃうよ?」

ほむら「・・・」

 

 


マミ「実は、私ももう少しで暁美さんと同じになるところだったのよ」ニコッ

ほむら「・・・ごめんなさい・・・迷惑をかけてしまって・・・」

まどか「大丈夫だよ♪」ニコッ
マミ「いいのよ♪」ニコッ

ほむら「・・・///」ホムゥ...

ほむら「・・・」ジロッ...

さやあん「ぶっwwwww」

ほむら「・・・」キッ...

まどか「ふ、二人とも・・・もうやめてあげてよ・・・」オロオロ...

QB『暁美ほむら、』

ほむら「!」

QB『きゅぶっwwwwwwwwww』

ほむら「」ブチッ

 

  ガタァンッ!

ほむら『今すぐこの手でッ!この手で殺してあげるッ!!殺してやるぅぅぅ!!!』ジタバタ!

まどか『ほ、ほむらちゃん落ち着いて!』グイグイ!

さやか『ばかっ・・・!仁美とか迷子センターの人になんて説明すんのよ!』グイグイ!

杏子『お、おい!マズイぞ・・・!』オロオロ...

客(大勢)「ガヤガヤ・・・オゥ・・・ガヤガヤ・・・」ヒトダカリ

仁美「ど、どうされたんですの・・・?暁美さん・・・」

マミ「う、う~ん・・・喜びのダンスじゃないかしら?」ニガワライ...

スタッフA&B「」ポカーン...

仁美「ペラペラペラ・・・」

スタッフA&B「!」

マミ「あっ!し、志筑さん!今のはちが――」

スタッフB「オゥ!?アイガリィッ!ヘイ、キャシー!レッツダンス!」

スタッフA「イェア、ボビィ!レッツダァンス!」

マミ仁美「えっ」

 


スタッフA&B「イェェェェェェェアアアアアァァァァ!!」ズンズン!

まどほむさやあん「!?」ピタッ...

客(大勢)「!?・・・ガヤガヤ・・・ワッタ・・・ガヤガヤ・・・」

スタッフA「ヘェイ!レディスエンジェントルメン!?イッツクレイジーダンシンタァァイム!」フリフリ!

スタッフB「フア!ウェィブヨウハンズ!シェキバディエン!?」ジタバタ!

客「ハッハァ!スペシャルエンタテイメンツタァイム!?」

スタッフB「イェェア!カムオォン!ミスター!」

客「フア!ヒィウィゴー!!」ズンタッ!ズンタッ!

 

 

まどほむさやあん「」ポカーン…

スタッフA「ヘェイ!ドン、スタァップ!ユア、メインゲスト!」

ほむら「え・・・わ、私?」

スタッフA「イェス!イェス!エンジュー、エンヂュー?エンドユゥー♪」

まどさやあん「えっ」

スタッフA「カマァァァン!レッツエンジョォォォイ!」グイグイ!

ほむら「きゃあ!?」
まどか「ふわぁっ!?」

スタッフB「ヘイ!ガールズ!カモォォォォン!!」グイグイ!

さやか「うわぁっ!?」
杏子「おわっ!?」

  イェェェア!ピィィ~♪フゥゥゥゥゥ!ワァオ!ヒッハァ・・・

 

~~~~~~~~~~

スタッフA&B「バイ、バァァイ♪」ノシ

まどか「ウェヘヘ…」ノシ

まどか「・・・はうぅ」グッタリ...

ほむら「な・・・なんなのよ・・・」グッタリ...

さやか「み・・・水ぅ・・・」ゲッソリ...

マミ「ご、ごめんなさい!私が適当なことを言ったから・・・」

仁美「い、いえ!私があの二人に伝えなければ・・・」

杏子「もういいよ・・・それより腹へったぁ・・・」グッタリ...

QB『この地域の人間はとても陽気な性格のようだね』フムフム...

ほむさやあん『死ね!』

マミ「ふふ・・・じゃあ、どこかでお茶にしましょうか?」

仁美「お茶をするなら、フードコートがいいですわ」

 

 

杏子「それどこさ~?もう歩けねぇよ・・・」グッタリ...

仁美「少しばかり歩きますの・・・大丈夫ですか?」

さやか「大丈夫・・・行くよ、杏子」グイッ

杏子「ひぃ~・・・」ヘロヘロ...

ほむら「まどか・・・大丈夫・・・?」

まどか「うん・・・ほむらちゃんは・・・?」

ほむら「なんとか・・・」

QB『やれやれ、人間というのは実に非力だね。魔法の力無しじゃこの有様だよ』

ほむら『あなた・・・今に見ていなさい・・・志筑仁美のいないところで後悔させてあげる・・・』キッ...

 


~ フードコート近くのトイレ・・・ ~ 

男「ハァ・・・ハァ・・・!ウォェェッ!」ゲボッ!

男「ハァ・・・!シッ・・・アァ・・・!」ガタン!

男「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

男「――!?グゥッ・・・!!!ガァッ・・・」

清掃スタッフ「♪~」スタスタスタ...

清掃スタッフ「・・・!?」ピタッ!

男「・・・」グッタリ...

清掃スタッフ「へ、ヘイ?ミスター?ワッツウロング?ア、アーユーフィーリングスソゥバッド・・・?」

男「キヒ・・・キヒヒヒヒ・・・!」ユラー…

清掃スタッフ「オゥ・・・ゴッド・・・!」

男「キシャアアアアアア!」


  ――――アアアアァァァッ!アアアアアアァァァァァ!アアアアアアァァァァ・・・・・――――

 


   ~ フードコート ~

まどか「ズズズズッ・・・」

まどか「ぷはぁ~♪」

さやか「生き返るわ~♪」

ほむら「ズズズズズズズズズズズッ・・・」

マミ「ふふっ」ニコッ
仁美「・・・」ニッコリ...

さやか「・・・にしても、」チラッ...

杏子「ハグッ!ガツッ!うめっ!」モグモグパクパク!

さやか「あんた、よくそんなに食べれるわね」

杏子「腹が減ってりゃんぐっ・・・食えんに決まってんだろ!」ガツガツモリモリ...

QB『ねぇ、ちょっと近くを見てきてもいいかな?』

マミ『あら、迷子にはならないでよ?』

ほむら「・・・」ピクッ!

QB『わかってるさ』スタスタスタ...

 


ほむら『・・・巴マミ、』

マミ『えっ』

ほむら『今のは・・・』

マミ『ああっ!?ご、ごめんなさい・・・そんなつもりはなかったの!』オロオロ...

杏子『つーか、あんたは自業自得でしょ?いつまでも引きずってショボクレてんじゃねーぞ、ボンクラ』

ほむら「・・・」ショボーン...


   ―――キャァァァァァァァァァァァァァッ!!!?―――


まどさやほむあんマミ仁美「!?」

 

 


ゾンビ「キヘッ・・・キヘへ・・・・」

ゾンビ「ガブッ!ガブッ!ガブッ!」
死体「」

さやか「な・・・なによ・・・アレ・・・」

死体「・・・」ムクッ...

まどか「・・・!」

ゾンビ「アァァァァァ・・・」

   ワァー!キャァー!オゥマイゴッド!アアアー!ノォー!バタバタバタ!ガシャァァン!

ほむら「・・・!?」

杏子「お、おい!なんだよアレ!」

まどか「あ・・・ああ・・・」ガクガク...

マミ「と、ともかく!私たちも逃げましょう!くれぐれも落ち着いて!」

まどか「は・・・はいぃ・・・」ガタガタ...

仁美「き、緊急時の避難所があります!そこへ参りましょう!」

 


さやか「ちょっと待ってよ!それじゃ他の人たちはどうなるの!?」

杏子「そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!バカ!」

さやか「だってあそこッ!!」

まどほむあんマミ仁美「!!」

子供「アアアァァァー!マミィィィ!」

ゾンビ「キシャァァァ・・・」ユラー...

杏子「チイッ!!」シュルルルル...シャキーン☆

まどか「杏子ちゃん!?」

杏子「なんなんだよ!?テメェは!!」ブンッ!ヒュゥン!

ゾンビ「グァァァァァーッ!」ブシャァッ!
ゾンビ「ギャアアアァァァ!」ブシュゥゥゥ!

杏子「うっ・・・ひでぇ・・・」ゾクッ...

子供「ビエェェェン!」

杏子「ふぅ・・・へへっ、もう大丈夫だよ。ほら、こっちに来な」ニコッ...

死体「・・・」ムクッ...

 


まどか「杏子ちゃん!!!」

さやか「杏子、うしろ!!!」

ゾンビ「キシャァァァァァ!」

杏子「!?」

ほむら「!」シュルルルル...シャキーン☆
マミ「!」シュルルルル...シャキーン☆

ゾンビ「ガブッ!」ブシャッ!

杏子「うあああぁぁぁっ!!!?」ジタバタ!

マミ「遅かった・・・!?」ドキュゥン!

ゾンビ「ガハァッ!」ビシィッ!

ゾンビ「アアアアァァァァ!」

ほむら「ちっ・・・!」バァン!

ゾンビ「クァッ!」ビシッ!

杏子「あああ・・・クソッ・・・!野郎・・・噛みやがった・・・ッ!」

ほむら「つかまって。肩を貸すわ・・・」スッ...

杏子「くぅっ・・・」ズキズキ...

 

 

仁美「あ・・・あの・・・み、皆さんその格好は・・・?」オロオロ...

マミ「ごめんなさい・・・志筑さんには、後でちゃんと説明するから」シュゥン...☆

ほむら「・・・」シュゥン...☆
杏子「くっ・・・う~っ・・・」シュゥン...☆

まどか「き、杏子ちゃん・・・大丈夫?」

杏子「っ・・・」ズキズキ...

まどか「酷い・・・血が・・・」

マミ「見せて」

マミ「・・・」フッ...ポワーン...

杏子「・・・」

マミ「・・・どう、佐倉さん?」

杏子「痛みは・・・引いた・・・」

ほむら「気分が悪いの?」

杏子「少し・・・な・・・」グッタリ...

マミ「顔色が悪いものね・・・避難所に行ったら横になるといいわ」

まどか「杏子ちゃん・・・」

 


さやか「あっ・・・さっきの男の子は?」チラッ.

ゾンビ「キシャァァァァッ!」ガブッ!

子供「アアアアァァァ!?ノゥッ!!ヘルプ・・・ギャァァァァ!ザッ...ファァァ!!!」バタバタ!

まどほむさやあんマミ仁美「!!!」

まどか「あ・・・あぁ・・・!」ガクガク...

さやか「そんな・・・」

ゾンビ「ムシャムシャムシャ!」
子供「」

マミ「っ・・・!」ソラシ...

ほむら「・・・」ツムリ...

杏子「っざけんなよ・・・!」

ほむら「・・・!」

杏子「畜生ッ!!そこを動くなウスノロ!!!あたしがぶっ殺してやる!!!!」ジャキンッ!!

 

 


ほむら「杏子!やめなさい!今の状況では私たちが圧倒的に不利よ!」グイッ!

杏子「離せほむらッ!!離せぇぇぇぇぇぇッ!!!!!」ジタバタ!

マミ「離しちゃダメよ!暁美さん!」ギュゥゥゥ!

ほむら「わかってる!」グイーッ!

ゾンビ「グゥゥゥゥ・・・」ユラー...

まどか「き・・来たよ!」ジリッ...

さやか「!」

【スポーツ用品店の袋に入ったバット】

さやか「・・・」ガサガサ...

まどか「ふぇ・・・さ、さやかちゃん・・・?」

ゾンビ「キシャァァァァァ!」

さやか「でぇぇぇぇぇい!!」ブンッ!

ゾンビ「アガァッ!?」バコンッ!

 

 


さやか「はぁ・・・はぁ・・・」

ゾンビ「」

まどか「さ・・・さやかちゃんすごい・・・!」

さやか「あ、あたしだって!魔法少女じゃなくてもやればできんのよ!」

マミ「美樹さん・・・頼りになるわ・・・」

さやか「はぁ・・・はぁ・・・ふふんww」ニヤッ

杏子「ちくしょう・・・なんで・・・」ウルッ...

ほむら「・・・行きましょう。自分の身のことも考えなさい」

杏子「ううっ・・・」

ゾンビの群れ「アアアアァァァァァァァ!」ワラワラ...

さやか「うわぁ!?い、いっぱい来たぁ!」

マミ「志筑さん!避難所まで案内して!」

仁美「え、ええ!こっちですわ!」

 

 

  ~ 避難所入り口 ~

仁美「どうしましょう・・・ドアが閉まっていますの・・・!」

さやか「ど・・・どういうことよ?これじゃ入れないじゃない!」

仁美「きっと私たちよりも先に避難した方たちが・・・」

マミ「別の入り口は?」

仁美「いいえ・・・あったとしても私は存じ上げておりませんわ・・・」

杏子「へぇ・・・へぇ・・・」グッタリ...

ほむら「これ以上は杏子の体力が持たない・・・」

まどか「杏子ちゃん・・・頑張って・・・」サスリ...

杏子「へぇ・・・へぇ・・・」グッタリ...

マミ「・・・中との連絡手段はないの?」

仁美「ああ!そうですわ!壁にインターフォンがありますの!」タッタッタッ..

 

 

   ビーッ!

仁美「・・・」

まどほむさやあんマミ「・・・」

IP《…フゥーザ、ヘルアーユー?》.

仁美「ぺラ・・・ペラペラ・・・」

IP《…》

   ガシャン!ガラガラガラ・・・

仁美「!」

まどか「ふぁっ!」

さやか「あ・・・開いた!」

杏子「へぇ・・・へぇ・・・」

ほむら「・・・」

マミ「・・・入りましょう」

 

 
   ~ セーフハウス ~

杏子「・・・」グッタリ...

ほむら「杏子・・・?」

杏子「少し・・・意識が遠くなってきた・・・」

さやか「ちょっと!?し、しっかりしなさいよね!」

杏子「へへ・・・さやかの声・・・ちょーうぜぇ・・・」ニヤ...

警備員「・・・」ズイッ…

まどか「ふぁ・・・」ビクッ...

仁美「ここの管理主任の方ですわ・・・」

 


警備員「・・・」ジロッ...

杏子「・・・」グッタリ...

警備員「シーワズバイテッド、ハン?」キッ

マミ「し、志筑さん・・・」

仁美「か・・・噛まれたのか?と・・・」

ほむら「・・・」ギュッ...

杏子「くっ・・・」ギュゥッ...

さやか「噛まれたら・・・なんなのよ?」

警備員「・・・」ジロッ...

さやか「・・・」キッ...

 

 

警備員「・・・フン、」

さやか「・・・!」

警備員「ペラペラペラペラ・・・」

さやか「な・・・なによ・・・?」

仁美「ゾ、ゾンビに噛まれた者を中に入れることはできない・・・」

ほむら「ゾンビ・・・」

警備員「ペラペラペラ!」

仁美「な、中に入りたいのなら・・・そっ、それを・・・外に・・・放り出せ・・・!?」

さやか「はぁ!?ふざけんじゃないわよ!そんなことできるわけないでしょ!?」

警備員「・・・」スチャッ!

さやか「わわっ・・・!?」ビクッ!

ほむマミ「!」ジリッ..

まどか「さ、さやかちゃん!」

 


警備員「・・・ペラペラペラ」

仁美「嫌なら全員出て行け・・・と・・・」

さやか「っう・・・!」ワナワナ...

警備員「・・・」

杏子「・・・おい?」

まどさやほむマミ仁美「!」

杏子「いいよ・・・あたしは外に放り出してくれよ・・・」

まどか「き、杏子ちゃん・・・!?」

杏子「ふっ・・・あたしが油断したのが悪かったんだ・・・今日のほむらじゃないけど、自業自得だよ・・・情けねぇ・・・人に言っておいてさ・・・」

ほむら「杏子・・・」

杏子「今のあたしはただの邪魔なお荷物さ・・・みんなに迷惑かけたかねぇよ・・・」

  ―――パシッ!

 

 

 

 

杏子「っ・・・!?」

さやか「バカ・・・ふざけないでよ・・・誰がそんなことできるっていうのよっ・・・」ワナワナ...

杏子「さやか・・・」

マミ「佐倉さん・・・誰もあなたのこと邪魔だなんて思ってないわ」

杏子「マミ・・・」

まどか「そうだよ・・・杏子ちゃんは私たちの大切な友達だもん・・・見捨てるなんて・・・できないよっ・・・」ウルウル...

杏子「まどか・・・」

ほむら「・・・杏子」

杏子「・・・」

ほむら「ここまであなたを運んできた私の努力を無駄にするつもり?離さないわ・・・」ギュゥ...

杏子「ほむらぁ・・・」ウルッ...

 

 

さやか「・・・あんたさ・・・死にたいの?」

杏子「ん・・・んなわけ!ねぇだろ・・・」

杏子「あたしだって・・・みんなと一緒にいたい・・・」ポロッ...

ほむら「じゃあいればいい・・・」ギュッ...

杏子「っ・・・バカ野郎・・・」ギュゥッ...

まどか「・・・」ニコッ
マミ「ふふ・・・」ニコッ...

仁美「うっ・・・感動ですのっ!」ウルウル...

警備員「ハァ・・・」イライラ...

さやか「・・・ねぇ、教えてよ」

警備員「?」

さやか「あいつらに噛まれたらどうなるのよ・・・?」

警備員「・・・」ジロッ

仁美「ペラペラペラ・・・?」

警備員「・・・スーン、シイルビィカムア”ゾンビィ”」

 


仁美「・・・!」ゾクッ...

さやか「な・・・なによ・・・ゾンビがなんだって・・・?」

マミ「ゾ・・・ゾンビになる・・・ですって・・・!?」

まどほむさや「!?」
杏子「・・・」

警備員「ペラペラペラ・・・」

仁美「・・・だから中に入れるわけにはいかない・・・と・・・」

まどか「そ・・・そんな・・・」

さやか「き、杏子も・・・あいつらと一緒になるって言うの?」

杏子「へっ・・・なんとなくそんな予感はしてたんだよねぇ・・・」

ほむら「・・・猶予はあるの?」

仁美「ペラペラ・・・?」

警備員「アデイ。トウェニィフォー」

ほむら「24時間・・・?」

 

 

マミ「止める方法はないの?佐倉さんがあの人たちのようになる前に・・・」

仁美「ペラペラペラ・・・?」

警備員「・・・」

男「ザ・ゾンブレックス、」

まどほむさやあんマミ仁美「!」

警備員「チッ・・・ユゥアゲイン・・・」ジロッ...

男「ペラペラペラ・・・」

警備員「ペラペラペラ!」ガミガミ!

まどか「あの人は・・・?」

さやか「さぁ・・・?」

警備員「ハァ・・・ペラペラペラ」アキレ...

男「フン・・・サンクス」

 

 

警備員「ハン・・・」スタスタスタ...

まどほむさやあんマミ仁美「!」

さやか「い、行っちゃったよ?アイツ・・・」

男「ペラペラペラ」

仁美「まぁ!ペラペラペラ?」

男「・・・」コクッ

仁美「み、みなさん!この方がお薬を分けてくださるそうですわ!」

マミ「まぁ!薬があったのね!」

まどか「よ、よかったね!杏子ちゃん!」

杏子「・・・」

まどか「ふぇ・・・」

杏子『なぁ・・・ほむら?』チラッ

 

 


ほむら『なに?』チラッ

杏子『妙な話だと思わないかい?なんで薬なんかあるんだよ・・・』

マミ『・・・今はあなたの治療が先。それは後で考えましょう』

杏子「・・・」

ほむら「・・・」

マミ「・・・」

まどか「・・・?」

さやか「で・・・入ってもいいの?」

仁美「ええ、主任の方は佐倉さんを治療することを条件に入れてくださるそうで」ニコッ

マミ「ふふっ、センキューベリーマッチ♪」ニコッ

男「フン・・・ノープロブレム・・・」

 


   ~ セーフハウス内部 ~

杏子「・・・」グッタリ...

まどか「杏子ちゃん・・・」

マミ「大丈夫・・・今は眠っているわ・・・」

さやか「あの人は?」

ほむら「薬を取りに行ったんじゃないかしら」ファサッ...

  ガチャッ・・・バタン、

男「・・・」ショボーン...

まどか「・・・?」

男「アイムソーリィ・・・」

仁美「えっ?」

 

 

男「ペラペラペラ・・・」

仁美「ええっ!?ペラペラペラ・・・?」

さやか「な、なに・・・?」

男「ペラペラペラ・・・」

仁美「お、お薬・・・本当は持っていないって!」

まどさやマミ「ええっ!?」

ほむら「・・・なぜ嘘を?」

マミ「私たちを中に入れてくれるためによ。きっと・・・」

まどか「でも・・・これじゃあ杏子ちゃんが・・・」

男「ペラペラペラ・・・」

仁美「この方もお嬢さんのお薬が必要なそうで・・・今から探しに行くそうですわ・・・」

さやか「え?そこらへんにある物なの・・・?」

男「・・・」スタスタスタ...

  ガチャッ・・・バタン、

 


まどか「・・・」

ほむら「・・・」

さやか「・・・」

杏子「・・・」グッタリ...

仁美「あの・・・ところで・・・さきほどの・・・」

マミ「あ・・・ああ・・・アレ・・・ね・・・」コマリ...

仁美「いえ・・・やっぱりお伺いしないことにいたしましたの・・・ただでさえも頭がいっぱいで・・・」

マミ「そう・・・そうよね・・・ごめんなさい・・・」

仁美「いえ、私のほうこそごめんなさい・・・少し別室で休ませていただきますの・・・」フラフラ...

まどか「ふぁ・・・ひ、仁美ちゃん?ついてかなくて大丈夫?」

仁美「ご心配なく・・・少し休んだら戻ってまいりますわ。用がありましたらひとつ下層のお部屋まで・・・」

  ガチャッ・・・バタン、

 


まどか「・・・」

さやか「ねぇ・・・まどか・・・」

まどか「うん・・・」

さやか「あの人・・・薬、持ってきてくれるかな・・・?」

まどか「・・・」

ほむら「・・・薬だけじゃないわ。ここに立て篭もるとなれば、食べ物や水も必要よ」

マミ「備蓄はあるのでしょうけど・・・いつ救助が来るのか、まだわからないものね・・・」

さやか「・・・」

杏子「・・・」グッタリ...

さやか「・・・ハッ!?」ガタッ!

 


ほむマミ「!」

まどか「さ、さやかちゃん・・・?」

さやか「薬を探しにいけるってことは・・・どこかに別の出入り口があるってことだよね?」

マミ「美樹さん・・・?あなたまさか・・・」

さやか「だって・・・もしこのまま薬が手に入らなかったら・・・杏子が死んじゃうんだよ?」

マミ「ダメ。危険よ」

さやか「マミさんはいいの?このまま杏子のこと見殺しにするの!?」

マミ「美樹さん!」

さやか「・・・」

マミ「もう少し自分のことも考えなさい。もし、あなたも噛まれたりしたら・・・どうなるの?」

さやか「っ・・・」

まどか「さやかちゃん・・・」

ほむら「余計に薬が必要になって・・・足手まといになるだけ・・・」

ほむら「・・・でも、」

まどさやマミ「!」

 

 


ほむら「いずれここにもあの怪物たちが来ないとは限らない。私や巴マミはともかく、まどかや美樹さやかも護身用の武器は持っておくべき」

マミ「それなら心配ないわ。もし何かあったら、私が鹿目さんと美樹さんを守るもの」

ほむら「言い切れるの?相手は魔女や使い魔じゃない、一度噛まれたらそれまでの相手よ。しかも数え切れないほど大勢・・・」

マミ「・・・」

ほむら「本当なら私の武器を分ければいいのだけれど・・・旅行には必要ないと思ってピストル一丁以外は置いてきてしまったから・・・」

まどか「ほむらちゃんの・・・えっと・・・四次元ポケット?」

ほむら「あれにたくさん物を入れておくと不思議と肩がこるの」

さやか「あたしはとりあえず大丈夫だよ。バット、拾ったから」

ほむら「あなたは飛び道具よりもそういう物のほうがいいわ。まどかは私が何か探してくる」

まどか「そんな・・・戦わなきゃいけないの・・・?」

ほむら「積極的に戦う必要はないわ。身の危険を感じたときだけよ」

まどか「でも・・・相手はもともと人間なんだよ?」

 

 


ほむら「・・・」

まどか「友達とか、家族とか・・・みんなで一緒に遊びに来て・・・さっきまで私たちと同じだったんだよ?」

まどか「そんな人たちのこと傷つけるなんて・・・できないよ・・・」

ほむら「大丈夫・・・できる限りは私と巴マミがあなたたちを守るから」

まどか「・・・ほむらちゃんは平気なんだね・・・」

ほむら「・・・」ムッ...

マミ「暁美さん・・・」

ほむら「・・・」

マミ「・・・私も行くわ。二人の方がより安全だから」

ほむら「ええ・・・ありがとう」

さやか「ち、ちょっと待ちなさいよ!」

 

 

 

さやか「あたしも行く!あんたやマミさんみたいには戦えないけど、薬を探すぐらい!」

マミ「美樹さんはここにいて。鹿目さんや佐倉さんのことをお願い」

さやか「でも・・・!」

まどか「さやかちゃん・・・二人に任せよう・・・危ないよ・・・」

さやか「っ・・・」ギッ...

ほむら「美樹さやか、これを・・・」スッ...

さやか「なによ・・・これ・・・」

ほむら「トランシーバー。無線機よ。その机の上に置いてあったの。外国の仕様だからかなり遠くまで通じるはず」

ほむら「何かあったら連絡して。こちらからも何かあったら連絡する」

さやか「わかった・・・」

ほむら「使い方、わかる?」

さやか「うん・・・なんとなく・・・」

マミ「・・・じゃあ、行って来るわね」ニコッ

 

 


まどか「・・・マ、マミさん!ほむらちゃん!」ガタッ!

ほむマミ「!」

まどか「気をつけてね!ぜ、絶対・・・帰ってきてね!」

ほむら「うん・・・大丈夫」

マミ「うふふ、どんなに遅くても、3時までにはケーキと紅茶を見つけて暁美さんと一緒に戻ってくるわ♪」ニコッ

ほむら「構わないけど、くれぐれも本来の目的を忘れないで頂戴」

マミ「はいはい♪」

  ガチャッ・・・バタン、

まどさや「・・・」

 


マミ「さてと・・・まずはどこかここからこっそり抜け出す出口を探さないとね」

ほむら「考えられるとしたら・・・普通は使わないような場所ね」

マミ「窓・・・とか?」

ほむら「ここは地下よ。窓はない」

マミ「そうか・・・う~ん・・・」

ほむら「・・・」ウエミアゲ...

ほむら「!」

【通風ダクト】

ほむら「見つけたかもしれない・・・」

マミ「えっ?」

 


ほむら「・・・」スタスタスタ...

マミ「あ、暁美さん・・・待って・・・」タッタッタッ...

ほむら「・・・!」スタッ...

マミ「あっ!?」

【点検用ハッチ】

マミ「す、すごいわ!暁美さん!」キラキラ

ほむら「・・・」ファサッ...

マミ「なんだかスパイ映画みたいで、ちょっとだけワクワクするわね!」キラキラ

ほむら「・・・行きましょう」

マミ「ええ!」

   ガゴンッ・・・バタンッ・・・

 


ほむら「・・・」ズイズイ...

マミ「ケホッ!ほこりっぼいわ゛ね・・・」ズイズイ...

ほむら「換気口だもの。少し我慢しなさい」

マミ「私、昔アレルギー体質だったのよ・・・ズズズッ!」

ほむら「なら、今は関係ないでしょう。少し黙って」

マミ「もう・・・暁美さんって冷たいのね」

ほむら「ハクシュンッ!?」

マミ「!」

ほむら「は・・・はだみづが・・・!」オロオロ...

マミ「ふふっ、はい!ティッシュ♪」スッ...

ほむら「ありがとう・・・フンッ!グシュシュシュッ!」

 

 


~ ロイヤルフラッシュプラザ 機械室 ~

   ガゴンッ・・・バタンッ・・・

ほむら「・・・」スタッ...

マミ「・・・」ジリッ...

ほむら「ここに奴らはいないようね」

マミ「ええ・・・でも油断しないで」

ほむら「わかってる」シュルルルル...シャキーン☆

マミ「せいっ!」シュルルルル...シャキーン☆

マミ「・・・ねぇ?」

ほむら「何?」

マミ「さっきの話・・・薬についてだけど・・・」

ほむら「・・・」

 

マミ「暁美さん、今までにゾンビ病なんて聞いたことある・・・?」

ほむら「いいえ・・・答えるまでもないわ」

マミ「ゾンビ病が未知の病だとしたら・・・なぜ薬が・・・」

ほむら「・・・未知の病ではないから?」

マミ「えぇ・・・?でも・・・そんなことは・・・」

ほむら「

 

 

 

 

 

 

 


ほむら「薬のありそうな場所・・・どこかしら・・・」

マミ「薬といえば薬局よね」

ほむら「これだけ広い施設なら入ってそうね。探しましょう」

マミ「ええ」

((ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪))

ほむマミ「!」

まどか《も、もしもし・・・?》

ほむら「まどか?どうしたの?」

まどか《あ、ほむらちゃん!あのね、さやかちゃんが部屋で、ここの地図が書いてあるパンフレット見つけたの》

まどか《だから迷ったときとか、行きたいトコとかあったら言ってほしいなって!》

ほむら「そう、助かるわ。じゃあ、早速だけどお願いしてもいいかしら?」

まどか《う、うん!ちゃんと案内できるかなぁ・・・》

 

 

ほむら「薬局はないかしら?ドラッグストアとか」

まどか《待って・・・英語だから、ちょっと見つけるのに時間かかるかも・・・》

ほむら「大丈夫よ。落ち着いて探して」

まどか《さやかちゃん見つけた?うん・・・私もまだ・・・》

ほむら「・・・」

マミ「鹿目さん、字がわかりにくかったらマークで探したらどう?」

まどか《ふぇ・・・マークですか・・・?》

マミ「ほら、カプセル薬のマークとか病院の赤十字とか・・・」

まどか《おお!さすがマミさん!さやかちゃん、マークで探してみよう!》

まどか《あった!これそうだよね!?えっ?医務室・・・うぅ・・・》

ほむマミ「・・・」ニガワライ...

まどか《あっ!今度はホントにありました!カプセルマークのお店です!》

ほむら「どのあたり?」

まどか《えっとね、ロイヤルフレッシュ・・・じ、じゃなくて!ロイヤルフラッシュプラザの~・・・右のほう・・・かな?》

ほむら「右・・・?」

 

 

 

まどか《直接、建物の外に出られるドアがある近くなんだよね・・・あと階段もあって・・・》

ほむら「うん・・・なんとなくわかったわ」

まどか《ウェヘヘ…ごめんね、ほむらちゃん・・・》

ほむら「いいえ、ありがとう。バッテリーが減るから切るわね」

まどか《あっ、うん。気をつけてね・・・?》

ほむら「ええ・・・」ピッ...

マミ「ふふっ・・・かわいいけど、ちょっと頼りない道案内さんね」

ほむら「かわいいだけで十分よ」ホムッ!

マミ「うふふ♪」ニコッ

ほむら「・・・///」ホクホク...

 

 

  スタスタスタ・・・

マミ「ドアね・・・」スタッ...

ほむら「ええ・・・」ジリッ...

マミ「・・・開けるわよ。いい?」

ほむら「・・・」コクッ...

  ガチャッ・・・

ゾンビ「アァァァァ・・・」

ゾンビ「ウゥゥゥ・・・」

ほむマミ「・・・!」

マミ「ひっ、酷い・・・!こんなことって・・・」ゾクッ...

ゾンビ「アァァ~・・・」ヨロヨロ...

ほむら「・・・近寄らない限り、動きは鈍そうね」

マミ「え、ええ・・・密集地帯は避けて移動しましょう・・・」

 

 


【RoyalFlushPlaza】

マミ「ここ・・・鹿目さんの言っていたセクターなのね」

ほむら「そのようね。少しだけ楽ができたわ」ファサッ...

マミ「でも、右には建物の中に続いたドアがあるわね・・・」

ほむら「ということは、まどかの地図からみた右は私たちの左・・・?」

マミ「うん、なんとなくわかってきたわね♪」ニコッ

ほむら「巴マミ!!」

ゾンビ「キシャアアアアアァァァァ!!」

マミ「!」スチャッ!ドキュウン!

ゾンビ「ヒギィッ!?」ビシッ!

ほむら「油断しないで」

マミ「う、うん・・・」ゾクッ...

ゾンビ「」

 

 

~~~~~~~~~

マミ「・・・あっ!」

【階段】

ほむら「むっ!」

【外への出入り口】

マミ「あったわね。玄関と階段・・・」

ほむら「ええ、目的の店はこの近くにあるはずよ」

マミ「あっ、あれじゃない?」

【Roy's Mart】

ほむら「・・・見た感じがツ○ハに似ているものね。行きましょう」

マミ「中に誰かいるかもしれないわね。店員さんがいたら薬を探してもらえるかも」

ほむら「英語・・・私は話せないわよ・・・?」

マミ「な、なんとかなるわよ・・・ん、ジェスチャーとかでっ!」

 

 

 

  ~ ドラッグストア ~

   キィィィィィ・・・パタンッ・・・

ほむら「・・・」

マミ「ハ・・・ハロ~・・・?」

  シーン・・・

マミ「だれもいないみたいね・・・」

ほむら「ええ・・・妙に店内が荒れているけど・・・」

マミ「”外の人たち”かしら・・・?」

ほむら「奴らはドアがあるから中に入れなかったみたいよ。だからおそらく、これは人間の仕業・・・」

マミ「つまり火事場泥棒?卑劣ね」スタスタ...ゴスッ!

マミ「きゃっ!?」ズテーン!

ほむら「・・・なにをしているの?」

マミ「あいたた・・・な、何かにつまづいたの――」

【死体x3】

マミ「ひっ!?」ビクッ!

 

 

 

ほむら「・・・!」ビクッ!

マミ「ひ、人が・・・死んでる・・・!」

ほむら「酷い傷・・・鈍器か何かで殴打されたのかしら・・・」

マミ「ううっ・・・あまり見たくないわ・・・」

ほむら「きっと店内を荒らしたのはこいつらよ。格好がいかにも泥棒だもの」

マミ「返り討ちにあったのかしら・・・なら、きっと天罰が下ったのね!」

マミ「・・・ん?」

ほむら「どうしたの?」

マミ「これ・・・何かしら・・・?」

ほむら「?」

【ZOMBREX】

マミ「ぞ・・・ぞむぶれっくす・・・?」

 

 


ほむら「中身は?」

マミ「ん~・・・わっ!?ち、注射器かしら・・・?」

ほむら「ぞむぶれっくす・・・」

ほむら「!」

≪男「ザ・ゾンブレックス、」≫

ほむら「それだ!ゾンブレックスよ!巴マミ!」

マミ「ふぇ?」

ほむら「あの男が言っていたわ!きっと薬の名前のことよ!」

マミ「ほ、本当!?じゃあこれで佐倉さんは・・・!」

ほむら「ええ、多分・・・帰ったら志筑仁美に説明書を読んでもらいましょう」

マミ「ええ、念のためね」ニコッ

マミ「・・・あれっ?」

 

 


ほむら「?」

マミ「これって・・・」

【死体の鞄からはみ出たZOMBREX】

マミ「も、もうひとつ見つけたけど・・・」

ほむら「持って行きましょう。まだ必要になるかもしれない」

マミ「そうね・・・」ヒロイ...

ほむら「あなたはもうゾンブレックスがないか探してみて。私は少し食料を探してみる」

マミ「ねぇ、お代は・・・?」

ほむら「・・・今は仕方がないわ」

マミ「そうね・・・」

 

 

  ~ セーフハウス ~

まどか「ねぇ・・・さやかちゃん・・・」

さやか「うん・・・」

まどか「みんなで日本・・・帰れるよね・・・?」

さやか「・・・多分」

まどか「・・・」

杏子「うぅ・・・」モゾモゾ...

まどさや「!」

 


まどか「き、杏子ちゃん・・・?」

杏子「うぅ・・・まどか・・・」

さやか「ち、ちょっとあんた・・・大丈夫なの・・・?」

杏子「大丈夫・・・?なわけ・・・ねぇだろ・・・バカ・・・」グッタリ...

まどか「苦しいの・・・?」

杏子「うぅ・・・」コクッ...

さやか「が、頑張んなさい!もう少ししたらマミさんたちが薬持ってきてくれるから!」

杏子「マミ・・・?」キョロキョロ...

杏子「ほむらは・・・?」

まどか「ほむらちゃんとマミさんはお薬探しに行ってくれたよ」

杏子「ふっ・・・バカかよ・・・あたしなんかの・・・ために・・・」ニヤッ..

 

 

   ガチャッ!

まどさや「!」

マミ「お待たせ!」

ほむら「杏子は?」

まどか「お、おかえりなさい!今、目が覚めたよ・・・苦しいみたい・・・」

杏子「ぅぅ・・・」グッタリ...

さやか「薬は!?」

マミ「大丈夫、ちゃんと見つけてきたわ」ニコッ

ほむら「まどか、志筑仁美を呼んできて。薬の説明書を読んでもらう」

まどか「う、うん!」ダッ!

 


~~~~~~~~~~

仁美「・・・」

ほむら「・・・どう?使って大丈夫?」

仁美「ええ・・・問題はないと思いますが・・・」

仁美「ただ・・・」

マミ「ただ?」

仁美「効果の持続が24時間と書いてありますの・・・」

まどか「えっ・・・」

さやか「なにそれ・・・どういう意味よ・・・?」

ほむら「完全には直らないということ・・・?」

仁美「おそらくは・・・」

 

 

杏子「ふぅん・・・」

まどか「杏子ちゃん・・・」

ほむら「いずれにせよ・・・まずは杏子が発症する前に打たないと・・・」

杏子「げぇ・・・注射かよ・・・」

ほむら「我慢して。マニュアルどおり、首筋の静脈に注射するわよ」

杏子「ふぇぇ・・・勘弁してくれよぉ・・・あたし、注射嫌いなんだよぉ・・・」ウルウル...

ほむら「・・・やるわ」

   ブスッ!シュゥゥゥゥ・・・

杏子「いぃっ!?つぅぅぅぅぅ・・・」ポロポロ...

ほむら「終わったわ・・・」

杏子「痛い・・・下手くそ・・・」グスッ...

さやか「き、気分はどうよ?」

杏子「・・・うん」

杏子「おお・・・」

 

 

杏子「だいぶ楽になった気がする・・・」

マミ「効くのが早い薬なのね」

まどか「よかったぁ~・・・」ホッ...

さやか「でも・・・24時間したらまた・・・」

杏子「・・・」

ほむら「・・・心配ないわ」ゴソゴソ...

まどさやあん仁美「?」

ほむら「ふんっ・・・ほむっ!」ドスッ!

まどか「ふぁ!?」

【ZOMBREX(箱)】

マミ「箱で見つけてきちゃった」テヘッ☆

 

 

   ガチャッ・・・

まどほむさやあんマミ仁美「!」

男「・・・」スタスタスタ...

男「テイクディス・・・」スッ...

まどか「ふぇ・・・」モライ...

【ZOMBREX】

まどか「あぁ~・・・えっと・・・こ、これ!その・・・たくさんあって・・・」モジモジ...

男「?」

仁美「ペラペラペラ・・・」

男「ホワット!?」チラッ

【ZOMBREX(箱)】

男「ホーリィwwwシィット・・・」

 

 


まどか「だ、だから!その・・・これ・・・返しますね?」スッ...

男「・・・」テイク...

まどか「え、えっと・・・せ、せんきゅー・・・かな?」

男「オゥケイ」ニヤッ

まどか「ふぁ・・・ウェヘヘ…///」

マミ「娘さん、いらっしゃるのよね?少し分けてあげてあげましょう」

ほむら「そうね。杏子だけなら数ヶ月分あるわ」

仁美「ペラペラペラ・・・」

男「オゥ・・・リアリィ・・・?」

マミ「はい、両手に持てるだけどうぞ♪」ドサッ!

男「オゥプス!?ハッハ・・・センキュー・・・センキューソーマッチ・・・」ニコッ

 

 

男「・・・マイネームイズ、チャック・グリーン。ペラペラペラ・・・」

マミ「チャックさん・・・?」

仁美「今日のこの恩はずっと忘れない・・・本当にありがとう、かわいいお嬢さんたち・・・まぁ///」

さやか「ふんwww調子のいいおっさんねwww」

仁美「ペラペラ・・・」

さやか「ああっ!?い、今のは伝えなくていいって!」

チャック「フフン・・・ソーリィ、」ニヤッ

さやか「い、いやぁ!こちらこそアイムソーリーヒゲソーリー!///」ペコッ!ペコッ!

チャック「・・・!」チラッ...

チャック「ペラペラペラ・・・」

仁美「あら、お嬢さんにお薬をあげなければいけない時間だそうですの・・・」

マミ「どうぞ、行ってあげてください」ニコッ

チャック「エクスキューズミー・・・」スタスタ...

   バタンッ・・・

 

 

まどか「ちゃんと杏子ちゃんの分も持ってきてくれたね」

さやか「最初はちょっと疑っちゃったけどさ・・・いい人じゃん・・・」

ほむら「杏子、具合はどう?」

杏子「うん、もしかして歩けるかも・・・」ムクッ...

仁美「む、無理なさらないで・・・」

杏子「あっ・・・」フラッ...

さやか「ちょっ!?とぉ!」ガシッ!

杏子「うぅ・・・」グッタリ...

さやか「バカっ、無理するからよ・・・」

杏子「さ、さやかぁ・・・」グッタリ...

さやか「えっ・・・」

杏子「腹・・・減った・・・」グゥ~

 


さやか「うぇ、腹って・・・び、びっくりさせるんじゃないわよ!もう!」

ほむら「食料も少しだけ見つけてきたわ」ゴソゴソ...

杏子「本当か!?」

ほむら「はい、今はこれだけにして」スッ...

杏子「キ、キャンディー・・・?うんまい棒より少ねぇぞコレ・・・」

ほむら「基本的に食料はここの配給を利用する。これはあくまで非常用よ」

杏子「もう非常だろ~・・・これじゃ非情だろ~・・・」ガックシ..

さやか「あんた、やっぱり注射打たないで放っておいたほうが良かったわ・・・」ジトー...

まどか「さ、さやかちゃん言いすぎ・・・」

マミ「ふふっ、でも足りていないものが多いのは確か・・・また後で探しに行くつもりよ」

まどか「ふぇ・・・また行くんですか・・・?」

 


ほむら「薬と若干の食料は確保できたけれど・・・武器や道具がまだよ」

まどか「武器なんていらない・・・ここにいれば安全だよ・・・」

ほむら「今は、ね・・・」

まどか「うぅ・・・」ショボーン...

さやか「ねぇ・・・外・・・どんなカンジだった・・・?」

マミ「酷い・・・としか言いようがないわね・・・大勢の人たちがあんな姿になって・・・」

仁美「避難所にいる方たちは皆・・・”ゾンビ”と、おっしゃられていますの・・・」

まどか「ゾンビって・・・ゾンビ・・・だよね・・・」

さやか「映画とかゲームに出てくるみたいな・・・?」

マミ「死してなおこの世をさまよい続け、安らかな眠りを許されない・・・生きる屍(アンデッド)ね」

ほむら「・・・」

杏子「へへっ・・・」ニヤッ...

まどほむさやマミ仁美「!」

 

 


まどか「杏子ちゃん・・?」

杏子「あたし・・・ゾンビ、か・・・」

マミ「ち、違うわ!佐倉さん、あなたはまだ――」

杏子「違わねぇよ。あたしはもう、ゾンビなんだよ・・・今はまだ人間でも、行く行く先はあいつらと同じ運命なんだ・・・」ウズクマリ...

ほむら「そんなことにはさせない。薬は見つかったもの。完璧な治療法もあるはず・・・」

杏子「・・・」

さやか「ね、ねぇ・・・あんたらしくないじゃん・・・どうしたのさ・・・」

杏子「・・・」

杏子「・・・さやか、」

さやか「ん・・・なによ・・・」

杏子「もし、さ?」

 

 


杏子「もし・・・ほむらやマミがいない時にあたしがゾンビになっちまったら・・・ひ、ひと思いに・・・」

ほむら「・・・!」ガシッ!

  ガタァンッ!

杏子「っ・・・!」

ほむら「何度言ったらわかるの・・・どこまであなたは愚かなの・・・!」ワナワナ...

杏子「くっ・・・うっ・・・」ググググ...

まどか「ほ、ほむらちゃんっ!」

ほむら「ここに入る前にも言ったでしょう・・・自分勝手な一人走りで私の努力を無駄にさせないで・・・!」

杏子「ほむ・・・ら゛・・・」グググ...

ほむら「っ・・・」パッ...

杏子「ぐっ・・・ゲホッ・・・ゲホッ・・・」

まどか「き、杏子ちゃん・・・!」サスリサスリ...

 

 

ほむら「・・・いい?」ファサッ...

ほむら「まだあなたが同じようなことを言うなら・・・私が・・・いっそのこと・・・」

杏子「・・・」

まどさや「・・・!」ビクッ...

ほむら「・・・」

ほむら「・・・いえ・・・もう二度と同じことを口にしないで」キッ...

杏子「・・・ふん、」プイッ..

ほむら「ふん・・・」スタスタスタ...

マミ「あ・・・暁美さん?どこ行くの!?」

ほむら「武器を探してくる」スタスタスタ...

マミ「私も行くわ!一人じゃ危険よ!」

ほむら「好きにして、」

   ガチャッ、バタァンッ!!

 

 


マミ「ごめんなさい、行って来るわね」タッタッタッ...

さやか「気をつけて!」

まどか「ほ、ほむらちゃんにも!」

マミ「ふふっ、ちゃんと伝えておくわ」ニコッ

   ガチャッ、バタン!

杏子「・・・」

さやか「・・・」スタスタ...

さやか「よっ、と・・・」ボスッ、

杏子「・・・なんだよ」

さやか「ん・・・別に・・・好きなようにしてれば?」

杏子「・・・」

杏子「・・・」スリスリッ...

さやか「・・・」ギュッ...

 


まどか「杏子ちゃん・・・」

仁美「・・・まどかさん?」

まどか「うん?」

仁美「少し前に管理主任が言っていたのですが・・・三日後に軍隊が救助に来るとか・・・」

まどか「ふぇ・・・軍隊・・・?こういうのって消防とか警察の人の仕事じゃないのかな・・・?」

仁美「う~ん・・・お国柄の違いかしら・・・」

まどか「そっか・・・これ、みんなにも教えてあげたほうがいいよね?」

仁美「ごめんなさい・・・みなさんのいるところで話すタイミングを逃してしまって・・・」

まどか「大丈夫。後でマミさんとほむらちゃんにもちゃんと教えておくから。そういえば仁美ちゃん・・・休んで少し落ち着いた?」

仁美「少しだけ・・・ですが・・・」ゲッソリ...

まどか「あぁ~・・・杏子ちゃんの薬の説明書読んでもらうのに、寝てるとこ起こしちゃったもんね・・・」

仁美「いいえ、私も休む前に少しウロウロしていましたので・・・また休まさせていただいてよろしいでしょうか・・・?」

まどか「うん、ごめんね・・・ゆっくり休んで・・・」

 

ガチャッ・・・バタンッ・・・

まどか「・・・」

まどか「・・・さやかちゃん、杏子ちゃん?」

さやあん「・・・」

まどか「聞いてたよね・・・?」

さやか「なんで・・・軍隊なのよ・・・」

杏子「ゾンビどもを殺しに来んだろ?んで生きてるまともな連中だけ助けんのさ」

まどか「そ、そんな・・・それじゃあんまりだよ・・・」

さやか「え・・・じ、じゃあさ・・・?杏子みたいに噛まれて薬使ってる人はどうなるの・・・?」

杏子「さぁね・・・見ず知らずの奴に、出会いがしら撃ち殺されんのはごめんだけどな・・・」

まどか「う、撃ち殺・・・!?」ビクッ...

さやか「うはぁ・・・お先真っ暗ね・・・」ガクッ...

まどか「ダ、ダメだよ!兵隊が来る前にみんなで逃げよう!杏子ちゃんが殺されちゃう!」ウルウル...

杏子「おいwwまだ殺されると決まったわけじゃない・・・きっとみんな助かるさ・・・」

 

 

   ~ パリサデスモール 鉄砲店 ~

ほむら「・・・」ガサゴソ...

マミ「あ、暁美さ~ん?」

ほむら「?」チラッ

マミ「な・・・なんか抜けちゃったんだけど・・・?」オロオロ...

【安全ピンの抜けた手榴弾】

ほむら「ハッ!!?」ビクゥッ!

マミ「これどうしよう・・・?」オロオロ...

ほむら「離さないで。絶ッ対離しちゃダメ。ダメよ?そのままそーっと穴に抜けたピンを刺して。レバーは動かしちゃダメ。絶ッ対ダメよ」

マミ「こ・・・こう・・・?」カチッ...

ほむら「そう。そうよ。それでいいのよ。よくできました。それをこっちに渡して。早く!」

マミ「う、うん・・・」スッ...

ほむら「ふぅ・・・あなたはもういいわ。心臓に悪い・・・ゾンビの見張りをお願い」

マミ「はーい・・・」ショボーン...

 

 

ほむら(あまり品揃えのいい店ではないわね・・・ひとつも全自動の武器を置いていない・・・)ガサゴソ...

ほむら(手榴弾や対物ライフルなんて置いてるくせに・・・)

ほむら(あっ・・・?これは映画みたいにどこかに隠し倉庫がある・・・とか・・・?)ワクワク...

ほむら「・・・」キョロキョロ...

ほむら「!」

【ShootingRange】

ほむら(臭うわね・・・)ホムッ...

ほむら「・・・巴マミ、」

マミ「はい?」

ほむら「こっちの部屋も探すわ。ついて来て」

マミ「そこは何の部屋かしら?」

ほむら「試射場よ。もしかしたら強力な武器が隠してあるかもしれない」

 


   ガチャッ・・・

マミ「・・・」

ほむら「・・・」

マミ「こっちにも誰も居ないようね」

ほむら「好都合だわ。泥棒と勘違いされて撃たれるかもしれないもの」

マミ「やってることは泥棒と一緒だけどね・・・」

ほむら「心が痛む?」

マミ「当然よ。はぁ・・・」

マミ「・・・!」チラッ...

【自動拳銃(装てん済み)】

マミ「・・・」

マミ「・・・」チラッ...

ほむら「ふむ・・・」ペタペタ...

マミ「♪」ヒロイ...

 

 


マミ「・・・」スチャッ...

正義マミ(銃を捨てなさい!)

悪役マミ(ハッハー!撃てるものなら撃ってみやがれぃ!)

正義マミ(もう一度だけ言うわよ・・・銃を捨てておとなしく投降しなさいッ!)

悪役マミ(うるせぇ!蜂の巣にしてやらぁ!)

正義マミ(チッ・・・!)

    ダァンッ!

ほむら「ひぃッ!?」ビクゥッ!

マミ「あなたが悪いのよ・・・できれば私は撃ちたくなかったの・・・」フゥ...

    ガシッ!

マミ「きゃっ!?」

ほむら「できれば私も撃ちたくないのだけれど?」キッ...

マミ「ご、ごめんなさい・・・」ビクビク...

 

 

ほむら「お願いだからこれ以上余計なことをしないで。あなたはただ見張りをすることだけ考えて」

マミ「もう・・・私の方が先輩なのに怒られてばっかりね・・・」ショボーン...

ほむら「まったく・・・」ペタペタ...

ほむら「・・・」ペタペタ...

ほむら「・・・」

ほむら「・・・ダメね」

ほむら「隠し部屋はなさそうだわ・・・」シュン...

マミ「そう・・・残念だったわね」

ほむら「でも、ある程度の武器と弾薬は手に入ったから・・・次は食料を探しましょうか」

マミ「あっ・・・確か、このプラザにはスーパーがあったわ」

ほむら「そこ、案内してくれる?」

マミ「オーケー、ついて来て」ニコッ

 


  ~ パリサデスモール 食料品店 ~

マミ「ここよ。そこそこ大きいお店でしょ?」

ほむら「量は十分ね。日持ちしそうな物を選びましょう」

マミ「ええ、ビスケットとか缶詰ね」

ほむら「避難所には電子レンジと冷蔵庫があったわ。冷凍食品なんかも大丈夫よ」

マミ「じゃあ、ピザなんかも食べられるのね!うふふ♪」

ほむら「牛乳牛乳と・・・」

マミ「ケーキはないのかしら・・・」

ほむら「ねぇ、探すのはいいけど・・・こういうところのはおいしいの?」

マミ「う~ん・・・まぁ、無いよりはいいでしょ?」

店員「ウェルカム!カスタマー♪」

ほむマミ「!」

 


店員「メイアイヘルプユー?メ、メィアイヘルプユー?ワリィユゥルッキングフォー?」

ほむら「あ・・・えっと・・・」

マミ「ご、ごめんなさい!英語がわからなくて・・・」ニコッ

店員「オゥ!アイスィー!ユアルッキングフォスペシャルフレッシュミート、アーンチュー?」

店員「カモンカモン!ヒッヒッヒー・・・”ディス”・・・”イズ”・・・べリィフレーッシュ♪ヴェリィ♪べリィ!!!」クワッ!

ほむら「ね、ねぇ・・・巴マミ・・・?」

マミ「あ、暁美さん・・・この人変よ・・・!」

店員「デッデーン!タラララーン♪」バサッ!

女「ウウッ!!!ウウウウッ!!!ウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!」

ほむマミ「!?」

店員「ジャスタモーメンプリーズ♪」ギュィィィィィィィィィン!グチャグチャグチャ!!!!

女「ウウウウウウッ!!!!?ウガァァァアアァアアァァァァッァァ!!!!!!!!!アアアアァァァ・・・・ァァァァァァァ・・・・・」ピクピク...

 

 


ほむら「ひっ・・・!」ゾゾゾゾゾ....

マミ「うぷっ・・・!」ゾワゾワゾワゾワ....

店員「ワッツウロォ~ング?イッツベリィティスティ・・・ユノゥ・・・」

店員「・・・!」

店員「アァ・・・アイガリット・・・ユゥアァ・・・シーフ!」ジロッ...

店員「ダミット!ファッキンシーフ・・・ファッキン・・・ファッキン!!!!」クワッ!

ほむら「っ・・・?」ジリッ...

店員「エクスキュション・・・エクスキュション!・・・エックスキューション!!!!!!フォアアアアァァァァアアアアァァァァ!!!!!!!」スチャッ!

マミ「あ・・・」

ほむら「マミ!!危ない!!!」

   バゴォォォン!

 


ほむら「っー!」ズザーッ!

マミ「きゃぁッ!?」ズザーッ!

ほむら「しっかりして!もう少しで死ぬところよ!!」

マミ「あ、暁美さん・・・!」

店員「ダァイ!!!!!!ダイダイダイダイダイ!!!!!ダアアアアアァァアアアアアァァァァァァイ!!!!!!!!」

    バゴォォォン!ガシャアァァァァン!!

マミ「きゃあ!?」

ほむら「立って!!このままじゃ殺されるっ!!!」シュルルルル...シャキーン!

マミ「ど、どうするの・・・?」シュルルルル...シャキーン!

ほむら「まずは立って走るの!!早く!!!」

マミ「う、うん・・・!」スタッ!

 


ほむら「はっ、はっ、はっ・・・!」タッタッタッ...

マミ「はぁ、はぁ、はぁ・・・!」タッタッタッ...

ほむら「頭は低くして・・・!」タッタッタッ...

マミ「お、オーケー・・・!」タッタッタッ...

店員「スタァァァァップ!!!!ヴィッチィズ!!!!!ダァァァァァァァァァァァイ!!!!!!!!!」

 バゴォォォン!ヒュゥン!ヒュゥン!キュン!バシュッ!

マミ「ひぃっ!?」タッタッタッ...

ほむら「くっ・・・!」タッタッタッ...ズデッ!

ほむら「きゃあ!?」ズデンッ!

マミ「暁美さん!!」

ほむら「走って!!!」

  ジャキンッ!

ほむら「・・・!」

 

 

店員「ガッチャ♪」ニタァーッ...

ほむら「くっ・・・」(時間を――)

   ガシィッ!!

ほむら「きゃっ!?」ブラーン...

店員「エンジョォイ♪」スチャッ!グイグイ...

ほむら「ううっ!?ふがっ・・・うぐうっ・・・」ジタバタ...

店員「ヨウヘッド、イズ、ゴーイングトゥーエクスプロード♪ヒッヒッヒーwwwwwwww」ギギッ...

ほむら「うう・・・!ううぅ!ううっ・・・うっ・・・」ポロポロ...

店員「グッナァイ♪プリティシーフ♪」ギッ...

     ドキュゥンッ!

 

 

 

店員「ヒグゥッ!?」ビシッ!

ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!

店員「ガッ!アガァッ!!ヒギッ!!!ア゛ッ――・・・」ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシィッ!

    ドサッ・・・!

ほむら「うっ!」ドサッ!

ほむら「・・・?」チラッ...

マミ「ひぐッ・・・うっ・・・うわああぁぁぁん・・・!」ドサッ...

ほむら「マ・・・マミ・・・」

店員「」

マミ「ど、どうしよ・・・うっ・・・ひとっ・・・人よ・・・?わた・・・し・・・人・・・殺・・・しっ・・・!」

ほむら「っ・・・!」

 

 

 

マミ「ひぃ~っ・・・」ポロポロ...

ほむら「マミっ・・・違う・・・あなたは人殺しじゃないわ・・・」

マミ「だって殺したんだもの!たった今!この手で!」

ほむら「でも・・・!」

マミ「あなたも見たでしょう・・・魔法少女の力を人殺しに・・・!」

ほむら「っ・・・仕方がなかったのよ・・・!あなたは・・・私を助けてくれた・・・そうでしょう・・・?」

マミ「そうよ!あなたを助けたかった・・・だから人を殺したの・・・!ゾンビじゃない人間を!!」

ほむら「あなたが撃たなかったら私は死んでいた!今、私はあなたのおかげで生きているの・・・!」ギュッ...

マミ「でも・・・でもぉっ・・・!」ポロポロ...

ほむら「ごめんなさい・・・私があなたよりも先に殺せばよかったの・・・そうすればあなたが傷つくことはなかった・・・」ポロポロ...

マミ「うわあああああぁぁぁぁぁん・・・!」ポロポロ...

ほむら「ごめんなさい・・・ごめんなさぃ・・・」ポロポロ...

 

 

     ~ セーフハウス ~

まどか「でね、さやかちゃんったらその日も病院に・・・♪」

さやか「あぁー!ストぉップ!この話はここまでぇー!///」カァーッ...

杏子「今更、照れんなよさやかww」

まどか「ウェヒヒヒww」

  ガチャッ・・・

まどさやあん「!」

ほむら「・・・」

マミ「・・・」

まどか「あっ!お帰りなさい!ほむらちゃん♪マミさん♪」

杏子「おかえり。何か食いもん、見つかったかい?」ニヤッ...

さやか「ん・・・どうかしたの・・・?なんか・・・二人とも元気ないじゃんか」

ほむら「・・・」

マミ「・・・」

まどあん「・・・?」

 

 


まどか「ほむらちゃん・・・?」

ほむら「!・・・」

ほむら「ごめんなさい・・・ちょっと・・・疲れただけ・・・」

まどか「ふぇ・・・大丈夫・・・?」

ほむら「ええ・・・少し休めばきっと・・・」

杏子「ソファー、使えよ。あたしもう大丈夫だからさ」パシパシ

ほむら「ありがとう・・・」ドサッ...

まどか「お疲れ様・・・ほむらちゃん・・・」

ほむら「・・・」ゴロン...

さやか「マミさんも疲れてるの・・・?」

マミ「・・・」

杏子「おい・・・黙ってどうした、マミ?」

 

 

マミ「・・・少し・・・一人にさせて・・・」スタスタスタ...

まどか「ふぇ・・・」

   バタンッ・・・

まどか「マミさん・・・どうしたのかな・・・?」

さやか「なんか変だったよね・・・」

杏子「・・・ほむら、」

ほむら「・・・」

杏子「何があったんだ・・・?」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・いいえ・・・何も・・・」

 


~~~~~~~~~~

杏子「・・・」

ほむら「・・・」ネガエリ...

杏子「・・・なぁ、二人とも?」

まどさや「?」

杏子「この薬・・・ゾンビに噛まれた奴専門の薬だよな?」スッ...

【ZOMBREX】

さやか「ん・・・多分ね・・・」

まどか「名前がゾンビっぽいもんね・・・」

杏子「変だとは思わないかい?」

まどさや「えっ・・・」

 

 

杏子「・・・」

さやか「あっ・・・?」ピーン...

まどか「さやかちゃん?」

さやか「ゾンビが出たのは今日が初めてじゃないってこと・・・?」

杏子「その通りだ・・・」

まどか「ふぇ・・・なんで・・・?」

杏子「薬ってのはさ、治す病気のことがある程度わかっていないと創れないもんだろ?」

まどか「あ・・・」

さやか「そういえば、あのカンジ悪い白ヒゲのおっさんもゾンビに噛まれたら伝染るって知ってたし・・・」

杏子「しかも24時間・・・薬の説明書とピタリ一致する・・・」

まどか「えぇ・・・で、でもこんなことがあったら大事件だよね?日本でもニュースとかやるはずだよ・・・」

杏子「あんたにゃ、まだわからないかもしれないけど・・・世の中、都合の悪いことは隠しまくってんだよ」

 

 

さやか「でもさ・・・過去に同じようなことがあったとして、どうやって収拾つけたのよ?」

杏子「・・・」

まどか「・・・」

ほむら「私なら・・・」

まどさやあん「!」

ほむら「いっそのこと爆弾で全部消毒してしまう・・・かしら・・・」

まどさや「!?」

杏子「・・・」

まどか「そ、そんなの酷いよ!あんまりだよ!」

 

 

さやか「ま、まさか・・・ぐ、軍隊が三日後に来るって・・・!」

ほむら「・・・」

杏子「飛行機で爆撃・・・・とか・・・?」

ほむら「ん・・・いいえ、一応形だけでも救助は来るはずよ。情報が漏れたときの批判を避けるために・・・」ムクッ...

まどか「そんな・・・それじゃあ助けてもらえないかもしれないの?」

ほむら「・・・」

さやか「ねぇ、杏子は・・・?杏子はどうなんの・・・?」

杏子「・・・」

ほむら「さぁ・・・生きて帰してもらえればいいのだけれど・・・」

さやか「・・・!」ガシッ!

ほむら「っ・・・!?」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

 

 

さやか「あんた!よくそんな落ち着いていられるわね!ホントはどうでもいいと思ってんじゃないの!?」

まどか「さやかちゃん!やめて!」

ほむら「・・・そんなわけないでしょう?」キッ...

さやか「・・・ふん、どうせあれなんでしょ?結局、いざ危なくなったら自分は変身して逃げればいいとか考えてんでしょ?」

ほむら「・・・!」カチン...

  ガシッ!

さやか「っ!?」

ほむら「いい加減にして!勝手な妄想でこれ以上状況をややこしくしないで!!」

まどか「もうっ!!二人ともやめてよぉッ!!!」クワッ!

ほむさや「・・・!」ビクッ...

まどか「ぐすっ・・・やだよぉ・・・もうやだぁ・・・」ポロポロ...

杏子「お、おい・・・」

まどか「ひぃ~っ・・・杏子ちゃぁぁん・・・」ヒシッ...

杏子「ああ・・・おいで・・・」ギュッ...

 


ほむら「・・・」

さやか「・・・」

杏子「大丈夫・・・大丈夫さ・・・」ナデナデ...

まどか「ひぐっ・・・ううっ・・・」ポロポロ...

さやか「ん・・・ねぇ・・・」

ほむら「・・・!」

さやか「少し・・・言い過ぎた・・・ごめん・・・」

ほむら「・・・いいのよ。この状況なら冷静でいるほうが難しいもの・・・」

杏子「ほらぁ、二人とも仲直りできただろ~?もう泣くんじゃないよ・・・」

まどか「うん・・・ぐすっ・・・」ゴシゴシ...

まどか「みんなで・・・みんなで帰ろうね・・・?」

ほむさやあん「・・・うん」

 

 


    ~ パリサデスモール 紅茶専門店 ~

マミ「・・・」

【Crépuscule du roi-300g $280】

マミ(紅茶とおいしいケーキがあれば・・・少しは気持ちが落ち着くかも・・・)

マミ「・・・ごめんなさい・・・お茶と道具・・・いただいていきますね・・・」トリ...

マミ「ケーキ屋さん・・・フードコートにあるかしら・・・?」

マミ「・・・」スタ...

店員ゾンビ「キシャァァァァァ!!!」

マミ「!」スチャッ!

  ドキュゥン!

店員ゾンビ「ガハァァァ!?」ビシッ!

  バタッ・・・

マミ「・・・」

店員ゾンビ「」

マミ「うっ・・・あ、あなたが・・・悪いのよ・・・?」ジワッ...

 

 


   ~ フードコート ケーキ屋 ~

マミ「ふぅん・・・」

マミ(おいしそうなのがいっぱいあるわね・・・どれにしようかな・・・)ニコッ

マミ(当然、ホールよね・・・チーズケーキがいいかな?おススメみたいだし・・・)

  ――― へェェェェェイ!!―――

マミ「!?」チラッ

スタッフA「ヘェイ!?イッツユウ!リメンバー!?イッツミィ!!」タッタッタッ...

スタッフB「ガッダムゾンビィーズ!ゲラマウェイ!」ブンッ!

ゾンビ「アガァッ!?」カキーンッ!ガラガラガシャン!

スタッフA「イェア!ナイスショット、ボビィ!」ハイタッチ!

スタッフB「イェェェア!ホールインワァン!!」ハイタッチ!

マミ「す、すごい・・・」

 

 

スタッフA「フア!アイムリアリィグラットゥシーユゥアゲイン♪♪」ギュゥゥゥ!

マミ「きゃっ・・・うふふ・・・///」(よかった・・・この人たちも生きていたのね・・・)ニコッ

スタッフB「オゥ・・・へ、ヘイ・・・ユッ、ユアフレンズ・・・アー・・・?」サーッ...

マミ「友達・・・?あっ!だ、大丈夫です!みんな無事よ♪」ニコッ

スタッフA&B「?」

マミ「あ~・・・えっと・・・せ、セーフプレイス!アイノー!フ、フレンズ・・・そこ・・・!」ジェスチャー

スタッフA「オゥ!?リアリィ!?ソゥ、ペラペラペラペラ!」

マミ「えっ?な、なに?」

スタッフB「アン・・・オゥケイ・・・リスン・・・レッツ、ゴウ、トゥーザ、セイフプレイス!」ジェスチャー

マミ「あぁ!そ、そうね!オーケー!レッツゴーね!」

スタッフ「イェェェイ!レッツゴーゥ!」ハイタッチ!

マミ「い、いぇーいwwwレッツゴー♪」ハイタッチ!

 

  ~ ロイヤルフラッシュプラザ ~

スタッフA「ヘイ、アイスィンクザッユアファッションイズベリィキュート♪」キラキラ

マミ「あっ・・・せ、センキュー♪///」

スタッフA「ウェアディジューバイディスラブリィハット?」

マミ「あ・・・帽子?え、えっと・・・これはその・・・」オロオロ...

スタッフA「?」

スタッフB「アン・・・ユゥストールイット、エン?」ニヤニヤ

スタッフA「ボビィ!」キッ..

スタッフB「ノゥ!ジャストキディング!」アタフタ!

マミ(な、なにを話しているのかしら・・・?)

スタッフA「ヘイ!」

 


マミ「?」

スタッフA「マイネイムイズ、キャサリン・ブラウン。プリーズコールミー”キャシー”♪」

マミ「キャ、キャシー?」ニコッ

キャシー「ハァイ♪」ニコッ

スタッフB「アイム、ボブ・マッカーソン。コールミー”ボビィ”!」

マミ「ボビー・・・ね?」ニコッ

ボビー「イェア♪ワッチャネイム、ハニィ?」

マミ「わ、私は巴マミ・・・マイネームイズ、マミ・トモエ♪」ニコッ

キャシー「マミィ!?ザッツキュート!!」キラキラ

ボビー「ナイストゥーミーチュー、マミィ♪」.

マミ「ナイストゥーミーチュー♪うふふ・・・♪」ニコニコ

 

 

退役軍人「インカミィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!!!!」スチャッ!

マミキャボブ「!?」

  バババババババババババババババババッ!!!!

マミ「きゃあ!?」サッ!
キャシー「キャァァァァァ!?」ドテッ!
ボビー「オゥ!シィッ!?」ズザーッ!

退役軍人「エネミィ!!ゾンビィズ!!!トゥエルブオクロック!!!オォォォウプンファイァアァァァァァァァァアアァァ!!!!!!!」スチャッ!

  バババババババババババババババババッ!!!!ガシャァァァン!!!!パリーンッ!!!ジジジッ・・・

マミ「ま・・・また・・・なの・・・!?」ビクビク...

ボビー「シィット!!ヒハザ、ライトマシィンガン!!!」

キャシー「オゥマイゴッド・・・!ヒイズ・・・ヒーイズクレイジー!」ガタガタ...

ゾンビ「アアァァァァ・・・」ユラ~...

ボビー「ヘイ、レディズ!!ステイダウンオゥケィ!?」

ゾンビ「キシャァァァァァァ!!!」ガブッ!
 

 


ボビー「オゥファック!?アアアアアァァァァッ!!?」ジタバタ!

マミ「あっ・・・!」ゾクッ...

キャシー「ノォォォォォゥ!!!ボビィィィィィ!!!!!」ブワッ!

ゾンビ「アアアアアァァァ!!!」ガブッ!グチャッ!
ゾンビ「キシャァァ!!!」グチャッ!ガブッ!ゲチャッ!
ゾンビ「グルルルル・・・」ワラワラ...

ボビー「ギャァァァァァ!!?ヘェルプ・・・!アガッ・・・ノゥ・・・アアァァッ・・・」ピクピク...

マミ「うっ!?おぇぇぇっ・・・」ゲロゲロ...

ボビー「」ピクッ...ピクッ...

キャシー「ア・・・ア・・・マイゴッド・・・!」シクシク...

退役軍人「ヒッハハハハァァァァアwwwwwwwwwwwwwwダアアアアアァァァァァイファッキンゾンビィィィィズ!ダァァァァァァァァイ!!!!」スチャッ!

マミ「ゲホッ!ゲホッ・・・」

マミ「・・・」ゴゴゴ...   

マミ(・・・殺さないと殺される・・・殺すのは簡単よ・・・?でも殺すのはダメ・・・相手は人間・・・殺したら私は悪い魔法少女・・・)

   バババババババババババババババババッ!パリーン!ジジジッバチーンッ!

マミ(ゾンビは殺していい・・・人間は殺しちゃダメ・・・どうして?ゾンビが悪いから?いいえ、ゾンビは悪くない・・・ゾンビはかわいそうな人たち・・・)

 

 


退役軍人「スタァァップハイド!!カマァトファイト!!!アスフォォォォオオオオル!ハッハッハッハーwwwwwwwwww」

マミ(じゃあ悪いから殺すの?ううん、ゾンビは悪くない・・・なら悪くなくても殺していいの?いいえ、人間は殺しちゃダメ・・・)

マミ(そもそも悪いってなぁに?私たちを殺そうとするあの人は悪い人なの?なら私が殺したあの人も悪い人・・・)

退役軍人「ゲッサム!!!!!ゲッサム!!!!!!ゲッサム!!!!!ゲッサァァァァァムッ!!!!!!!」ババババババババババババババッ!!!

ゾンビ「ゴバァ!」ビシシシッ!
ゾンビ「ギャアァァァ!」グチャァ!!

マミ(絶対に殺すほうが悪いの?殺されるほうは悪くない・・・でも殺そうとして殺されることはどうなの?・・・なら、殺すということ自体が悪いの?)

マミ(殺すことは悪いこと・・・これって私が勝手に決めたこと?いいえ、みんなそう思ってるはずよ)

マミ「・・・!」ゴポッ...

マミ(・・・だから・・・私は悪くない・・・みんなのために正義を貫く・・・そう・・・私は正義・・・!)ゴゴゴゴゴ...

   ジャキッ!

マミ「!」

退役軍人「ヒッハァーwwwwファウンジュー!!アスホォォォル!!!」ニタァァァッ

マミ「うふふ・・・あなたが・・・悪いのよ?」ニコッ...

   ドキュゥン!

 

 

退役軍人「ア゛ア゛ア゛ッ!!!」ビシッ!バタッ・・・

キャシー「!?」

退役軍人「ハァ・・・ア゛ァ・・・シッ・・・コーメンッ!!!アイムヒッ・・・!」

マミ「あなたは悪い人・・・」

  ドキュゥン!

退役軍人「アガッ・・・!」ビシィッ!

マミ「あなたの罪・・・償わせてあげる・・・」スチャッ...

   ドキュゥン!ドキュゥン!ドキュゥン!ドキュゥン!ドキュゥン!ドキュゥン!

退役軍人「」ビシッ!ゴチュッ!ビシッ!グチャッ!ビシッ!ビシッ!

マミ「ふふっ・・・」ニコッ...

キャシー「ヒッ・・・!マ、マミィッ・・・」ビクビク...

 

 


マミ「ねぇ、キャシー?あなた・・・悪い人?」チラッ..

キャシー「・・・!」ゾクッ...

マミ「ねぇ・・・教えて・・・」スタスタ...

キャシー「ノゥ・・・ノオオォォォォォ!!!」ダッ!

マミ「!」

キャシー「ユウクレイジー!!!!」タッタッタッタッ...

マミ「・・・!」ピタッ...

マミ「そっか・・・私のこと・・・嫌いなんだ・・・」シュン...

マミ「なら・・・あなたも悪い人」スチャッ!

    ドキュゥン!

 

 


   ~ セーフハウス ~

まどか「・・・」チラッ...

【PM8:00】

まどか「マミさん・・・戻ってこないね・・・ご飯冷めちゃったよ・・・」

さやか「一人になりたいって・・・どういうことだろ・・・」

杏子「腹が減りゃ戻ってくんだろ~?」.

ほむら「まさか・・・」

まどさやあん「?」

ほむら「くっ・・・!」ガタッ!

まどか「ふぁっ!?ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「待っていて!」タッタッタッ...

杏子「お、おい!」

   ガチャッ、バタンッ!

 

 

さやか「・・・ああっ!?」ガタッ!

まどあん「!?」

さやか「まさかマミさん!一人で外に行ったんじゃ!?」

まどあん「!!!」

さやか「きっとほむらも今気がついて探しに行ったんだよ!」

杏子「オイッ!なんでもっと先に気づかなかったんだ!」

さやか「気づくわけないじゃん!どっか避難所の中にいると思ってたもん!」

まどか「お、落ち着いて!二人とも!」

杏子「クソッ・・・ほむら一人じゃ心配だ・・・あたしも行ってくる!」ガタッ!タッタッタッ...

さやか「あ、あたしも行くって!」タッタッタッ...

まどか「う、うぇっ!?私だけおいていかないでよぉ!」タッタッタッ...

    ガチャッ・・・バタンッ!

 

 

杏子「ほむらの奴・・・換気口がどうのって言ってたよな?」

さやか「換気口の中通って外に出たのかな?」

まどか「なんかもう映画の世界だね・・・ふぁっ!?」

ほむら「・・・」

さやあん「!」

ほむら「どういうつもり?」キッ...

杏子「・・・あんた一人じゃ心配だ」

ほむら「戻って。あなたはまだ安静にしていなさい」

杏子「病人扱いすんじゃねぇ!もう平気だ!」

ほむら「・・・」キッ...

杏子「・・・」キッ...

 

 

ほむら「・・・好きにしなさい」ファサッ...

ほむら「ただし、」ジロッ...

まどさや「・・・」

ほむら「あなたたちは論外。戻りなさい」

さやか「ばっ!馬鹿にしないでよ!あたしだって戦える!」

ほむら「じゃあ、あなたは連れて行く」

さやか「!?」

ほむら「まどかだけ部屋に戻りなさい」

まどか「ち、ちょっと待ってよ!」

ほむら「いいえ」

まどか「やだ!私も行く!」

ほむら「ダメ」

 

 


まどか「どうして?私は足手まといだから?」キッ...

ほむら「ええ、そうよ。あなたはただの足手まとい」

まどか「・・・!」

ほむら「戦う勇気もない、戦う力があるわけでもない・・・そんな奴は・・・ただの足手まといよ」キッ..

まどか「え・・・そ・・・そんな・・・そ、それ・・・!」グサッ...

ほむら「・・・」

まどか「うぅ・・・ひっ・・・ひどい・・・ひどいよほむらちゃん!」ブワッ!タッタッタッ...

さやか「ま、まどか!」タッタッタッ...

ほむら「・・・」ウツムキ...

杏子「おい・・・少し言い過ぎじゃねぇのか・・・」

ほむら「・・・いいえ、本当のことよ。おかげで美樹さやかも連れて行かずに済んだし」

杏子「・・・」

ほむら「・・・行きましょう」

 

 


まどか「・・・」ウズクマリ...

   ガチャッ・・・バタン・・・

まどか「・・・」チラッ...

さやか「ま、まどか・・・?」

まどか「・・・二人と一緒に行かなかったんだね」

さやか「うん・・・まどかが心配だったから・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・ねぇ、まどか?」

まどか「・・・」

さやか「あいつは・・・ほむらはさ、まどかのこと危険な目に遭わせたくないからああいう風に・・・」

まどか「・・・さやかちゃんは?」

さやか「わ、私は・・・ほ、ほら!どっちかっつーとあいつと気ぃ合わないほうだしさ!あいつ、あんまり気にしてないんだよ!アハwwハハwww」

まどか「・・・」ショボーン...

さやか「あぁ~ははぁ・・・」オロ...

 

 

   ~ ロイヤルフラッシュプラザ 機械室 ~

    ガゴンッ・・・

ほむら「・・・」スタッ...

杏子「ふぅ・・・」スタッ...

杏子「へぇ・・・こんなトコとつながってんのか・・・」

ほむら「本当に体は大丈夫?引き返すなら今のうちよ」

杏子「平気、平気ぃ~薬は明日の朝まで持つんだしさ。余裕っしょ」

ほむら「・・・この先に扉があるけど、その向こうはゾンビだらけよ」

杏子「げぇ・・・想像したくもねぇ・・・」

杏子「・・・」

≪子供「アアアアァァァ!?ノゥッ!!ヘルプ・・・ギャァァァ―――」≫

杏子「うっ・・・」ゾゾゾッ...

ほむら「・・・杏子?」

 

 

杏子「い、いや・・・なんでもない・・・」

ほむら「・・・大丈夫?いける?」

杏子「ああ・・・」

ほむら「じゃあついて来て。扉までゾンビはいないけれど、警戒を怠らないで」シュルルルル...シャキーン!

杏子「はいはい、わかってる・・・さっ!」シュルルルル...シャキーン!

ほむら「・・・」スタスタ...

杏子「・・・」スタスタ...

ほむら(巴マミ・・・無事でいて・・・)

 

 

   スタスタスタ・・・

ほむら「・・・」スタッ...

杏子「ドアってこれのことかい?」スタッ...

ほむら「ええ・・・開けるわよ?」

杏子「おう・・・」ジリッ...

  ガチャッ・・・

ほむら「・・・」ジリッ...

ほむら「・・・?」

   シーン・・・

杏子「なんだよ・・・全然いないじゃんか・・・ゾンビ・・・」

ほむら「何かがおかしい・・・気をつけて」

杏子「ん・・・」ジリッ...

 

 

杏子「・・・おい、正面の明るい看板の店はなんだ?」

【Dark Tea】

ほむら「喫茶店みたいね。特に気にしたことはなかったけれど・・・」

ほむら「・・・!?」

杏子「どうした?」

ほむら「この店・・・何か変だわ・・・こんなに綺麗なはずがない・・・ゾンビのせいで、もっと荒れているはず・・・」スタスタ...

杏子「なんだよそれ。いったいどういうことさ?」スタスタ...

ほむら「周りと比べてこの店だけが浮いている・・・誰かが片付けた?いえ・・・でも一体誰が・・・」

杏子「おお・・・?そういわれて見れば・・・この店だけ妙に小奇麗だな・・・」キョロ...

マミ「いらっしゃい♪」ヒョコッ!

ほむあん「!?」ビクッ!

 

 

マミ「あら!暁美さんに佐倉さん!来てくれたのね♪」ニコッ

杏子「・・・はぁ?」

ほむら「あなた・・・何をしているの・・・?」

マミ「うふふ♪ここ、私のお店なの!」

ほむあん「店・・・」ポカーン...

マミ「ちょっと前にオープンしたんだけどねぇ~?お掃除が大変で・・・はぁ・・・」

杏子「掃除・・・って・・・」チラッ...

【死体の山】

杏子「うげぇ・・・」ゾクッ...

マミ「あそこに置いておけばゴミ収集車が持って行ってくれるわよね?」

杏子「ゴ、ゴミ収集車ってお前・・・」

 

マミ「看板とか内装も、紅茶屋さんっぽくアレンジしてみたんだけど――」

ほむら「巴マミ、」

マミ「あら?」

ほむら「ふざけるのはやめて。まどかや美樹さやかも心配しているわ」

マミ「鹿目さんと美樹さんが?うふふ、私は元気でやってるから一度遊びに来てねって伝えておいてくれる?」ニコッ

ほむら「・・・」キッ...

マミ「もぉ~そんな怖い顔しないでっ!今日は特別にサービスしちゃうんだからっ♪」ガシャガシャ...ゴソゴソ...

杏子「お、おい・・・」

マミ「今日はおいしい紅茶が入ったのよ~?100gで1万円くらいするんだから!」コポポポポ...

マミ「ああ、そうそう!それとチーズケーキ!佐倉さん大好きでしょ?」ゴソゴソ...

ほむら「あなた・・・まさか・・・」

 

 

マミ「はいどうぞ!召し上がれ♪」ニコッ

【紅茶とケーキ】

ほむあん「・・・」

ほむら「・・・巴マミ、」

マミ「あら・・・あ、暁美さんチーズケーキ嫌いだったっけ・・・?」オロオロ...

ほむら「あなたのソウルジェム・・・ちょっと見せて」

マミ「・・・!」ピクッ...

マミ「・・・どうして?」

ほむら「少しだけでいいから」

マミ「嫌よ!!!」クワッ!

ほむら「!」

 

 

マミ「そう・・・そうなんだ・・・暁美さんも私のことを殺そうとするのね・・・」

杏子「あぁ?なにバカなこと言ってるんだよ?そんなわけないだろ・・・」

マミ「あぁ・・・佐倉さん・・・あなたも暁美さんとグル?」ジロッ...

杏子「なっ・・・」

ほむら「なにをどう勘違いしたのか知らないけれど・・・私はただあなたのソウルジェムが穢れを溜め込んでいないか確かめたいだけよ」

マミ「ふふ・・・嘘が上手ね暁美さん。私を騙せるとでも思って?」ニヤッ

ほむら「っ・・・目を覚ましなさい!巴マミ!」

マミ「ん~?」

ほむら「あなた、今日のことで自分を責めすぎている!あなたは何も悪くない!」

マミ「そうよ!私は何も悪くなんかない!!」

ほむら「!?」

 

 

マミ「悪いのは私のことを嫌う人!悪いのは私のことを殺そうとする人!悪いのは私の邪魔をする人ッ!!最悪なのは私という正義を否定する奴ら!!!」クワッ!

ほむあん「・・・!」ビクッ...

マミ「うふふ・・・わたし・・・決めたんだぁ・・・そういう人は・・・私が天に代わってお仕置きしちゃうって♪」ニタァァァッ

ほむあん「!?」ゾクッ...

マミ「ねぇ・・・暁美さん・・・?」

ほむら「っ・・・」ジリッ

マミ「ねぇ・・・佐倉さん・・・?」

杏子「くっ・・・」ジリッ...

マミ「あなたたちは・・・どの悪い人・・・?」スチャッ...

 

 

   ~ セーフハウス ~

まどか「・・・」ウズクマリ...

さやか「・・・」

さやか「・・・」チラッ...

【PM8:40】

さやか「あいつら・・・どうしたかな・・・」

まどか「・・・」チラッ...

【PM8:41】

まどか「・・・電話してみれば?」

さやか「あっ、無線機あるもんね。ちょっと呼んでみる」ピッ...

さやか「・・・」

まどか「・・・」

さやか「ん・・・おかしいわね・・・出ない・・・」

 

 


   ドドーン....グラグラグラ…

まどか「ふぁっ!?」ビクッ!

さやか「な、なに・・・?地震!?」

まどか「・・・!」ピッ...

まどか「・・・」ピッ...ピッ、ピッ...

まどか「うぅ~・・・」

さやか「ね?出ないでしょ・・・?」

まどか「・・・」

まどか「さやかちゃん、」

さやか「?」

まどか「・・・行こう!二人がピンチかも!」

さやか「え・・・行くって・・・で、でも・・・!」

  ガチャッ!タッタッタッタッ・・・

さやか「あっ!?ち、ちょっと待ちなさいよ!まどかってば!」タッタッタッ...

 

 

 

   ~ ロイヤルフラッシュプラザ ~

マミ「ティロ・フィナーレ!」

   ドッゴオオオオオオオオォォォォォォォォォン!ガシャァァァァァァァァン!バラバラバラ・・・

ほむら「きゃあ!」バッ!

杏子「や、やめろ!マミ!建物が崩れちまうぞ!」ササッ!

マミ「それもそうねぇ・・・じゃあ、必殺技はおしまい・・・私、そんな悪い子じゃないもの!」スチャッ!

   ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!ドキュゥンッ!ドドドキュゥンッ!

杏子「チィッ!」ブゥゥゥン!カキーンッ!カキーンッ!カカカキーンッ!

マミ「うふふふふwwwwwお見事ね!佐倉さん!じゃあこれは跳ね返せるかし・・らッ!!!」キリキリキリ...

ドゴォォォン!ドゴォォォン!ドゴォォォン!

杏子「なっ!?」ジリッ...
ほむら「くっ・・・!?」カシャン!チチチチ...

……―――――
―――――……
    バゴォォォン!!バゴン!バッゴォォォォン!!!!

 


ほむら「気をつけて!」

杏子「ひゅー!助かったよ・・・」

マミ「ああ・・・そうだったわね・・・暁美さんは時間を止められるんだっけ・・・」

マミ「それ、邪魔よ!!!」ヒュゥン!シュルルルルルルル!

ほむら「!?」パシッ!シュルルルルルルギュゥゥゥゥゥゥゥ・・・

杏子「ほむら!!」

ほむら「くっ・・・うぅっ・・・!」ギュゥゥゥゥゥゥ・・・

マミ「そこでおとなしく見ていて。ちゃんと順番が来たら償わせてあげる・・・」

マミ「さて・・・邪魔する者はいなくなったわ・・・」チラッ...

杏子「!」

マミ「まずはあなたの番よ・・・佐倉さん」キッ...

杏子「くっ・・・!」ジリッ...

 

 


   ~ ロイヤルフラッシュプラザ 機械室 ~

さやか「・・・」ヒョコッ...キョロキョロ...

まどか「どう・・・?さやかちゃん?」

さやか「うん、大丈夫みたい。よっと・・・」スタッ...

まどか「よいしょっ・・・」スタッ...

さやか「ちゃんとついてきてよ?まどかは丸腰なんだから・・・」

まどか「う、うん・・・何かないかな・・・?」

まどか「あっ・・・あれなんて、どうかな?」

【バケツ】

さやか「まぁ・・・ないよりはいいんじゃない?」ニガワライ...

まどか「ウェヘヘ…ほっ、」ヒロイ

 

 

 

  ドキュゥン...ドキュゥン...ドキュゥン...

まどさや「!」

まどか「こ、これって・・・!」

さやか「マミさんのマスケット銃の音・・・!?」

まどか「あっちだよ!行ってみよう!」タッタッタッ...

さやか「うん!」タッタッタッ...

 ドォォォンッ!ズザァァァッ!

まどか「きゃあぁ!?」
さやか「うわぁ!?」

杏子「はぁ・・・はぁ・・・くっ・・・!」ボロッ...

まどか「き、杏子ちゃん!?」

杏子「!?」

さやか「杏子!?ど、どうしたのよそんな傷だらけになって・・・!?」

杏子「バカ・・・なんで来たんだよ・・・」

 

 


   スタッ!

まどさや「!」

マミ「あら、鹿目さんに美樹さん♪」ニコッ...

まどか「マ・・・マミさん・・・?」

さやか「・・・!?」ゾクッ...

杏子「き、気をつけろ!そいつはいつものマミじゃねぇ・・・!」キッ...

  ドキュゥン!

杏子「うわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!?」ビシュッ!

まどか「いやぁぁあああっ!!!杏子ちゃん!!」

さやか「なっ!?ちょっと・・・!なにしてるのよマミさん!!!杏子を撃つなんて・・・!」

マミ「二人とも、騙されちゃダメよ?そいつは私を殺そうとしている悪い子よ・・・?」ゴゴゴゴゴ...

さやか「は・・・はぁ!?」

杏子「あぁぁ・・・ひぎっ・・・いっ・・・いってぇぇぇ・・・」ポロポロ...

 

 


マミ「はぁ・・・やっぱりまだまだ未熟ね佐倉さん・・・ソウルジェムもろくに使いこなせないなんて」

まどか「マミさん・・・ダメ・・・!なんで・・・なんでこんな・・・」ウルウル...

マミ「そこをどいて、鹿目さん」

まどか「ダメっ!!杏子ちゃんに酷いことしないで!!!私、絶対どきません!!」ギュッ...!

杏子「いぎっ・・・はぁぁ・・・まどか・・・お前・・・」ズキズキ...

マミ「あのねぇ・・・向こうでもう一人悪い子が順番待ちなの。早く償わせてあげないとかわいそうでしょ?」イライラ...

   マドカァー!ニゲテェー!

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

   ミキサヤカトイッショニニゲナサイ!!

マミ「うるさーい!ちょっと静かにしてなさーい!」プンプン

   クタバレェ!コノキチガイオンナ!

マミ「・・・!」ピクッ...

マミ「かっちーん・・・」カチン...

マミ「予定変更ぉー!やっぱりあなたが先よ!暁美、ほむらさん・・・」ゴゴゴゴゴ...

   ノ、ノゾムトコロヨ!カカッテキナサイ!!

マミ「チッ・・・言われなくても今行くわよ・・・!」スタスタスタ...

さやか「・・・」ジリッ...

 

 

 

さやか「・・・ッ!」ダッ!

まどか「さ、さやかちゃ!?」

さやか「でぇぇぇぇぇぇい!」ブンッ――

  ガシッ!

さやか「!?」

マミ「・・・」ギギギギッ...

  バキッ!

さやか「うわっ・・・!」

マミ「ふんっ!」ビュッ!

  ドスッ・・・!

さやか「うっ!?ぐぅぅっ・・・」バタッ・・・

まどか「さやかちゃん!!!」

 

 

マミ「そう・・・美樹さんも悪い人なのね・・・」

さやか「っぅ~・・・」モゾモゾ...

杏子「くっ・・・バカ野郎・・・マミにそんなもん通用するかよ・・・」

マミ「大丈夫・・・美樹さんもちゃんと後で償わせてあげるから・・・」スタスタスタ...

まどか「・・・どうして?」

マミ「・・・」ピタッ...

まどか「どうしてこんなことするんですか・・・」ウルウル...

マミ「鹿目さんは・・・わかってくれる・・・?」チラッ...

まどか「わかんないよ・・・マミさん・・・こんな酷いこと・・・なんで・・・」ポロッ...

マミ「そう・・・鹿目さんも悪い子なんだ・・・」

 

 

まどか「あのね、マミさん・・・」

マミ「?」

まどか「今はこんなことしてる場合じゃないんだよ・・・?もしかしたらみんな殺されちゃうかもしれないんだよ・・・?」

マミ「なにを言っているの?全然意味不明よ」ムスッ...

まどか「三日後に・・・兵隊がここに来ます・・・」

マミ「へ、兵隊・・・?」

マミ「なんのために?どうして兵隊なの?私を殺しに来るのね!?」

まどか「マミさんだけじゃないよぅ!!!」クワッ!

マミ「!?」

まどか「みんな・・・みんな爆弾で殺されちゃうかもしれないのっ!」ポロポロ...

マミ「なっ・・・!?」

 

 

まどか「・・・だからっ!」

まどか「だからこんなことしてる場合じゃないんです!みんなで協力してここから逃げなきゃいけないんですっ!」

マミ「嫌よ!!!」クワッ!

まどか「ふぁ!」

マミ「爆弾!?私のお店・・・!私のお店がなくなっちゃうじゃない!冗談じゃないわ!許せない!!許せないッ!!!」ゴゴゴゴゴ...

まどか「マ・・・マミさ・・・」ゾクッ...

マミ「みんな殺してやる!殺される前に殺してやる!!殺されたら殺した奴を呪い殺してやるぅぅぅぅぅ!!!!」ゴゴゴゴゴ...

まどか「ひっ・・・!」ゾクゥッ...

マミ「あ・・・?」ピタッ...

マミ「結局・・・死んじゃうんだ・・・みんな・・・」

まどか「・・・!」ビクッ...

マミ「うふ・・・うふふ・・・ふふふふふ・・・」ニタァァァァッ...

 

 


マミ「フフフフフフwwwwwwwwwアハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwwww」ヒュゥン!シュルルルルルルルルル!

まどか「ふぅっ!?ぐぅぅ・・・!」パシッ!シュルルルルルルルギュゥゥゥゥゥゥゥ・・・

さやか「くっ・・・うっ・・・!」パシッ!シュルルルルルルルギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・

杏子「ひぎっ!?き、傷がぁっ・・・!」パシッ!シュルルルルルルルギュゥゥゥゥゥゥゥ・・・

マミ「ハァァァ・・・こっち来てぇ・・・」スタスタスタ...

まどか「痛いっ!痛い痛い!」ザザザザザザザッ!

さやか「ひ・・・引きずんな!熱ッ!?」ザザザザザザザッ!

マミ「とぉーちゃーく♪」

ほむら「ま、まどか!」

まどか「ほむらちゃん!」

マミ「ぐすっ・・・ううっ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ...

さやか「っ・・・?」

杏子「・・・?」グッタリ...

 

 

 

マミ「ぐすっ・・・ここね・・・?私のお店なの・・・」

ほむら「・・・」キッ...

マミ「もうすぐね・・・爆弾で全部なくなっちゃうの・・・」

マミ「私もね・・・殺されちゃうの・・・悪い人を殺しても殺しても・・・すぐに別の悪い人が殺しに来るの・・・」

まどか「マ・・・マミさん・・・ち、ちがう・・・!」

マミ「だから・・・ね・・・?もう・・・もう・・・!」ワナワナ

ほむら「い、嫌ぁ・・・!」ビクッ...

マミ「もう死ぬしかないじゃない!!!誰にも私を殺させたりなんかしないわ!!!自分で死んでやるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」スチャッ!アグッ!

ほむら「!?」
さやあん「!!!」

まどか「マミさん!!!?やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

マミ「ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!」カチッ...

   ドキュゥン!ビシィッ!!!!パァァァァン!!!ブシャアアアアアアァァァァ!!!!!

まどか「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 


マミ「」ピクッ...ピクッ...シュゥン...

まどか「あ・・・ああ・・・あ・・・あああ・・・」

  ジュワァァァァァァァァァァァ・・・・・・

ほむら「くっ・・・」ドサッ...

さやか「っ・・・!」ドサッ...

杏子「へぇ・・・へぇ・・・ひぎっ・・・」ドサッ...

まどか「ひっ・・・ひぐっ・・・うっ・・・ぐすっ・・ううっ・・・」ドサッ...

さやか「あ・・・あた・・・あたまが・・・!」ガクガク...
.
杏子「嘘だろ・・・オイ・・・」ガクッ...

まどか「ぐすっ・・・こ・・・こんなの・・・こんな・・・の・・・って・・・!」フルフル...

まどか「うっ・・・うわあぁぁぁぁぁああああああん!!!!」ブワッ.....

マミ「」ビクンッ...ピタッ...

ほむら「巴マミ・・・」

ほむら「・・・」ウルッ...

ほむら「ごめんなさぃ・・・」ポロッ...

 

 


QB「ふぅ・・・やれやれ、こういうのが一番困るんだよね」ヌッ...

杏子「お前・・・!」ハッ...

QB「絶望する一歩手前で死なれると回収のしようがないじゃないか」

ほむら「ぐすっ・・・忘れていたけど・・・生きていたのね」ゴシゴシ...

QB「ゾンビ、だっけ?あれは僕に興味を示さないからね。そもそもこちらの姿が見えていないよ」

杏子「てめぇ・・・ずっと見てたのか・・・」

QB「うん。こんなことが起きるなんて予想もしていなかったから驚いたけど」

QB「逆にこれもチャンスとして利用させてもらおうと考えたのさ。無論、失敗の色のほうが濃くなってしまったけどね」

ほむら「チャンス・・・ですって・・・?」

杏子「なに言ってやがるんだテメェは・・・」

QB「僕よりもそこにいる子に聞きなよ」

QB「暁美ほむら、にね」

ほむら「・・・?」

 

 


杏子「ほむら・・・?」

ほむら「・・・つまり、あなたたちの目的達成のためにゾンビたちを利用しようと思ったのね」

QB「そう。君は知っているんだろう?魔法少女の真実を・・・」

ほむら「・・・」

QB「・・・」

杏子「お、おい・・・お前ら二人で何を言って・・・」

ほむら「・・・杏子、」

杏子「・・・?」

ほむら「どんな真実も・・・受け入れる覚悟はある?これから私が話すことを信じてくれる?」

杏子「な、なんだよ・・・それ・・・」

ほむら「・・・」

杏子「・・・」

杏子「ん・・・」コクッ...

 

 

 

~~~~~~~~~~

杏子「・・・」ワナワナ...

ほむら「つまり・・・私たちはもう人間ではないの・・・」

杏子「なんだよ・・・それ・・・」ワナワナ...

ほむら「死ぬまで・・・いえ・・・魔女として死ぬまで解放されない・・・」

QB「今の状況とうまくかけるとするなら”魔法ゾンビ少女”ってとこかな」

杏子「なっ・・・!」ピクッ...
まどさや「・・・」ピクッ...

ほむら「黙れ・・・っ!」キッ... 

QB「やれやれ・・・君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると決ま――」

 バァン!

QB「」ビシッ!

ほむら「はぁぁ・・・はぁぁ・・・」ワナワナ...

QB「・・・今のは僕が悪かったかな」ヌッ...

 

 

ほむら「・・・で?お前が今ごろになって現れた理由は何?」キッ...

QB「今回の事件を利用すれば、君を含める魔法少女3人を高い確率で絶望させることができると考えてね」ハグハグッ...

QB「きゅっぷぃ・・・だから、はぐれても合流しないで君たちが勝手に絶望していってくれるのを待つことにしたのさ」

杏子「テメェ・・・!」ワナワナ...

ほむら「・・・」キッ...

QB「・・・ねぇ、それよりもあの二人を見てよ」

ほむあん「・・・!」チラッ...

 

 

まどか「・・・」

さやか「・・・」

ほむあん「・・・!」ゾクッ...

QB「まるで抜け殻のようだろう?君たち二人もあーゆー風になってくれるだけでいいんだけど」

   バァン!

QB「」ビシッ!

ほむら「ふざけないで」

QB「それはこっちの台詞だよ。これ以上無駄なことはやめてくれるかい?もったいないじゃないか」ハグハグッ...

杏子「チッ・・・」

QB「きゅっぷぃ・・・」ゴックン...

QB「ああ、そうそう」

 

 

QB「まどか、それとさやか、」

まどさや「・・・」

QB「今の話が聞こえていたかどうか知らないけど、それでも君たちが契約してくれるというのなら僕はいつでも大歓迎だよ」

   バァン!

QB「」ビシッ!

ほむら「失せろ・・・!二度とその面を見せないで!」クワッ!

QB「弾の無駄じゃないのかい?暁美ほむら。次に会うときは弾切れだといいな」スタスタ...

ほむら「弾がなくても絞め殺してやる!この手で!何度でもッ!!」

杏子「お、落ち着け!ほむら・・・」

ほむら「はぁ・・・はぁ・・・」ワナワナ...

 

 

杏子「・・・」チラッ...

マミ「」グチャァ...

杏子「っ・・・」メフセ...

ほむら「・・・」ウルウル...

杏子「帰ろうよ・・・今日はもう・・・限界だ・・・」フルフル...

ほむら「ええ・・・」

さやか「待ってよ・・・」

ほむあん「!」

さやか「マミさんをあんなとこに置いてくの・・・」

ほむら「・・・」チラッ

マミ「」グチャァ...

ほむら「っ・・・あれをどうしろっていうのよ・・・」

さやか「それは・・・」

 

 

まどか「・・・」スタスタ...

ほむさやあん「!」

まどか「・・・」

マミ「」グチャァ...

まどか「うっ・・・ひぐっ・・・」カポッ...

【バケツ】

マミ「」…

まどか「うぅっ!」タッタッタッ...

まどか「さやかちゃ・・・っ!」ギュッ...

さやか「しょうがないよ・・・今はあれくらいしかできないもん・・・」ギュッ...

 

 

   ~ セーフハウス ~

まどか「・・・いたぃ!」ヒリヒリ...

ほむら「沁みた?ごめんなさい・・・」ポフポフポフ...

まどか「ううん・・・大丈夫・・・」

ほむら「・・・まどか、」

まどか「・・・?」

ほむら「さっきはごめんなさい・・・少し言い過ぎてしまった・・・」

まどか「ううん・・・いいの・・・ほむらちゃんの言ってたことは本当のことだし・・・」シュン...

ほむら「いいえ・・・あなたが来なかったら、きっと私と杏子は死んでいた・・・助けてくれてありがとう」

まどか「・・・」

ほむら「・・・酷いこと言って本当にごめんなさい・・・信じてもらえるかわからないけど、あれが本心ではないの・・・」

まどか「ううん・・・信じるよ。私、ほむらちゃんが私たちみんなのこと必死で守ろうとしてくれてるの・・・わかってるから・・・」

ほむら「・・・ありがとう・・・嬉しいわ・・・」

まどか「でも・・・私が兵隊のこと教えなかったら・・・・マミさんはあんなことにならなかったんじゃないかな・・・」ウルッ...

ほむら「それは違う!マミは理性を失っていたの。断じてあなたのせいじゃない」

まどか「そう・・・かな・・・?だって、マミさんは私が話してからもっとおかしくなって・・・!」ウルウル...

 


杏子「いって・・・」ズキッ...

まどほむさや「!」

杏子「うぐっ・・・ま、また痛み出してきた・・・」ジワァァァ...ポタポタ...

さやか「ち、ちょっと!血・・・出てるわよ・・・?」オロオロ...

杏子「ううっ・・・!いてぇ・・・いたぃ・・・」

ほむら「撃たれたのよね・・・そんなに痛むの?」

杏子「いてぇ・・・こんなに痛いのは初めてさ・・・いたぁっ・・・」ポロッ...

ほむら「変ね・・・普通なら、傷は魔力でほとんど治っていてもおかしくないのに・・・」

杏子「クソッ・・・マミの奴が強い魔力の弾を、よりにもよってわき腹になんか撃ちやがったからか・・・いぎっ・・・!」ジワジワ...

ほむら「見せて、もしかしたら思っている以上に酷い傷なのかも・・・」

杏子「た、大したことねぇよ・・・ツバでもつけときゃ治るって・・・」

ほむら「縫合が必要かもしれない。放っておいたら、感染症か出血多量で・・・死ぬわよ・・・?」

杏子「うっ・・・」ビクッ...

 

 

杏子「し、沁みんのはイヤだからな・・・?」

ほむら「死ぬのとどっちがマシ?上着を脱いで」

杏子「ううっ・・・」ヌギヌギ...

杏子「・・・」ピタッ...

ほむら「どうしたの?」

杏子「中も・・・?///」チラッ...

ほむら「それは脱がなくていい」

杏子「お、おう・・・///」ドキドキ...

杏子「・・・脱いだ」

ほむら「横になって」

杏子「ん・・・」ゴロン...

 


ほむら「触ったりするかもしれない。痛かったら言って」

杏子「痛くしたら殺すぞ・・・」キッ...

ほむら「・・・」ジーッ...

まどか「ど、どう・・・?ほむらちゃん・・・?」

ほむら「暗くてよく見えない・・・」

さやか「懐中電灯、あるよ。部屋の隅にあった」

ほむら「照らして。影を作らないように」

さやか「う、うん・・・」カチッ...

ほむら「・・・」ジーッ...

杏子「ど・・・どうだ・・・?」

 


ほむら「・・・大丈夫。そんなに深い傷ではないみたい」

まどさや「ふぅ~・・・」ホッ...

杏子「お、大げさなんだよ・・・だから言ったろ?」ホッ...

ほむら「ただ、」

まどさやあん「!」

ほむら「このまま傷口を開いたままにしておくと感染症になるかもしれない」

杏子「ばい菌が入るってことか・・・?」

ほむら「ええ・・・縫合する必要がありそうね」

杏子「ほ、縫合って・・・は、針で縫うんだよな・・・?」

ほむら「ええ、そうよ」

杏子「麻酔とか、あんだろうな・・・ここ・・・」

ほむら「・・・」

 

杏子「やっ・・・」

杏子「やだぁぁぁぁ!無理無理!ぜってぇ無理ぃぃぃぃぃ!!!!!」ジタバタ!

まどか「き、杏子ちゃんダメだよぉ!」

ほむら「傷口が広がるわよ!?さやか!押さえて!」グッ...

さやか「お、おうよ!」グッ...

杏子「ひ~っ・・・痛いのやだぁ・・・」ポロポロ...

さやか「こ、子供かって!まぁ、わかるけどさ・・・」

杏子「いつもなら魔法で制御できるのにできないんだよ・・・嫌だぁ・・・」ポロポロ...

ほむら「大丈夫よ・・・ちゃんと・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・ちゃんと探してきてあげるから」

まどさやあん「!」

 

 

さやか「あんた・・・また行くつもり・・・?」

ほむら「杏子のためよ。仕方がない」

まどか「・・・」

杏子「・・・」

杏子「い・・・」

まどほむさや「・・・!」

杏子「い・・・い、いいよ・・・が、我慢するから・・・」

まどか「杏子ちゃん・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・いいえ」

まどさやあん「・・・?」

ほむら「麻酔以前に、縫合用の道具がないもの・・・いずれにせよ探しに行かないと・・・」

 

 


    ガチャッ・・・バタンッ・・・

まどほむさやあん「!」チラッ

チャック「・・・」

男「フゥン・・・」ジロジロ...

杏子「な・・・なんだよ・・・?あんた・・・」

まどか「あ・・・チャックさん?」

さやか「と・・・その人は・・・?」ジリッ...

チャック「ドンウォーリー。ヒー、イズ、ア、ドクター・・・」

まどか「え・・・お、お医者さんなんですか?」

男「アイム、セブン。メンバーオブアン”イーエムティ”」

まどほむさやあん「?」キョトーン

セブン「オゥ・・・アァ・・・?」オロオロ...

チャック「フゥン・・・」コマッタ...

まどか「ひ、仁美ちゃん呼んでくるね・・・!」

 

 

   ~ セーフハウス 医務室 ~
 
さやか「こんな部屋あったんだ・・・」

仁美「ええ、一応こういう場合も想定して作ったそうですの」

まどか「ごめんね?また起こしちゃって・・・」

仁美「いえ、少し寝すごしてしまいましたわぁ・・・ふぁ~っ・・・」

チャック「ファ~ッ・・・フゥ・・・」

さやか「ねぇ・・・あのおっさん、なんであたしたちが困ってるってわかったんだろう・・・?」

まどか「う~ん・・・雰囲気とかかな?言葉が通じなくても結構わかってもらえるのかもね・・・」

セブン「ヘイ、」

ほむら「はい」スッ...

セブン「センキュ・・・」テイク...

まどか「ほむらちゃんwwすっかり看護婦さんだね」

さやか「”ヘイ”で通じるのがすごいわww」

ほむら「杏子、大丈夫?」

杏子「ぐぅ・・・すぅ・・・むにゃ・・・」

ほむら「むっ?」

 


~~~~~~~~~~

杏子「んん・・・」ゴシゴシ...

杏子「ん?」チラッ...

ほむら「目が覚めた?局所麻酔で眠ることは少ないのだけれど」ファサッ

杏子「あれ・・・もう終わったのかい?ここは・・・?」キョロ...

ほむら「ええ、あなたが寝てる間にね。他の人が医務室のベッドを使うから私たちの部屋まで運んできたの」

杏子「おお・・・あの医者とおっさんは?礼がまだだ・・・」

まどか「なんだか他にも怪我してる人がいっぱいで忙しいみたい・・・」

ほむら「あの医者を連れてきてくれた人は出かけて行ったわ。私たちより外での行動に慣れているみたいね」

杏子「ふ~ん・・・」トローン...

さやか「なんかぽわぽわしてるわね・・・あんた・・・」

杏子「だって・・・眠いもん・・・」ゴシゴシ...

仁美「・・・?」キョロキョロ...

仁美「あ・・・あの・・・?」

 


まどほむさやあん「?」

仁美「さきほどから巴さんの姿が見当たりませんが・・・?」

まどほむさやあん「・・・!」ピクッ...

まどか「・・・」ジワッ...

仁美「えっ・・・」

さやか「・・・」ショボーン...

杏子「・・・」ウルッ...

ほむら「・・・」シュン...

仁美「あっ・・・」ドキッ...

まどか「ううっ・・・マミさん・・・」ポロポロ...

仁美「ま、まさか・・・そんな・・・ご、ごめんなさい!」オロオロ...

仁美「わ、私・・・し・・・失礼しますのっ!」ダッ!

さやか「あっ・・・仁美っ・・・」

ガチャッ!バタンッ!

 

 

まどか「ひっ・・・マミさん・・・ひっぐ・・・」ポロポロ...

さやか「・・・」ウルッ...

杏子「・・・」ポロッ...

ほむら「・・・」

さやか「何があったってのよ・・・マミさん・・・」

ほむら「・・・」ピク...

杏子「・・・?」

まどか「マミさん・・・もう会えないんだよね・・・?」

さやか「・・・」コクッ...

まどか「うっ・・・ぐすっ・・・」ポロポロ...

さやか「・・・」ポロッ...

ほむら「・・・今日はもう休みましょう・・・明日も何があるかわからない」

杏子「・・・」

 

 

~~~~~~~~~~

まどか「・・・ほむらちゃん?」

ほむら「・・・なに?」

まどか「明日、起きたらどうするの?私にもできること・・・ある?」

さやか「ねぇ、あたしたちにもできる限り手伝わせてよ?その・・・人手不足なんだし・・・」シュン...

まどか「うん・・・」シュン...

ほむら「そう・・・そうね・・・考えておくわ。ありがとう」

まどか「うん・・・ありがと・・・」

さやか「んじゃ・・・おやすみ・・・」

まどか「おやすみ・・・みんな・・・」

ほむら「ええ・・・」

杏子「おう・・・」

 

 

 

~~~~~~~~~~

まどか「すぅ・・・すぅ・・・」

さやか「んん・・・キョウ...スケ…」

杏子「・・・」

ほむら「・・・」

杏子「・・・なぁ、起きてんだろ?」

ほむら「・・・なるべく静かに・・・二人が目を覚ましてしまう・・・」

杏子「・・・」

杏子「あんたさぁ・・・マミのことで思い当たる節・・・あるんじゃないの?」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・気づいていたのね」

杏子「へっ・・・こいつらの前じゃ話しづらいよねぇ・・・」チラッ...

まどか「うぅん・・・ぅぅ・・・」モゾッ...
さやか「すぅ・・・すぅ・・・」

 

 


ほむら「・・・」チラッ...

まどか「・・・・・・すぅ・・・すぅ・・・」

ほむら「・・・私が悪いの」ギッ..

杏子「あん?」

ほむら「私・・・マミに人を殺させてしまった・・・ゾンビじゃない人間を・・・」

杏子「!?」

杏子「な、なんだよそれ・・・どういう意味だ・・・」

ほむら「彼女・・・二回目に出かけたとき、私を殺そうとした人間を撃ったの・・・」

杏子「・・・!」

ほむら「多分、従業員・・・パニックに似た症状が出ていたわ。きっと今回の事件が原因ね・・・」

杏子「まぁ・・・普通の人間なら無理もないな・・・」

ほむら「その人・・・私たちに襲い掛かってきた・・・」

杏子「・・・」

ほむら「二人で逃げたの。だけど私が捕まってしまって・・・」

杏子「で・・・あんたを助けるためにマミが・・・?」

ほむら「・・・」コクッ...

 

 

杏子「・・・それだけか?」

ほむら「ええ・・・」

杏子「なんだよそれ・・・どう考えてもマミは悪くねぇじゃん」

ほむら「ええ・・・悪いのは油断した私よ・・・」

杏子「あんただって悪くないよ。悪いのは――」

杏子「ん・・・悪いのは・・・」

ほむら「・・・」

杏子「・・・」

ほむら「・・・」ゾクッ...
杏子「・・・!」ゾクッ...

ほむら「・・・マミもこれがわからなくて・・・パニックに・・・?」.

杏子「・・・」

ほむら「・・・」

杏子「ん・・・か、考えんの・・・もうやめようぜ・・・」

ほむら「そうね・・・」

 

杏子「・・・マミはさ、正義に燃えてた」

ほむら「ん・・・?」

杏子「

 

 

 

 

 

 

杏子「・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・話、変えてもいい?」

杏子「ああ・・・何だい?」

ほむら「明日からのこと・・・」

杏子「おお・・・」

杏子「早いうちに・・・明日にでもここを脱出しようよ。手持ちのグリーフシードはねぇし・・・魔力に余裕があるうちにさ」

ほむら「賛成したいのだけれど・・・無理ね。あなたと私は可能でも、まどかとさやかには突破できる能力がない」

杏子「・・・」

 

 


杏子「・・・いっそのこと――」

ほむら「絶対にダメ」キッ...

杏子「だよねぇ・・・あんな話を聞かされて・・・親友に魔法少女になれなんて言えるわけ・・・」

杏子「・・・」

ほむら「親友・・・」

杏子「ふ、ふん・・・他になんて言えばいいんだよ・・・」

ほむら「・・・ともかく、まずは救助を待ちましょう」

杏子「救助・・・ね・・・」

ほむら「・・・」

杏子「もし、代わりに爆弾をたんまり積んだ飛行機が飛んできたらさ・・・どうするつもりだい?」

ほむら「心配ない。必ず一度は救助活動が行われるはず。爆撃はそれが失敗したときの手段のはずよ」

杏子「ふぅん・・・ま、そういうことはあんたが一番詳しいしね・・・信じるよ」

 


ほむら「・・・聞いて。私の計画はこう」

杏子「・・・」

ほむら「まず、一次救助が来たらまどかとさやか、あと志筑仁美をそれで脱出させる」

杏子「あんたとあたしはどうすんのさ?」

ほむら「あなた・・・自分が何者か忘れたの?」

杏子「・・・」

杏子「ゾンビだよ・・・」

ほむら「・・・!」

杏子「ふん・・・皮肉なもんさ・・・ゾンビに噛まれて薬が必要な体になったと思ったら、今度は魔法ゾンビと言われた・・・」シュン...

ほむら「あんな奴の言うことは気にしないで」

杏子「嫌でも気になっちまうだろ・・・あたしだって・・・こんな・・・」ウルッ...

ほむら「杏子・・・」

 

 

杏子「・・・」ゴシゴシ...

ほむら「・・・」

杏子「悪い・・・今の・・・聞かなかったことにしてくれ・・・」ムスッ...

ほむら「ええ・・・」

杏子「・・・」

杏子「で・・・救助組とはどこで落ち合うつもりだい?」

ほむら「・・・いいえ。落ち合わない」

杏子「はぁ!?」

ほむら「静かに。3人が乗ったヘリなり、トラックなりを追跡するから落ち合う必要はないわ」

杏子「なんでそんなこと・・・空港で落ち合うのが楽でいいじゃん」

 

 

ほむら「多分、救助された人たちは検査と誓約書にサインさせられて解放されると思うけど・・・念のため追跡して万が一に備える」

杏子「ふ~ん・・・」

ほむら「無事に解放されたら、帰国予定の外国人は空港まで送ってもらえるだろうからそこで合流する」

杏子「落ち合ってんじゃねぇか・・・」ムスッ...

ほむら「あっ」ホムッ?

杏子「ふん・・・まぁ、悪くはないと思うけどねぇ・・・」

ほむら「・・・この計画だと、帰国予定ともピッタリだから今のところは最善の方法よ」

杏子「だが・・・万が一だ。万が一救助が来なかったり失敗した場合はどうする?」

ほむら「・・・」

杏子「・・・」

 

 

ほむら「・・・それはそのとき考えましょう」

杏子「おい、そんなんで本当に大丈夫なのかよ?」

ほむら「じゃあ、何かいい方法でもある?」

杏子「う・・・いや・・・」

ほむら「・・・今日はもう休みましょう・・・また明日も話し合えばいい」

杏子「うん・・・」

ほむら「おやすみなさい・・・」

杏子「ああ・・・」

まどか「・・・」

 

 


~~~~~~~~~~~

【AM7:00】

まどか「すぅ・・・むにゃ・・・」

さやか「くぅ・・・くぅ・・・」

ほむら「すぅ・・・すぅ・・・」

杏子「ぅぅ・・・ぅぅ~っ・・・」モゾモゾ...

まどか「ぅぅん・・・ぅぅ・・・?」トローン...

杏子「うぅ~っ・・・ううぅぅぅっ・・・」

まどか「きょうこちゃ・・・?」ゴシゴシ...

杏子「あぁ・・・まど・・・か・・・くる・・・しっ・・・」グッタリ...

まどか「ふぁ・・・!き、杏子ちゃん!」ガバッ!

 

 

杏子「へぇ・・・へぇ・・・」グッタリ...

まどか「ど、どうしよう・・・!」オロオロ...

さやか「ぅぅん・・・んっ・・・」ゴロン..

ほむら「すぅ・・・・・・」

杏子「へぇっ・・・はぁっ・・・」グッタリ...

まどか「お、お薬だよね!待って!」ゴソゴソ...

杏子「はぁ・・・はぁっ・・・」グッタリ...

まどか「・・・!」ゴソッ...キラーン!

杏子「く、くび・・・に゛・・・」ビクビク...

まどか「う、うん!いいぃ痛かったらごめんねっ!」

   ブスッ・・・シュゥゥゥゥゥゥ・・・

杏子「いっち・・・ぐっ・・・」

まどか「うぅ・・・痛そう・・・」

杏子「・・・はぁ・・・・・・・ふぅっ・・・」クタッ...

まどか「き・・・杏子ちゃん・・・?」

 

 


杏子「へへっ・・・」

まどか「・・・?」

杏子「まどか・・・あんた、ほむらより上手いじゃん・・・」ニヤッ

まどか「ふぁ・・・い、痛くなかったかな?ウェヘヘ…」ニガワライ...

杏子「ふぅ・・・」

まどか「大丈夫・・・?」

杏子「ああ・・・もう平気さ・・・ありがと・・・」チラッ...

さやか「むぅぅ・・・ぅぅん・・・」モゾモゾ...

ほむら「・・・・・・」

杏子「ったく・・・よく起きないね、あいつら」

まどか「うん・・・二人とも疲れてるんだよ、きっと・・・」

 

 

杏子「まどか、あんたはよく眠れたのかい?」

まどか「う~ん・・・多分?」

杏子「ふふww大丈夫か?今日も何があるかわかんねーぞ?」ニコッ...

まどか「ウェヘヘ…そうだね・・・でもちゃんと寝たから大丈夫かな」ニコッ...

まどか「・・・」

まどか「あのね・・・杏子ちゃん・・・?」

杏子「?」

まどか「ごめんね・・・私・・・昨夜二人が話してたの・・・聞いちゃった・・・」

杏子「なっ・・・!」

まどか「・・・」.

杏子「全部か・・・?」

まどか「・・・」コクッ...

 

 

杏子「・・・」

まどか「マミさん・・・ずっと一人で悩んでたんだね・・・」

杏子「・・・ああ」

まどか「・・・」ウルッ...

杏子「・・・」

杏子「な、なぁ・・・まどか・・・?」

まどか「うん?」

杏子「ほむらの奴には・・・知らないフリしてやってくれ・・・」

まどか「・・・」チラッ...

ほむら「・・・」

まどか「うん・・・みんな辛いけど・・・ほむらちゃんが一番辛いと思うから・・・」ニコッ...

ほむら「・・・」ポロッ...

 


杏子「・・・」

まどか「・・・杏子ちゃん、ココア飲む?」

杏子「えっ・・・お、おう・・・」

まどか「昨日配ってもらった食べ物の中にあったの。ちょっと待っててね?」

杏子「お湯、気をつけろよ?」

まどか「もぉ~杏子ちゃんまでママと同じこと言うの~?私そんなに・・・」コポポポ...

まどか「・・・」

まどか「・・・ママ・・・みんな・・・どうしてるかな・・・?」ウル...

杏子「・・・」

ほむら「おはよう、」

まどあん「!」

 


まどか「お、おはよう!ほむらちゃん・・・」ゴシゴシ...

ほむら「・・・」コクッ...

まどか「今起きたの・・・?」

ほむら「ええ・・・二人ともよく眠れた?」

まどか「うん、大丈夫」

杏子「あたしは十分寝たよ。あんたは?」

ほむら「うん・・・疲れはとれたわ」ポキポキッ...

まどか「ほ、ほむらちゃんもココア飲む?」

ほむら「ありがとう。いただくわ」

まどか「ちょっと待っててね!はい、杏子ちゃん」スッ...

杏子「おお!さんきゅ~♪」

杏子「・・・」ズビズビ...

杏子「はぁ~うめぇ~♪」ホッコリ...

まどか「ティヒヒwwよかった♪」ニコッ

 

 

ほむら「傷はどう?」

杏子「ああ、昨日よりは大分マシさ。普通に動けるかもな」ズビズビ...

まどか「だ、大丈夫?無理しちゃダメだよ?」

杏子「平気さぁ~♪魔法少女なんざ、この程度の傷あっという間に――」ジョウタイヒネリ!
 
 ブチンッ!グシュッ...

杏子「いぎっ!!!てぇぇぇぇっ!!!」ズキッ!

   バシャッ!

杏子「あっちぃぃぃぃぃぃぃ!!!?」ブワッ!

まどか「ふぁぁぁぁっ!?き、杏子ちゃんっ!!」

ほむら「バカっ!なにしてるの!?」

さやか「うぅん・・・?」ムクッ...

杏子「ひぐっ・・・なんだよ・・・なんで治ってねぇんだよ・・・!」ズキズキヒリヒリ...

まどか「れ、冷蔵庫から冷やすもの持って来るね!」

ほむら「まさか・・・」

 


さやか「なに・・・朝・・・?」トローン...

ほむら「ねぇ、杏子?あなたのソウルジェム・・・見せて」キッ...

杏子「な、なんでだよ?」

ほむら「いいから、」

杏子「・・・」ハズシ...シュゥン...

杏子「なっ・・・!?」ビクッ....

ほむら「・・・!」ゾクッ...

さやか「ん?なにやってんの?朝っぱらからどうしたのさ――」

【SGの中でうごめく虫のような影】

さやか「うっ!?」ビクッ...

杏子「な・・・なんだよ、これ・・・!」ゾゾゾ...

ほむら「虫・・・?こんなの・・・今まで・・・」ゾゾゾ...

 


まどか「ねぇ、どうしたの?冷凍食品しか冷やすものなかったけど・・・」

【杏子のSG】

まどか「ひっ・・・!」ビクッ...

杏子「こいつのせいか・・・?傷が癒えないのは・・・」

ほむら「わからない・・・でも、関係がありそうね・・・」

さやか「な、なんのよ・・・これ・・・なんで杏子のソウルジェムの中に・・・」

まどか「か、噛まれたことと関係あるのかな・・・?」

ほむさやあん「・・・!」

ほむら「・・・」ハズシ...シュゥン...

【ほむらのSG】

ほむら「・・・」

さやか「普通だね・・・あんたのソウルジェム・・・」

 

 

ほむら「じゃあ、やっぱり・・・」

杏子「くっ・・・へ、変身すりゃあ、そいつも消えるって!」

杏子「・・・」

杏子「・・・?」

ほむら「えっ・・・」
まどさや「?」

杏子「なっ・・・!」

杏子「・・・」

さやか「なに・・・どうしたの・・・?」

杏子「なぜだ・・・なぜ魔法が使えない・・・!」

まどさや「えっ・・・」

ほむら「ハッ・・・」

杏子「・・・」ゴポッ...

 

 

杏子「へへっ・・・なんだよ・・・これ・・・あんまりじゃねぇか・・・」ゴゴゴゴ...

まどか「き、杏子ちゃん・・・?」

ほむら「まずい・・・このままじゃ・・・!」

杏子「はぁ・・・あたし・・・これじゃ、ただのゾンビだろ・・・」ゴゴゴゴゴ...

さやか「ちょっと・・・あんた・・・?」

杏子「ふっ・・・あとは魔女になるのを待つだけかい・・・」ゴゴゴゴゴ...

さやか「あっ・・・まさかこれって・・・!」ゾクッ...

杏子「はぁ・・・魔女になるのと、あいつらみたいになるの・・・どっちが先かなぁ・・・」ゴゴゴゴゴ...

まどか「ほ、ほむらちゃん!グリーフシードは!?」

ほむら「手持ちがないッ!」

杏子「もういいや・・・どっちでもいいから・・・どっちでもいいから・・・もう・・・」ゴゴゴゴゴ...

ほむら「杏子っ!!ダメよ!」

さやか「杏子ッ!!」

まどか「杏子ちゃん!!!」

 

 

杏子「あ・・・」グタッ...

ほむら「・・・!」ジリッ...

さやか「ど、どうなったのよ・・・杏子・・・」

まどか「き、杏子ちゃん!杏子ちゃんっ!」ユサユサ...

杏子「」

まどか「ひぃぃぃぃ~っ・・・死んじゃやだぁ!やだよぉ・・・」ギュッ...シクシク...

   コロコロコロ・・・

ほむら「!」

【杏子のSG】

ほむら「まだ無事なの・・・?杏子・・・」ヒロイ...

ほむら「!?」ビクッ...

【SGの中でうごめく虫の影】

ほむら「穢れを・・・!食べてる・・・!」ゾクッ...

さやか「えっ・・・」

 


杏子「うぅん・・・」モゾモゾ...

まどか「ふ、ふぇっ・・・き、きょうこちゃあ・・・?」ポロポロ...

杏子「ここ・・・どこ・・・天国・・・?」

さやか「な、なに言ってんのよ・・・あんた・・・大丈夫なの・・・?」

杏子「さやかぁ?じゃあ地獄かよ・・・」シュン...

さやか「は?どういう意味よそれ?」カチン...

杏子「・・・あれ?」

ほむら「杏子・・・!あなた・・・」

杏子「ほむら・・・?」

まどか「杏子ちゃん・・・よかったぁ・・・杏子ちゃぁぁ・・・」ギュッ...

杏子「まどか・・・?」

 

 

ほむら「杏子・・・あなた、記憶はあるの?」

杏子「・・・」

杏子「ん・・・魔女になるんじゃなかったのかよ・・・」ムスッ...

ほむら「ソウルジェムの中の虫があなたの溜めた穢れを食べたの」

杏子「ええっ・・・?」

ほむら「返すわ・・・」スッ...

杏子「・・・」

【杏子のSG】

杏子「・・・ったく・・・なんなんだよ・・・コイツ・・・何がしたいんだよ・・・」

さやか「・・・」

さやか「・・・あんた、今はどう思ってんのよ?」キッ...

杏子「・・・?」チラッ...

 

 

さやか「まさかまだ・・・もう、どうでもいいとか思ってんじゃないでしょうね?」

杏子「・・・」ムスッ...

杏子「・・・さやかに何がわかんだよ」イジケ...

さやか「そんな言い方ないでしょ!?みんな、あんたのことが心配なのよ!」

ほむら「・・・」

まどか「ぐすっ・・・ひっ・・・」ギュゥ...

杏子「・・・」

杏子「ふん・・・」ゴロン...

まどか「ふぁ・・・きょうこちゃ・・・」

杏子「・・・」ムスッ...

さやか「っ・・・」

ほむら「杏子・・・」

 

 

杏子「・・・ほっといてよ」ムスッ...

さやか「ちょっと!あんたさ――」

ほむら「やめて」

さやか「!」

ほむら「・・・」

さやか「でも!」

ほむら「杏子がどれほど辛いか、あなたにはわかるというの?私には無理・・・」

さやか「う・・・」

杏子「・・・」

まどか「ぐすっ・・・杏子ちゃん?」

杏子「・・・」

まどか「ヤケド・・・大丈夫?冷たいの置いておくよ?」.

 

 

杏子「・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・」

ほむら「・・・杏子、少し近くまで出かけてくるわ」

杏子「・・・」ピクッ...
まどか「ふぇ・・・」
さやか「えっ・・・」

ほむら「まどかとさやかはついて来て」スタスタ...

さやか「えっ・・・い、いいけど・・・」

まどか「どこ行くの・・・?」

ほむら「外だけど、すぐ近くの比較的安全な場所。手伝ってくれるんでしょう?」チラッ...

まどさや「・・・!」

まどか「う、うん・・・!」ゴシゴシ...

 


ほむら「じゃあ、行きましょう。1時間くらいで戻ってくるから」

まどか「杏子ちゃん、行ってきます」

さやか「ヤケド・・・冷やしておきなさいよ?」

杏子「・・・」

    ガチャッ・・・

杏子「おい・・・」

まどほむさや「!」

杏子「・・・気をつけろよな?」チラッ...

まどか「ふぁ・・・う、うん!」ニコッ

ほむら「・・・」

さやか「う・・・うん・・・ありがと・・・」

杏子「・・・」プイッ

 


    ~ ロイヤルフラッシュプラザ ~

ゾンビ「」
ゾンビ「」
ゾンビ「」

ほむら「・・・!」

まどか「うっ・・・」ゾゾゾ...

さやか「うぇぇ・・・みんな死んでる・・・」

ほむら「変ね・・・ドアも開いてるし・・・誰かが先に通ったのかしら?」

まどか「あっ、チャックさんかな・・・?」

さやか「ああ・・・そういえばあのおっさんも外に行く人だよね」

ほむら「何を使ったのかしら・・・みんなきれいに頭がなくなっているわね・・・」

ほむら「・・・それはともかく、ついて来て」スタスタ...

まどさや「うん・・・」スタスタ...

 

  ~ ロイヤルフラッシュプラザ バッグ店 ~

ほむら「これぐらいあればいいかしら・・・」ゴソッ...

さやか「ん・・・バッグなんてどうすんのよ?しかも、そんな大きいやつ」

ほむら「巴マミよ」

まどさや「えっ!?」

ほむら「あなたたち、言ってたでしょう?私もあのままはどうかと思う」

まどか「マ、マミさんをそれに入れるの・・・?」

ほむら「ええ・・・せめて棺の代わりにはなるから・・・」

まどさや「・・・」

ほむら「・・・言っておくけど、遺体はかなり酷い状態よ?ちゃんと触る覚悟はある?」

さやか「・・・」

まどか「うん・・・」コクッ....

 


~~~~~~~~~~

マミ「」プーン...プーン...

ほむら「っ・・・もう蝿が・・・」

まどか「うぅ・・・」ゾクッ...

さやか「酷い・・・ね・・・」ゾクッ...

ほむら「さやかは足を。私とまどかで片手ずつ持つわ・・・いい?」

まどか「うん・・・」

さやか「バケツは・・・?」

ほむら「外さないと持ち上げられない・・・外すわ・・・」カパッ...

マミ「」グチャァ...

まどか「いやぁっ・・・」ソラシ...

さやか「うぅ・・・酷い・・・」ソラシ...

ほむら「くっ・・・早く持ち上げて・・・」ソラシ...

 


~~~~~~~~~~

まどか「・・・」

さやか「・・・」

ほむら「・・・」

【マミ入りバッグ】

さやか「どうするの・・・マミさん・・・」

ほむら「どうするもこうするも・・・ここに置いておくしか・・・」

まどか「一緒に帰れないの・・・?」

ほむら「救助が来るまでわからない・・・遺体を回収してくれる可能性は低いけれど・・・」

まどか「そんな・・・それじゃ、マミさん・・・日本でお葬式もしてもらえないっていうの・・・」ウルウル...

さやか「・・・」

ほむら「・・・」

 


まどか「ぐすっ・・・ひどいよ・・・これじゃあんまりだよ・・・マミさんがかわいそうだよ・・・」ポロポロ...

ほむら「みんなそう思っているわ・・・」シュン...

さやか「・・・仕方ないよ・・・まどか・・・あたしたちだけでお別れしよう・・・」

まどか「ひぐっ・・・ううっ・・・」ポロポロ...

さやか「マミさん・・・今までありがとう・・・」ナムナム...

ほむら「マミ・・・ごめんなさい・・・」ナムナム...

まどか「ぐすっ・・・マミさん・・・さようなら・・・」ナムナム...

 

 

さやか「・・・」ポロッ...

ほむら「・・・」ゴシゴシ...

まどか「ひっ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ...

ほむら「・・・ごめんなさい・・・名残惜しいけど、次の予定もあるの」

さやか「何よ・・・」

ほむら「あなたたちに武器の使い方を教えておきたい」

さやか「武器・・・?探しに行くの?」

ほむら「いいえ、私が持ってる。前に確保しておいた」ゴソゴソ...

ほむら「・・・」ゴトッ...

【回転式拳銃.22LR】

さやか「うわ・・・本物だよね・・・これ・・・」

ほむら「気をつけて。使い方を間違えると危険よ」

 

 

ほむら「・・・まどか、あなたも」

まどか「・・・」シュン...

さやか「まどか・・・マミさんに憧れてたから・・・」

ほむら「そうね・・・今の状態では無理に触らせないほうがいい・・・まずはあなたにだけ教えておく」キョロキョロ...

さやか「う、うん・・・」

ほむら「あのおもちゃ屋にあるクマのぬいぐるみを狙って構えてみなさい。最初は引き金に指をかけないで」

さやか「お、おうよ・・・」ヒロイ...

さやか「予想以上に重っ・・・こ、こう?」チャッ...

ほむら「ふむ・・・まぁまぁね。じゃあ、撃ってみて」

さやか「ええっ!?い、いきなりぃ!?」ビクッ!

 

 

ほむら「不安?」

さやか「あ、当たり前でしょ!?もっとちゃんと教えなさいよ!」

ほむら「これ以上、教えようがないもの。狙って撃つ、それだけよ」ファサッ...

さやか「な、なによそれ・・・ホントに大丈夫?ホントに危なくないの?」

ほむら「危ないに決まっているでしょう?もともと人を殺すために作られた道具よ」

さやか「あんたどうしたいわけ!?あ、あたしのこと、からかってんの!?」

ほむら「いいから。その構え方であってるから撃ってみなさい」

さやか「くっ・・・」ジリッ...

  ・・・パァァン!

さやか「ひうっ!」ビクッ...

ほむら「はずれ。センスないわね」

 


さやか「う、うっさい・・・ん今度は当ててやるんだから・・・」チャッ...

ほむら「待って!」

さやか「?」

ほむら「左手の人差し指を戻して。ヤケドするわよ?」

さやか「えっ?そうなの・・・?」スッ...

ほむら「この型のピストルは引き金の指より前に別の指を出さないこと。熱いガスが出るから」

さやか「うん・・・わかった・・・」

ほむら「じゃあ、もう一回撃ってみて」

さやか「ん・・・」ジリッ...

   パァァン!、ガシャァァァァァァン!

さやか「わわわっ!?」ビクッ!

ほむら「ガラス代、請求されても知らないわよ?」ファサッ...

 


さやか「あんた、そうやってバカにすんのやめてよね!初めてなんだから当たるわけないじゃん!」

ほむら「この距離からその口径の銃で当たらないのなら、センスがないとしか言いようがない」

さやか「うう・・・なんかよくわかんないけど悔しいぃ・・・」ガックシ..

ほむら「危ないからテーブルの上に置いて。やはりあなたはバットみたいな物の方が向いている」

さやか「そういえば、換気口から出てすぐの廊下にあったから拾ってくるわ・・・」トボトボ...

ほむら「ゾンビはいなかったけど気をつけて。何かあったら大きな声で叫びなさい」

さやか「へいへい・・・」トボトボ...

まどか「さやかちゃん・・・一人で大丈夫・・・?」

ほむら「大丈夫。あっちの奥まで、ゾンビは入り込んでいないようだから」

まどか「そう・・・」

ほむら「まどか・・・あなたも一通りやっておいてほしいのだけれど・・・やれる?」

まどか「・・・」

 


さやか「・・・」スタスタスタ...

さやか「・・・」ムスッ...

【バット】

さやか「はぁ・・・ビジュアル的には銃の方がかっこいいよなぁ・・・」ヒロイ...

さやか「ん・・・?」

【MaintenanceRoom】

さやか「何この狭い部屋・・・こんな部屋あったんだ・・・」

さやか「・・・」ジーッ...

【壁にかけられた工具や道具】

さやか「ふぅん・・・」

さやか「ヒヒッwwなんか、あたし専用バットみたいのを作っちゃいますかね♪」ニヤッ

 …キュッ!バリバリッ!ジジジ...
デデデッ!デン!デン!デンッ!デデデッ!デン!デン!デンッ!

 

~~~~~~~~~~

ほむら「じゃあ、次はあの空き缶を狙ってみて」

まどか「えぇ?遠いし、小さすぎない?」

ほむら「あなたなら大丈夫。いけるわ」

まどか「そ、そうかな?じゃあ、やってみるね・・・」スチャッ...

まどか「・・・」ジリッ...

  ・・・パァァン!、カンッ!

まどか「わっ!当たっちゃった!」

ほむら「うん・・・やっぱりまどかは飛び道具のセンスがあるわね」ホムホム

まどか「まぐれで当たっただけだよぉ・・・ウェヘヘ///」

さやか「ねぇ!見て見てー!」タッタッタッ...

まどか「あっ、さやかちゃん・・・?」

ほむら「・・・それは何?」

さやか「じゃーん!さやかちゃん専用釘バットぉッ!」トゲトゲ

まどほむ(うわぁ・・・)

 


さやか「普通のより、こっちの方がなんか強そうじゃん?」

まどか「まぁ・・・そんなの見せられたら怖くなっちゃうよね・・・」ニガワライ...

ほむら「相手はゾンビよ?不良グループの抗争にでも参加するつもり?」

さやか「あ~・・・ま、まぁ、ビビらせられないにしてもこっちの方が効果的じゃない?」

まどか「さやかちゃん・・・そんなので叩いたりしたら・・・考えただけで痛いよ・・・」ゾゾゾ...

ほむら「ゾンビといえど、体は腐敗した人間のもの・・・余計な返り血を浴びることになるわよ?」

さやか「うっ・・・そ、それは・・・そうかも・・・」ゾクッ...

まどほむ「・・・」ジトーッ...

さやか「や・・・やっぱやめた!釘、抜いてくる・・・」トボトボ...

ほむら「待って、新しいのを探しに行ったほうが早い。近くにスポーツ用品屋があったはずよ」

まどか「ほ、ほむらちゃん?その前にピストルどうするの・・・?」

ほむら「それ、練習用だから捨てていいわ。弾切れだしその辺に置いておきなさい」

まどか「いいの?じゃあ捨てちゃうよ・・・」コトッ...

さやか「ふふんwwどうせ、まどかも当たんなかったんでしょ~?」ニヤニヤ...

まどか「えっ!あぁ、えっと・・・う、うん!」ニコッ...

 

   ~ セーフハウス ~

杏子「・・・」

杏子「・・・」チラッ...

【AM9:00】

杏子「チッ・・・おっせぇなぁ・・・」

  ガチャッ・・・バタンッ・・・

杏子「!」

まどか「ただいま!杏子ちゃん」

ほむら「少し遅くなった。ごめんなさい」

杏子「ほんっ…と!遅い!心配したんだからな・・・」

さやか「ふぅん・・・優しいじゃん」

杏子「う、うるさい・・・」プイッ...

まどか「杏子ちゃん、ヤケドは・・・?」

杏子「ああ・・・少しヒリヒリするけど平気さ・・・」

 

 


杏子「・・・」

杏子「・・・おい・・・さ・・・さっきは悪かったな・・・」モジモジ...

まどほむさや「!」

杏子「まだ、気持ちの整理はついてねぇけど・・・あんたたちに心配かけたのは事実だ・・・」

杏子「それに・・・みんなを突き放すようなことまでしちまって・・・」

まどか「杏子ちゃん・・・そんな・・・」

さやか「い、いいよ・・・だって・・・あんた・・・」

杏子「・・・」

まどさや「・・・」シュン...

ほむら「・・・ごめんなさい・・・力になれなくて・・・」

杏子「!」グゥ~ッ...

まどほむさや「!」

 


杏子「あぁ・・・わ、悪い・・・///」カァーッ...

さやか「・・・ねぇ?それってちゃんとあんたが生きてる証拠じゃない?」

杏子「・・・!」

さやか「ヒヒッww♪」ニコッ

杏子「さやか・・・」キュン...

ほむら「ふふっ・・・そういえば、朝食がまだだったわね」  

杏子「ああ。あんたちが出ていって、少ししたら持ってきたよ・・・」チラッ...

【配給された朝食x5】

さやか「ふぅん・・・ちゃんと食べないで待っててくれたんだ」

杏子「な、なんだよ!なんか文句あんのかよ!」

まどか「ティヒヒwwみんなで食べたほうがおいしいもんね!」ニコッ

まどか「はぅ!」グゥ~ッ...

ほむさやあん「!」チラッ

まどか「ふぁ・・・うぅ・・・///」カァーッ...

 

 

~~~~~~~~~~

杏子「♪」モグモグ...

さやか「・・・なんか、こうやってご飯食べてるときが一番落ち着くね」モグモグ...

ほむら「そうね。食事ぐらいしか楽しみもないし・・・調理した食事を出してくれるのはありがたい」モグモグ...

まどか「意外と色んなもの出してくれるよね。今日の朝ごはん、なんだか見た目もすごくかわいいし・・・」モグモグ...

仁美「配給担当の方がフードコートで働いていた方だそうですの。お子様プレートの盛り付け係だったとか・・・」

さやか「だからこんなにセンスいいのね。昨日の晩ごはん、店で出されても違和感ない感じだったもん」

まどか「あれっ?そういえば仁美ちゃん・・・昨日は寝ちゃってたけど、晩ごはんちゃんと食べたの?」

仁美「いえ・・・起きたのが遅かったので昨夜は何も・・・」モグモグ...

杏子「あんた、よく平気だねぇ~あたしなら、ぶっ倒れてるよ~」モグモグ...

仁美「平気じゃなかったですっ!それはもう夜中にお腹がすいて、お腹がすいて・・・っ!」モグモクモグモグ゙...

まどか「ウェヘヘ…夜中に食べると、太っちゃうもんね・・・」

 

 

   ドゴォーン....グラグラグラ…

まどほむさやあん仁美「!?」

まどか「な、なに・・・?」

ほむら「爆発・・・!?」

杏子「まさか・・・!もう軍隊が来たってのか・・・?」

さやか「じゃあこれ爆弾!?う、嘘でしょ!?」

ほむら「待って!落ち着いて!」

   シーン...

仁美「お・・・おさまりましたの・・・」

杏子「なんだってんだ一体・・・」

まどか「一回だけだったね・・・?」

ほむら「・・・」

 


さやか「ね、ねぇ・・・どうすんの?」

杏子「確かめに行くか?」

ほむら「少し様子をみてから・・・」

   シーン...

まどほむさやあん仁美「・・・」

ほむら「・・・今はやめておきましょう。下手に外に出ないほうがいい」

杏子「でも、もし今のが・・・」チラッ...

ほむら「大丈夫、信じて」

杏子「・・・」

まどか「ご・・・ごはん食べちゃおっか!とりあえず・・・」

さやか「ま・・・まぁ、腹が減っては戦はできぬ、って言うしね!あむっ・・・」モグモグ...

 

~~~~~~~~~~

まどか「ごちそうさま・・・」

さやか「ふぅ・・・外国の人のご飯ってさ、ちょっと量多くない?」

ほむら「そうね。朝食にしては・・・ケフッ…」

杏子「こんくらい普通だろ~?」ポンポン...

さやか「まぁ、あんたにはぴったりかもね・・・」ニガワライ...

仁美「お皿を返してきますの。みなさんのもついでに私が・・・」

さやか「あっ!あたし、一緒に行くわ」

まどか「ふぁっ!私も行くよ!」

さやか「三人もいらないでしょ?まどかたちは待ってて」

まどか「いいの・・・?じゃあ、ありがとう・・・」

ほむら「二人はコーヒー飲む?良ければ淹れておくけど・・・」コポポポポ...

さやか「あ~あたしはいいや。ありがと」

仁美「私はおコーヒー、飲めませんので・・・お心遣いありがとうございます」ニコッ

 


    ガチャッ・・・バタンッ・・・

ほむら「まどかと杏子は?」

まどか「ありがとう。でも私もコーヒー飲めないんだよね・・・ウェヘヘ.…」

杏子「カフェオレ、コーヒー薄めにミルク多めでお願~い」

ほむら「・・・砂糖は?」

杏子「たっぷりに決まってんじゃ~ん」

ほむら「それはコーヒー牛乳じゃないかしら・・・」コポポポポ...

杏子「あ、ミルク冷たいまんまでいいから。熱いの苦手だし」

ほむら「確定ね・・・」トクトクトク...

まどか「・・・ほっ!」ブンッ!

杏子「まどか・・・?何さそれ?」

まどか「さっき出かけたときにね?ほむらちゃんが”ごしんよー”に見つけてくれて・・・はぁっ!」ブンッ!

杏子「フライパンかよwwもっといい物なかったのかい?」

まどか「ウェヘヘ…ちょっとだけピストルの使い方も教えてもらったんだけどね」

 

 

ほむら「何かあったとき、私一人で全員を守るのは難しいから・・・」

杏子「そうだねぇ・・・マミもいなくなっちまったことだし・・・」

杏子「・・・ふん・・・なんでこんなときにボロボロなんだよ・・・あたし・・・」シュン...

まどか「だ、大丈夫だよ!杏子ちゃんの分は私とさやかちゃんで頑張るから!ねっ?」ニコッ

杏子「役不足だろ・・・どう頑張っても・・・」

まどか「うぅ・・・それはそうだけど・・・」シュン...

ほむら「・・・コーヒーみたいなもの、置いておくわ。ぬるいけどこぼさないよう気をつけて」コトッ...

杏子「さんきゅ~・・・」

ほむら「あなた・・・傷はまだ痛む?」

杏子「ん・・・まどかやさやかと同じことくらいはできるさ。多分・・・」

ほむら「そう・・・」

    ガチャッ!

まどほむあん「?」

さやか「た、大変!仁美が!!」

まどほむあん「えっ・・・?」

 

 

   ~ セーフハウス 点検用ハッチ前 ~

まどか「なんで仁美ちゃんが連れて行かれちゃったんだろう・・・」

ほむら「犯人はどんな姿だった?」

さやか「青色の服を着た男!あとヘルメットとマスクに銃も持ってた!早く追いかけないと!」

杏子「何が目的だっていうのさ・・・身代金とかか?」

ほむら「この状況でその可能性は低いわ。そもそも相手は何者なの・・・」

さやか「ねぇ、そんなこと考えてる場合!?追いつけなくなるじゃん!」

ほむら「あなたたちは待っていて。私が後を追う」シュルルルル...シャキーン!

杏子「待ちな!あんた一人じゃ――」

ほむら「杏子、これを・・・」スッ...

【回転式拳銃.38Spl】

杏子「・・・!」

ほむら「弾は全部で5発入ってる。取り扱いが不安ならまどかに聞いて」

 

 


杏子「おい!こんなもん渡されても一緒に行かなきゃ意味がない!」

ほむら「いいえ。あなたは二人をお願い・・・」

杏子「くっ・・・」ギッ...

ほむら「トランシーバーを持っておいて。後で連絡する」スタスタ...

まどか「ほむらちゃん!気をつけてね・・・?」
   
さやか「なんかあったら絶対連絡しなさいよ!三人ですぐ駆けつけるから!」

ほむら「それには及ばないわ。志筑仁美を連れてすぐに戻ってくる」

   ガゴンッ・・・バタンッ・・・

さやあん「・・・」ムスッ...

まどか「大丈夫かな・・・?」

 

 

~~~~~~~~~~

さやか「仁美・・・」

まどか「ほむらちゃん・・・」

杏子「・・・」イジリイジリ...スチャッ...ポチッ
 
杏子「おっ?」

まどさや「?」

杏子「銃の握るとこについてるボタン押したら、なんか赤いのが出たぞ・・・?」

まどか「あっ、ホントだ。なんだろうね?」

さやか「う~ん・・・撃ったらあそこに弾が当たる・・・とか?」

まどあん「おぉ・・・」ナルホド...

  ((ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪))

まどさやあん「!」

ほむら《私よ!ガガガガガッ!バァン!聞こえてる!?バババババババ!バァン!バァン!》

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

杏子「おい!そのうるさいのは何の音だ!?」

 


~ 中央広場 ~

ほむら「銃声!例の格好をした人間がこっち撃ってきてるの!」

傭兵「インマイサイッ!」ババババンッ!

傭兵「アイズオンターゲット!」ババババンッ!

傭兵「カヴァミー!」カチャッ...ジャキーン!

杏子《どういうことだよ!そいつら何もんなのさぁ!?》

ほむら「わからないっ!でも志筑仁美を連れ去った奴らの仲間であることは確かよ!」バァン!

傭兵「ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!?シィッ!マイレッグ!」ビシッ!ドテッ!

ゾンビ「キシャアアアアアア!」ガブッ!グチャグチャ!
傭兵「ガッ!デェム!?アアアァァァァアアッァァァ!!!!」ジタバタ!

さやか《あんた大丈夫なの!?仁美は!?》

ほむら「私は問題ない!今からこいつらをまいて、志筑仁美を見つけるわ・・・!」カシャン...チチチチチチ...

……―――――― 
ピンッ...ブンッ!
――――――…… 

    ピカッ!バァァァァァァァンッ!!!!!!
傭兵「!?」キィィィィィィィィィン....
傭兵「ワッタ!?」キィィィィィィィィィン....

 

 

~~~~~~~~~~

仁美{いいえ!私はここに残ります!}

傭兵1{ですから、それは無理です。あなたの父親から連れて帰るよう言われています}

仁美{父がなんと言おうと私は帰りません!まだ大切なお友達が残っていますの!}

傭兵1「ハァ・・・」

仁美{なぜお友達を一緒に連れて行ってはなりませんの?}

傭兵1{ヘリの定員オーバーです。それにあなただけの救助が私たちの仕事です}

仁美{・・・お金ですか?お金なら後でいくらでも払います}

傭兵1{我々は普通のサラリーマンと同じです。会社から報酬を受け取り、指示されたことを実行する}

仁美「・・・」

傭兵1{現場で個人と契約するのはルール違反です。あなたが何を言おうと無理なものは無理です}

仁美「くっ・・・」

 

 

   キュイイイイイイィィィィィィン・・・バッ、バッ、バッ、バッバッバッバッバッ・・・・・

傭兵2{おい、ヘリの準備ができたぞ。俺たちはさっさと先に引き上げよう}

傭兵1{さあ、行きましょう。空港であなたのお父さんが待っている}グイッ...

仁美「いやっ!離してください!いやっ!!」ジタバタ...

傭兵2{お嬢さん、ここは危険だ!早く乗りなさい!}

傭兵3{おい、来るときに軍の検問が見えたよな?}

傭兵4{ああ、飛行禁止空域に指定される前に早く脱出しよう」

仁美「まどかさんっ!さやかさんっ!」ジタバタ...

傭兵2{ベルトで固定しろ!”荷物”が落ちたら大変だ!}

 

 


~~~~~~~~~~

ほむら「はっ、はっ、はっ・・・!」タッタッタッ...

ほむら(どこなの・・・志筑仁美・・・どうか無事でいて・・・!)タッタッタッ...

    バッバッバッバッバッバッバッバッ・・・・

ほむら「!」チラッ

    バラバラバラバラバラバラ!

ほむら(ヘリ!?でも救助にしてはずいぶんと小型ね・・・)

ほむら(じゃあ・・・あれは例の武装集団のヘリ・・・?)

ほむら(まさか・・・)カシャン...チチチチチチ.....

……―――――

ほむら「はっ!」ジャンプ!フワフワ...

傭兵1「―――」
仁美「―――」
傭兵2「―――」

ほむら「・・・!」

 

 


ほむら(見つけた・・・)

ほむら(でもどうすればいいの・・・ヘリに触れれば、操縦者不在で墜落する・・・)

ほむら(・・・乗り込むと同時に時間を動かすしか方法はないわね)

ほむら(相手は4人・・・最初の問題は後部座席の二人か・・・)

ほむら(できるだけ殺さないようにはしたいけれど・・・)

……―――――

ほむら「はっ!」ドスッ!

傭兵2「ウグゥ・・・」グタッ...

傭兵1「!?」スチャッ!

ほむら「!」サッ!ガシッ!

  バンッ!バンッ!

傭兵3,4「!?」
仁美「きゃあ!?」ビクッ!

ほむら「くっ・・・!」ブラーン...

 


仁美「あ、暁美さん!?」

傭兵3{おい!一体何事だ!?}

傭兵1{わからん!とにかくクソッタレがヘリの足にぶら下がってる!振り落とせ!}

傭兵4{ドアが開いているんだろう!?荷物が落ちないように気をつけろよ!}

    ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!ブゥン!ブゥン!     

ほむら「きゃあ!?くぅっ・・・!」ガシッ...

傭兵1{チィッ!しぶとい奴だぜ!もっと派手にやってくれ!}

傭兵3{よし!しっかりつかまってろ!宙返りするからな!}

    ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・

ほむら「うわぁ・・・あわわっ!」(ろ、ローターに巻き込まれるっ!)ジタバタ!

傭兵3{どうだ!?落ちたか!?}

傭兵4{いや・・・どうやら、こうしたほうが早そうだな!} ギュウッ!フミツケッ!

ほむら「いぎぃっ!?きゃあぁぁぁぁぁぁ・・・!」パッ...ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ...

仁美「暁美さぁぁぁぁぁん!いやぁぁぁぁぁ!」ジタバタ...

 

 

 

     ズデーンッ!!!グニャッ・・・

ほむら「あああああああぁぁぁぁぁぁッ!」ズキィッ...

ほむら「あ、足が・・・!足が変な方向にぃっ・・・!」ズキズキ...

ほむら「くぅぅぅぅ・・・あいつ・・・よりにもよってソウルジェムを・・・くぅっ・・・!」ズキズキズキ...

   バラバラバラバッバッバッバッバッバッバッバッバッ.......... 

ほむら(ううっ・・・体中が痛くて動けない・・・これじゃ・・・もう追いつけない・・・)ウルッ...

ゾンビ「グゥゥゥゥゥゥゥ・・・」ユラー...
ゾンビ「アアアアアァァァ・・・」ユラー

ほむら「はっ・・・!?」スチャッ!バァン!バァン!

ゾンビ「ゴバァ!?」ビシッ!
ゾンビ「ギャアアアアアァァッ!?」ビシッ!

ほむら「はぁ・・・はぁ・・・」グッタリ...

   ((ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪))

ほむら「・・・!」

 

 

    ~ セーフハウス ~

まどか「ほむらちゃん?仁美ちゃんは見つかった・・・?」

ほむら《はぁ・・・はぁ・・・ま・・・まどか・・・ごめんなさい・・・》

まどさやあん「!?」

さやか「あ、あんた何よ・・・どうしたのよ!?」

ほむら《チッ・・・!バァン!バァン!》

杏子「おい!まだ撃ち合ってんのか!?」

ほむら《いいえ・・・ゾ、ゾンビが・・・来るっ・・・イヤっ!バァン!》

杏子「なんだと・・・!?」

まどか「ほ、ほむらちゃん!今どこにいるの!?」

ほむら《いいえ!来ないで!来ちゃダメよ!ザザッ!》

さやか「ちょっと!?なんで切るのよ!!ねぇ!!」

まどか「助けに行かなきゃ!ほむらちゃんが食べられちゃうよぉ!!」

 


~~~~~~~~~~

 (( ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪ ))

ほむら「はぁ・・・はぁ・・・」カチャッ...ジャキーン!

ゾンビ「キシャアアアア!!」

ほむら「っ・・・!」スチャッ!バァン!

ゾンビ「グギャァッ!?」ビシッ!ブシャァァァァッ!

ほむら「ひぃっ!くぅっ・・・」ビチャァ....

 (( ピロリン♪ピロリン♪ピロリン♪ ))

ゾンビ「イヒwヒヒヒヒヒ・・・・」
ゾンビ「アアアアァァァァ・・・」
ゾンビ「アアッ、アアッ・・・」

ほむら(に、逃げないと・・・!でも・・・動けないっ・・・くっ・・・)ズキズキ...

ほむら(くっ・・・ここまでなの・・・そんなのイヤ・・・!)ポロッ...

ゾンビ「キシャァァァァァァァァァ!!!!!」
ゾンビ「ウワァァアァァァァ!!!!!」

ほむら「うっ!」ビクッ!

 

 

 

  ダァンッ!ダンダァンッ!   

ゾンビ「ガアッ!?」ビシッ!
ゾンビ「ゲェェェェ!?」ビシッ!
ゾンビ「グバァッ!?」ビシッ!

ほむら「・・・」ビクビク...

ほむら「・・・?」

チャック「フゥ・・・アーユゥオーライ?」

ほむら「えっ・・・」チラッ...

チャック「キャンニューウォーク?」

チャック「!」

【歪に曲がったほむらの足】

ほむら「っ・・・」ズキズキ...

チャック「アァ・・・オゥケイ・・・イッツガナビオゥケイ」グッ

ほむら「えっ・・・」

 

 

    ~ 中央広場 ~

ゾンビ「アァァァァァァ・・・」
ゾンビ「ウウウゥゥゥゥゥ・・・」
ゾンビ「アァァァァ・・・」
ゾンビ「ウウッ・・・ウウッ・・・」
ゾンビ「アアアアアアアァァァ・・・」

杏子「うげぇ・・・」ゾクッ...

さやか「うわぁ・・・すごい数ね・・・」ゾクッ...

まどか「うぅ・・・ほむらちゃん・・・」

杏子「お前ら、ちゃんとついてこいよ?こんなもん、はぐれたら終わりだからな?」

まどか「う、うん・・・」

さやか「ほむらのやつ・・・どこにいるのかな?」

まどか「ほ、ほむらちゃん死んじゃってたりしないよね?」ウルウル...

杏子「さぁね・・・ま、あいつのことだから・・・きっと・・・」


   

さやか「あれ・・・?」

まどあん「?」

傭兵ゾンビ「アアアアァァァァァ・・・」

さやか「うわ!?あのゾンビ、仁美をさらった奴らと同じ格好してる!」

杏子「けっ、ざまぁみろってカンジじゃん」

まどか「あの人も人間だったんだよね・・・悪い人だったのかな・・・?」

さやか「まどかぁ・・・あんた、誘拐犯までかばうわけ?」

まどか「そうじゃないけど・・・少しかわいそうかなって・・・」

杏子「・・・」スチャッ...

まどか「えっ・・・き、杏子ちゃん?」

  ダンッ!

傭兵ゾンビ「ギャァァァァ!?」ビシッ!

まどか「ひっ!」ビクッ...

さやか「わぁぁ・・・!?な、なにしてんのよぉ!どういうつもり・・・?」ビクッ...
   

 

杏子「見ろよ、」

まどさや「?」チラッ...

【傭兵が落とした自動小銃】

杏子「・・・」スタスタ...

杏子「よっ・・・と・・・」ヒロイ...

まどか「重そうだね・・・それ・・・」スタスタ...

さやか「もしかして、それがほしかったわけ?」スタスタ...

杏子「そうだよ。こっちのほうが強そうじゃん」

まどか「使い方わかるの?杏子ちゃん・・・」

杏子「銃なんざ、みんな同じでしょ~?的に向けて引き金引くだけさ」スチャッ...

ゾンビ「キシャァァァァァァァ!!!」

杏子「ふん、」バババンッ!

ゾンビ「アガガガァッ!?」ビシシシッ!バタッ・・・

 

 


まどか「おぉ・・・」カッコイイ...

さやか(悔しいです・・・)グヌヌ...

杏子「これ、すごくない!?いいもん拾った~♪」ニヤッ

さやか「ほら、それもいいけど早く助けにいかないと・・・」

杏子「チッ・・・魔法が使えれば話は早いんだが・・・」

まどか「ほむらちゃんどこなの・・・お願いだから電話に出てよぉ・・・」ピッ...

   ピロリン...ピロリン...ピロリン...

まどか「ふぇ・・・?」
あんさや「?」

   バァン!...バァン!...バァン!

まどさやあん「!」チラッ

【ほむらを背負って走るチャック】

ほむら「くっ・・・」バァン!

ゾンビ「グボァッ!?」ビシッ!

チャック「ナイスショット!」タッタッタッ...

 

 

さやか「うえぇっ!?あのおっさんだ!」

まどか「ほ、ほむらちゃん!ほむらちゃーん!!」ピョンピョン!ノシ

ほむら「まどか!?」

杏子「へっ・・・なにさ、せっかく助けに来てやったのに無駄足かよ」ホッ...

ほむら「あなたたち・・・」

チャック「ハァ・・・ハァ・・・」ツカレタ...

さやか「あ、あんた・・・どうしたのさ?なんでおんぶしてもらってんのよ?」

ほむら「高いところから落ちて動けなくなっていたところを助けてもらった・・・」

まどか「け、怪我してるの・・・?血まみれだよ・・・!」ゾクッ...

ほむら「血は私のじゃなくて返り血・・・足を痛めたけど、すぐに魔力が修復してくれるはずよ・・・」ズキズキ...

まどか「そう・・・チャックさん!セ、センキューベリーマッチ!」ニコッ

チャック「イェァ・・・フゥ…」

杏子「で・・・志筑の仁美ちゃんはどうなったのさ?」

ほむら「・・・」

 

 

    ~ セーフハウス ~

ほむら「・・・ごめんなさい」

まどか「・・・」ショボーン...

さやか「・・・」

杏子「酷い目に遭ってなきゃいいけどねぇ・・・」

まどか「仁美ちゃん・・・」

さやか「・・・」

ほむら「私の責任よ・・・手加減無しで相手を殺していれば志筑仁美を救えたもの・・・」

まどか「そんな・・・殺すなんて、ダメだよ・・・」

さやか「でも、仁美は殺されちゃうかもしれないじゃん・・・」

ほむら「そう・・・あなたの言うとおり・・・ここで躊躇うことは死を意味する・・・」

杏子「・・・これでわかっただろう?殺らなきゃ殺られるんだよ、まどか」

まどか「でも・・・でも・・・」ウルッ...

 

 

さやか「・・・で、仁美は?あんた、どうするつもりなのよ?」

まどか「えっ・・・」

ほむら「・・・」シュン...

杏子「さやか・・・もう無理だ。あの子は魔法少女じゃないから、ソウルジェムで追うこともできない」

さやか「じゃあ、見殺しにするってわけ?」

杏子「おい、さやか」キッ...

さやか「なによ」キッ...

まどか「ふぁ・・・」

ほむら「やめて。志筑仁美のことは私だけの責任よ・・・本当にごめんなさい」

さやか「責任とかそんなのどうでもいいの!どうでもいいから仁美のこと助けてよ!!」クワッ!

杏子「お前なぁ!」ガタッ!

さやか「なによ!!!役立たずはすっこんでてよ!!!」

杏子「やっ!?」グサッ...

ほむら「さやか・・・!あなた、なんてことを・・・!」キッ...

まどか「み、みんな・・・やめてよ・・・」ウルウル...

 


さやか「ふん・・・だって、本当のことでしょ?」

杏子「っ・・・!」ギッ...

まどか「さやかちゃん!それはいくらなんでも――」キッ

さやか「まどかはややこしくなるから黙っててよ!!」

まどか「・・・!」ビクッ...

杏子「・・・」ウルウル...

ほむら「あなた・・・いったいどういうつもりなの・・・」ジロッ...

さやか「・・・なにが?」

ほむら「私を責めるのは当然・・・いくら責められても仕方がない」

さやか「・・・」

ほむら「でも・・・杏子を責める理由がどこにあるというの?」キッ...

まどか「さやかちゃん・・・あんまりだよ・・・酷すぎるよ・・・」ポロッ...

杏子「・・・」ゴシゴシ....

さやか「・・・ふんっ!」プイッ...スタスタ...

 

 

ほむら「待ちなさい!まさか、外に行く気じゃないでしょうね?」キッ

さやか「行くわけないでしょ!?ホント、冗談じゃないわよ!!」

ガチャッ!バタァァァンッ!

まどか「ううっ・・・ひっ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ...

ほむら「・・・」

杏子「・・・」ショボーン...

ほむら「杏子・・・」

杏子「平気だよ・・・気にしてないから・・・」ショボーン...

ほむら「・・・」

 

 

~ セーフハウス 階段 ~

さやか「・・・」ショボーン...

さやか(あたしって、どうしていつもこうなの・・・カッとなったら酷いことばっか言って・・・)

さやか(杏子・・・絶対怒ってるよね・・・謝ったら許してくれるかな・・・)

さやか(ダメ・・・だよね・・・きっともう、あたしの顔なんて見たくないよね・・・)

さやか(ほむらのやつも・・・あたしと違って滅多に大声出したりしないけど・・・顔がすごく怒ってた・・・)

さやか(まどかだって・・・いくら優しいまどかだって・・・こんなの・・・)ウルッ...

少年「ごめん・・・そこ、通りたいな・・・」

さやか「うぇ?あ・・・あぁ!ご、ごめん!」ササッ!

少年「ありがとう・・・」スタスタ...

さやか「ううん!こんなとこに座ってたあたしが・・・って・・・あれ?」
.
さやか「日本人・・・?」チラッ...

恭介「・・・」スタスタ...

さやか「・・・!」ドクン...

 

 


恭介「・・・」ポチッ...

ウィーン...チーン!ガラガラッ...

恭介「・・・」スタスタ...

ガラガラ...ウィーン...

さやか「うそ・・・」

さやか「・・・」

さやか(・・・うん。恭介がいるわけない。きっとこれは幻覚だね。うん、幻覚だ!さやかちゃん・・・あなた疲れてるのよ)ウンウン...

さやか「・・・」チラッ...

【エレベーター】

さやか「・・・」

さやか(どこにつながってるのかな・・・あのエレベーター・・・)

さやか(う、うん・・・恭介もどきとは関係ナシに調べてみる必要があるわね・・・そう、断じて恭介とは関係ないけど)スタスタ...

 

 


~ セーフハウス 屋上 ~

さやか(へぇ・・・こんなとこあったんだ・・・)

【ヘリポート】

さやか(あっ、ヘリコプターのやつだよね、あれ。ということは救助はここに来るかも・・・ってことか)

さやか「・・・」

さやか「ん・・・」キョロキョロ...

さやか「!」ドキッ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「うぅ・・・」ドキドキ...

恭介「!」チラッ...

さやか「!!」ドッキーン!

恭介「・・・やぁ、さやかじゃないか」ニコッ...

さやか「」

 

 


さやか「あぁ・・・あがっ・・・あぅ・・・」オロオロ...

恭介「どうしたんだい・・・?」

さやか「あぁ・・・いや・・・その・・・」オロオロ...

恭介「君もこっちにおいでよ。ここに座って空を眺めると気持ちが落ち着くよ」

さやか「えっ?う・・・うん・・・」スタスタ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「・・・」スワリ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「あ・・・あのさ!」

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「ほ・・・本当に・・・恭介・・・なの・・・?」

恭介「えっ?」

さやか「えっ」ビクッ...

 

 

恭介「ハハハwwどうしてそんなことを聞くの?今日のさやか、少し変だよww」クスクス...

さやか「えっ・・・あぁ・・・いや・・・う、うん・・・///」ボリボリ...

恭介「僕は君がよく知っている、上条恭介以外の何者でもないよ」ニコッ

さやか「あぁ・・・う、うん!そ、そうだよね!あはははは・・・」

恭介「えっ?」

さやか「えっ・・・」

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「き・・・恭介?」

恭介「音が聞こえる・・・」

さやか「音?なんの音・・・?」

恭介「・・・いやだ」

さやか「?」

 

 

恭介「いやだ・・・いやだいやだいやだいやだいやだいやだ」ガタガタ...

さやか「!?」

恭介「耳から出ていけ・・・出ていってくれ・・・出ていけ!!」クワッ!

さやか「ひぅっ!?」ビクッ...

恭介「うぅ・・・もうやめてくれよぉ・・・」ガタガタ...

さやか「き、恭介・・・?」

恭介「さやか・・・助けて・・・」ギュッ...

さやか「はわぅぃ!?ち、ちょっ・・・やっ・・・///」オロオロ...

恭介「ううっ・・・ぐすっ・・・助けて・・・」ポロポロ...

さやか「えっ・・・なっ・・・ええっ?」

恭介「ううっ・・・ひっ・・・ぐすっ・・・」ポロポロ...

さやか「き・・・恭介っ・・・///」ギュッ...

 


恭介「・・・」

さやか「・・・///」ドキドキ...

恭介「ごめん・・・もう平気・・・」パッ...

さやか「えっ・・・あっ!う、うん・・・///」

恭介「・・・」ショボーン...

さやか「ね、ねぇ・・・恭介?」

恭介「なに・・・」

さやか「なんで・・・さ、こんなところにいるの?」

恭介「どうしてそんなことを聞くんだい・・・」

さやか「だって・・・体・・・」

恭介「わからないんだ・・・」

さやか「えっ・・・」

恭介「わからないんだ・・・なにもかも・・・」ショボーン...

さやか「・・・」

 


恭介「・・・」

さやか「で、でも・・・あたしのことはわかるんだよね・・・?」

恭介「ああ・・・」

さやか「じゃあ・・・まどかは?」

恭介「・・・鹿目さん?」

さやか「そう!じゃあ~・・・ほむらは?」

恭介「君の言っていた転校生?」

さやか「なんだ・・・覚えてるじゃんか・・・」

恭介「ごめん・・・もう少しお願いしてもいいかい?」

さやか「うん・・・じゃあ~・・・仁美!」

恭介「志筑さん?」

さやか「正解!じゃあ~・・・」

恭介「さっき見かけたよ」

さやか「・・・はい?」

 


恭介「さっきまで僕がいた暗いところでね・・・」

さやか「・・・」

恭介「僕はそこが嫌で・・・そこから逃げてきたんだ・・・」ショボーン...

さやか「・・・」

恭介「志筑さんも連れ出してあげようとしたんだけど、途中で見失ってしまったんだ・・・」

さやか「ま、待ってよ・・・」

恭介「?」

さやか「それ・・・どこさ・・・?いつの話?」

恭介「本当に”さっき”だよ。場所は・・・薄暗くて・・・寒くて・・・嫌な音がする・・・」

さやか「・・・」

恭介「・・・さやか?どうしたんだい?」

さやか「・・・ごめん、ちょっとついて来て」スタッ...

 

 

~~~~~~~~~~

ほむら「・・・!?」

杏子「・・・?」

まどか「」

恭介「あれ・・・鹿目さんもいたんだね」ニコッ...

まどか「ふぁ・・・か、上条君だよね?ほ、本物・・・?」

恭介「偽者がいるなら見てみたいねww」クスクス...

まどか「・・・」

さやか「・・・」

ほむら「・・・どういうこと?」チラッ...

さやか「ん・・・わかんない。そこにいたの」ムスッ...

ほむら「・・・」

 

 

さやか「・・・ねぇ、恭介」

恭介「?」

さやか「さっきの話・・・恭介がいた場所の話、聞かせてくれるかな」

恭介「ああ・・・本当はあまり思い出したくないんだけど・・・」

さやか「ごめん。でも、どうしても聞きたいの」

恭介「うん・・・さやかがそこまで言うなら・・・全部話すよ」

さやか「う、うん・・・ありがと・・・」モジモジ...

杏子「はんっ・・・」プイッ...

さやか「!・・・」

杏子「・・・」

さやか「・・・」ショボーン...

恭介「あぁ・・・ええっと・・・話し始めてもいいのかな・・・?」オロオロ...

 

 

ほむら「・・・ええ、構わないわ。なんだかよくわからないけれど」

さやか「・・・もしかしたら、仁美の手がかりがあるかもしれないの」

まどほむあん「えっ・・・」

さやか「ごめん、恭介・・・お願い」

恭介「・・・」コクッ...

恭介「・・・多分、僕はずっと眠っていたんだ。目が覚めたときには薄暗い部屋のベッドの上で横になっていた」

恭介「外国の映画とかに出てくるような・・・取調室、かな?そんな雰囲気のすごく広い部屋の真ん中にベッドがあって・・・」

ほむら「取調室・・・その部屋には何かあった?鏡とか」

恭介「ああ、鏡があったよ。横に長い大きな鏡がひとつだけね」

ほむら「・・・」

恭介「そこは吐く息が白くなるくらい寒くて・・・嫌な音がするんだ・・・」

さやか「どんな音・・・?」

恭介「虫・・・蝿とか・・・蜂とか・・・そういうのが耳のすぐそばを飛び回るような音・・・かな・・・」

……………

 

 

…………………

恭介「・・・」ムクッ...

恭介「ん・・・ここは・・・」ゴシゴシ...

恭介「・・・?」キョロキョロ...

【薄暗い正方形の部屋】
【横に長い鏡】
【分厚い金属製のドア】

ブゥゥゥン...ウゥゥゥン...ウゥゥゥン...

恭介「うっ・・・うわあああああああああああああっ!」ジタバタ!

ウゥゥゥン...ウゥゥゥン...ウゥゥゥン...

恭介「やめろ・・・やめてくれ・・・!」ガタガタ...

プシュゥゥゥゥゥゥ!

恭介「!」

【開いたドア】

恭介(ここから出よう・・・この音はもう嫌だ・・・!)タッタッタッ...

 


シーン…

恭介「・・・」スタスタ...

恭介(音はしなくなったけど・・・ここはずいぶんと暗いな・・・)

恭介「ハァ・・・ハァァァ・・・」ブルッ...

恭介「寒い・・・」ブルブル...

恭介(僕はなんでこんなところに・・・確かいつも通り血液検査を受けて、その後は・・・)

恭介(・・・あれ・・・そんなに前のことじゃないはずなのに・・・どうしてこんなに長い時間が経った気がするんだろう・・・)

ブゥゥゥン...ウゥゥゥン...ウゥゥゥン...

恭介「うっ!?また・・・!やめろっ・・・!」バタッ...

ブゥゥゥゥゥゥン!ウゥゥゥゥゥゥゥン!ウゥゥゥゥゥゥゥゥン!

恭介「わあああああああああああああっ!!!!」ジタバタ!

恭介「・・・」ピタッ...

シーン…

恭介「・・・」ムクッ...

 

 


恭介「!」

仁美「・・・」スタスタ...

恭介「志筑さん・・・?」

仁美「・・・!」チラッ...

恭介「ああ、やっぱり志筑さんだ」

仁美「・・・」ニコッ...

恭介「?」

仁美「・・・」スタスタ...

恭介「あっ・・・どこへ行くんだい?」

仁美「・・・」スタスタ...

恭介「待って!一緒に出口を探そう!」タッタッタッ...

 

 

~~~~~~~~~~

恭介「はぁ・・・はぁ・・・」タッタッタッ...

恭介「・・・」キョロキョロ...

恭介(見失ってしまった・・・どうしようか・・・)

恭介「!」

【青いドア】

恭介(あれは・・・もしかして出口かな・・・?)スタスタ...

恭介「ふんっ・・・!」グッ...

恭介「っはあ!ううっ・・・開かない・・・」ギッ...

恭介「・・・?」チラッ

【緑のドア】

恭介(あっちにもドアがある・・・けど・・・)

恭介「・・・」スタスタ...

 


プシュゥゥゥゥゥ…

恭介「!」

恭介(開いた・・・!自動ドアか・・・)

恭介「・・・」チラッ...

【青いドア】

恭介(なんだろう・・・よくわからないけど、あっちのドアのほうがいいな・・・)

恭介「・・・」スタスタ...

プシュゥゥゥゥゥ…

恭介「!?」

恭介(開いた・・・とりあえずこっちに行ってみようかな・・・)

恭介「・・・」スタスタ...

 

 

恭介「・・・」スタスタ...

【Classic Concert】
【Classic Concert】
【Classic Concert】
【Classic Concert】
【Classic Concert】

恭介(コンサートのポスター・・・?どこかでやっているのかな・・・)

恭介「!」スタッ...

【大きなドア】

恭介「・・・」ガチャッ...

シーン...

恭介(コンサートホール・・・?こんなところに・・・)

恭介「あ・・・」チラッ

【恭介のバイオリン】

恭介「僕の・・・?」

 

 

恭介「・・・」スタスタ...

恭介「・・・」ヒロイ...

恭介「・・・」コトッ...

…♪~…♪~…♪~♪~…♪~…♪……

恭介「・・・」スッ...

パチパチパチ...

恭介「!」チラッ
 
さやか「・・・」パチパチパチ...

仁美「・・・♪」ニッコリ...

恭介「ハハ・・・///」テレテレ...

恭介「さやか・・・」ニコッ...

 


ブウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥン!!!

恭介「うわああああああああぁぁぁぁあ!!!!」バタッ!

ゴトッ!ガランガラン...

さやか「・・・」パチパチパチパチパチパチパチ...

仁美「・・・♪」ニタァァァァッ.....

ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!ウウウウウウウウウゥゥゥウウウウウウウウウゥゥゥゥウゥゥゥゥゥン!!!

恭介「やめろおおおおぉぉぉぉぉおぉおお!!!」ジタバタ...

恭介「あっ・・・」

恭介「」グタッ...

…………………

 

 

 

 

………………

まどほむさやあん「・・・」

まどか「なんでさやかちゃんと仁美ちゃんが・・・」

恭介「わからないよ・・・だけど、そのコンサートホールには二人がいて・・・」

杏子「見間違いじゃないのかい?」

恭介「う~ん・・・」

さやか「でもさ、恭介の言ってることが本当だとしたら・・・」

まどか「仁美ちゃんはともかく・・・さやかちゃんが二人いることになるよね?さやかちゃんはずっと私たちと一緒にいたし・・・」

杏子「・・・さっき出てっただろ」ムスッ

ほむら「でも、ほんの10分くらいよ。どう考えても時間の計算が合わない」

杏子「む・・・」

まどか「うぅ・・・なんだか怖いね・・・」

ほむら「志筑仁美もそこにいたというのなら・・・私の見た志筑仁美は一体・・・」

杏子「・・・おい、肝心なとこ、飛ばしてない?」

まどほむさや「?」

 

 


杏子「坊やのいた場所さ。ここの敷地内とは限らないじゃん」

ほむら「・・・そうね。そういう施設がここにあるとは考えにくい・・・もしかしたら志筑仁美が連れ去られた先かも」

杏子「そういう施設?なんの話さ?」

ほむら「詳しいことはわからないけれど、上条恭介がいた場所は誰かに監視されていた可能性があるわ」

さやか「な、なにそれ・・・どういうこと・・・?」

ほむら「マジックミラーよ。横に長い鏡があると言っていたでしょう?」チラッ

恭介「うん。確かに見たと思う」

まどか「それって確か・・・片側は鏡で、もう片方は普通の窓になってるんだよね?」

ほむら「そう。きっとその鏡の向こうで何者かが上条恭介の行動を監視していた」

杏子「はぁ?一体誰が、何の必要があってそんなことするっていうのさ?」

ほむら「そこが問題よ。私が思うに、彼がいた場所はなんらかの実験施設・・・」

まどさや「実験施設・・・?」

ほむら「マジックミラー、対爆ドア、温度調節された閉鎖空間、謎の仕掛け・・・」

まどさやあん恭介「・・・」

 

 

ほむら「そしてなにより・・・日本で入院しているはずのあなたがここにいるということ」チラッ

恭介「・・・」

さやか「うん・・・やっぱりおかしいよね・・・なんで恭介がここにいるの・・・」

杏子「この子、事故で体の自由をなくしたんだろ?なのに・・・ピンピンしてんじゃねぇか」

恭介「それが・・・僕も事故や入院の記憶はあるんだけど・・・なぜか、こうして普通に立って歩いていることに疑問を感じないんだ・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・ねぇ?この人・・・本当に上条君だよね・・・?」

さやか「バカ!変なこと言わないでよ・・・どう見ても恭介だよ・・・」

まどか「そ、そうだよね・・・ごめんねさやかちゃん・・・」

恭介「・・・」

ほむら「・・・」ウデクミ...

杏子「んん・・・」

 

 

~~~~~~~~~~

杏子「・・・」モグモグ...

さやか「・・・」モグ...モグ...

ほむら「・・・」モグモグ...

ほむら「・・・」チラッ

まどか「・・・」

ほむら「・・・食べないの?まどか、」

まどか「うん・・・食欲がなくて・・・」

杏子「おい、メシはしっかり食べな。何かあっても腹が減ってちゃ話にならないよ」

まどか「そうだね・・・明日はご飯食べられないかもしれないもんね・・・」パクッ...モグモグ...

さやか「・・・」モグ...

ほむら「・・・」

杏子「・・・」モグ...モグ...

 

   
  ガチャッ・・・バタンッ・・・

まどほむさやあん「!」チラッ...

恭介「えっと・・・僕も一緒に食べてもいいかな・・・?」

杏子「別に構わないけど~?好きにしなよ」

恭介「ありがとう。一人で食べるのには慣れているんだけどね・・・」ニコッ

さやか「今までどこで食べてたの?」

恭介「食堂みたいなところだよ。他にもたくさん人がいたけど・・・知らない人ばかりで居心地がさ・・・」ニガワライ...

さやか「ヒヒッww知ってる顔といたほうが気楽だよね」ニコッ...

恭介「特にさやかは嫌なくらい顔を見慣れているからね」ニコッ

さやか「はぁ!?うっざ!人がせっかく退屈してるだろうなと思って通ってんのに・・・」

まどか「ティヒヒwwホントは違うくせに・・・♪」ボソッ...

さやか「ま~どぉ~かぁ~!!///=3」ガバッ!サワサワサワ...

まどか「やぁあああぁぁだwwwwwさやかちゃwwらめぇwwwか、上条君もいるんだよっ!?///=3やんっwww」ジタバタ!

ほむら「・・・」ウズウズ...

 

 

杏子「けっ・・・」プイッ...

まどさや「!」ピタッ...

ほむら「・・・」ゴクゴク...

杏子「・・・」モグモグ...

さやか「・・・」ショボーン...

まどか「・・・」トントン、

さやか「!」

まどか「(さ、さやかちゃん・・・きっと二人とも許してくれるよ・・・)」

さやか「う・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・」

さやか「あ・・・あの・・・あのさ、」モジモジ...

ほむら「・・・」コトッ...

杏子「・・・」モグ...

 

 

さやか「ほむら・・・?」チラッ...

ほむら「・・・」

さやか「・・・あんたさ・・・仁美のこと助けようとして頑張ってくれたよね・・・あんなに傷だらけになって・・・」

ほむら「・・・」

さやか「なのに・・・あたし・・・」シュン...

ほむら「やめて」

さやか「・・・!」ビクッ...

まどか「ほ、ほむらちゃん・・・」

ほむら「・・・」

さやか「ぅぅ・・・」ショボン...

ほむら「・・・私に謝る必要はないわ」

まどさや「えっ・・・」

ほむら「・・・」

さやか「・・・」

 


さやか「・・・でも私は謝りたいの。ごめん!」

ほむら「・・・」

さやか「・・・」ウルッ...

ほむら「・・・何度言わせるの?やめて、」プイッ...

さやか「・・・」ウルウル...

まどか「ほ・・・!」

まどか「ほむらちゃん!お願い!さやかちゃんのこと許してあげてください!」ペコッ!

ほむら「勘違いしないで頂戴」

まどか「ふぇ・・・」

ほむら「私は美樹さやかからどう謝られようと許すつもりはない」

さやか「・・・」ウルウル...

ほむら「・・・私に謝っても無駄よ。さやか」チラッ...

さやか「・・・!」

 

 

杏子「チッ・・・」ムスッ...

さやか「・・・き、杏子・・・?」チラッ...

杏子「・・・なんだよ」

さやか「さっきは・・・ごめん・・・ホントに・・・てか、最初はあんたに謝るべきだったよね・・・」ペコッ...

杏子「・・・」

さやか「あたし・・・最低だよね・・・杏子が辛いのわかってて・・・あんな酷いこと・・・」ポロッ...

杏子「・・・」

さやか「ぐすっ・・・ごめんね・・・あたしってどうしていつもこうなのかな・・・ごめ゛んね・・・」ポロポロ...

杏子「い・・・今に始まったことじゃないだろ・・・慣れっこさ」

さやか「えっ・・・」チラッ...

杏子「別に気にしてねぇよ・・・その・・・」

さやか「・・・?」

杏子「さやかは・・・本気でそういうこと言う奴じゃないって信じてるから」プイッ...

さやか「え・・・」ドキッ...

 

 


杏子「ま・・・まぁ、あたしも物の言い方ってのがキツイほうだしさ、お互い様ってこった・・・」

さやか「・・・杏子?」

杏子「あん?」

さやか「愛してる///」

杏子「ふ、ふざけるな!死ね!バカ!///=3」アタフタ!

さやか「ヒヒッ…ぐすっ・・・ごめんね・・・ホントにごめんね・・・」ポロポロ...

杏子「もういいって・・・こんくらいで泣くなよ・・・バカ・・・」クスッ...

ほむら「ふっ・・・」ニッ...

まどか「・・・」ホッコリ...

恭介「・・・?」ポカーン...

 

 

~~~~~~~~~~

さやか「・・・」ウツラ...ウツラ...

恭介「・・・」ウト...ウト...

ほむら「いい?このレバーで連発と単発を切り替えられる」

杏子「これは?」

ほむら「・・・何度教えればいいの?それは弾倉をリリースするレバーよ」

杏子「キャッチアンドリリースかい?あれ、もったいないよね~。釣った魚を食わずに逃がすほど間抜けな奴がどこにいるってぇのさww」クスクス

ほむら「・・・」イライラ...

まどか「ふぁ~っ・・・」チラッ...

【PM 11:26】

まどか「ねぇ、みんな・・・もうそろそろ寝ない・・・?」ゴシゴシ...

ほむら「そうね・・・そろそろ休みましょうか」

杏子「そうしようよ。ほむらの話し聞いてたら眠くなってきふぁ・・・」

ほむら「っ・・・」ビキビキ...

 

 

まどか「杏子ちゃん、傷はどう?」

杏子「うん?ああ、平気だよ。ちょっと痒くなってきたけど」

ほむら「掻いたりしないで。治ってきた証拠よ」

杏子「ふぅん・・・思ったより早いな・・・」

ほむら「・・・腐っても魔法少女ね」

杏子「ふんww痛くも痒くもないね~」

まどか「ウェヘヘ…」ニガワライ...

杏子「・・・で?あいつらどうすんのさ?」

まどほむ「?」チラッ...

さやか「くぅ・・・くぅ・・・エヘ…ンフ…///」ベッタリ...
恭介「すぅ・・・すぅ・・・」ベッタリ...

まどか「うわぁ・・・///」モジモジ...

杏子「けっ・・・スケベさやか」ムスッ

ほむら「嫉妬?」カシゲ...

杏子「死ね。バカ」

ほむら「・・・」

 

 

~~~~~~~~~~

さやか「くぅ・・・すぅ・・・」

恭介「んん・・・」モゾッ...

まどか「すぅ・・・すぅ・・・」

杏子「・・・」

ほむら「・・・」

杏子「・・・おい」

ほむら「ええ・・・」

杏子「妙な話になってきたね・・・」

ほむら「そうね・・・」

杏子「上条恭介・・・もう一人のさやかと志筑仁美・・・あんたが言ってた監視者だかなんだか、」

ほむら「志筑仁美を連れ去った連中も。調べてみる価値はありそうね」

杏子「どうやってさ?今のとこ、手がかりは坊やの記憶だけだよ」

恭介「すぅ・・・すぅ・・・」

ほむら「ええ・・・」

 

 


ほむら「・・・」

《まどか「さやかちゃんが二人いることになるよね?」》
《まどか「この人・・・本当に上条君だよね・・・?」》

ほむら「・・・」

ほむら「・・・杏子、」

杏子「あん?」

ほむら「そこで眠っている上条恭介・・・」

杏子「・・・?」チラッ...

恭介「すぅ・・・すぅ・・・」

ほむら「彼・・・偽者だとしたら?」

杏子「はぁ?」

ほむら「・・・」

杏子「ん・・・つまりどういうことだ?」

ほむら「それがわからないの・・・偽者って何・・・」

杏子「あぁ?」

 


ほむら「・・・」

杏子「あんた大丈夫かい?少し落ち着きなよ」

ほむら「いいえ、いたって冷静よ」

杏子「・・・」

ほむら「偽者・・・偽者・・・」カンガエ...

杏子「・・・」

ほむら「・・・」ウツムキ...

杏子「・・・」

ほむら「・・・」ウツムキ...

杏子「お、おい・・・」

ほむら「ぐぅ・・・むにゃ・・・」

杏子「・・・」ジトー...

 

~~~~~~~~~~

まどか「すぅ・・・すぅ・・・」

ほむら「くぅ・・・くぅ・・・」

杏子「ぐー・・・くぅ・・・」

さやか「ううん・・・ん・・・」ムクッ...

シーン...

さやか「んん・・・?」キョロ...キョロ...

まどか「すぅ・・・すぅ・・・」
ほむら「くぅ・・・ふぅん・・・」モゾッ...
杏子「ぐー・・・かぁー・・・」

さやか「・・・キョウスケ?」キョロ...

さやか「!」

【開いた部屋のドア】

さやか「・・・」

 


~ セーフハウス 屋上 ~

さやか「・・・」キョロキョロ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか(あ・・・いた・・・)スタスタ...

さやか「恭介?何してんの?」

恭介「わっ!?」ビクッ!

さやか「そ、そんなに驚かなくたっていいでしょ・・・」スワリ...

恭介「あぁ・・・さやかかぁ・・・びっくりした・・・」ホッ...

さやか「こんなとこにいたら風邪引くよ?」

恭介「そうだね・・・でも、さやかも見てごらん」

さやか「えっ?」

【星空】

さやか「わぁ・・・キレイ・・・!」

 


恭介「・・・」ボーッ...

さやか「・・・」ボーッ...

恭介「こうしてるとさ・・・時間とか、忘れてしまいそうだよね・・・」

さやか「うん・・・わかるわぁ・・・」

さやか「・・・このまま時間が止まっちゃえばいいのに」ボソッ...

恭介「ははっ、さやかがそういうこと言うなんて・・・」

さやか「うわわぁっ!?なんでもない!なんでもないっ!!///」アタフタ...

恭介「でも・・・それはそれでいいかもね」ニコッ...

さやか「えっ・・・」ドキッ...

恭介「こうしてずっと・・・さやかと二人で星を眺めていられるなら・・・それもいいかもしれない・・・」ミアゲ...

さやか「ぇぇ・・・///」ドキドキ...

恭介「・・・」

さやか「・・・///」

 

 

恭介「・・・ねぇ、さやか?」

さやか「う、うぇ?///」

恭介「その格好・・・寒くないのかい?」

さやか「あっ・・・ジャケット着てくるの忘れた・・・」

恭介「僕の上着、貸してあげるよ。ほら、」バサッ...

さやか「うわわっ///で、でもこれじゃ恭介が風邪引いちゃうじゃん・・・」

恭介「平気さ。さやかは半袖だけど、僕は長袖だからね」

さやか「そ、そっか・・・ありがと・・・///」

恭介「・・・」

さやか「・・・///」ドキドキ...

 

 

恭介「・・・ハックシュン!」ブルッ...

さやか「わっ!」ビクッ

恭介「ハハ・・・ごめん」

さやか「もうwwだから言ったでしょー?」

恭介「中に戻ろうか。これじゃ、本当に風邪を引いてしまうね」

さやか「う、うん・・・じゃあさ?」

恭介「?」

さやか「ふぃ・・・///」バサッ...ピタッ...

恭介「わっ!?さやか・・・?」ビクッ...

さやか「こ、これなら・・・二人とも・・・ささ寒くないじゃん?///」ドキドキドキ...

恭介「あぁ・・・う、うん・・・」

さやか「・・・///」ピッタリ...

恭介「ふふ・・・」ピッタリ...

 

 

恭介「・・・」

さやか「・・・///」ドキドキ...

恭介「・・・あっ、」ピクッ...

さやか「ん・・・?」

恭介「・・・」スタッ...

さやか「えっ・・・恭介・・・?」

恭介「・・・」スタ...スタ...

さやか「ち、ちょっと・・・ねぇ、どこ行くの?」スタッ...

恭介「・・・」スタ...スタ...

さやか「・・・」

 


~~~~~~~~~~

ガチャッ!

さやか「ごめん、みんな!起きて!」

ほむら「うぅん?」ムクッ...

まどか「はぅぅ・・・うぅ~?」モゾモゾ...ムクッ...

杏子「んんっ・・・?なに・・・なんだよぉ・・・」ゴシゴシ...

さやか「恭介が変なの!な、なんていうか・・・操られてるみたいに歩き出して外に行っちゃったの!」

まどほむあん「・・・?」トローン...

さやか「ああ!もう!とにかくついて来て!」

 

 

ほむら「・・・」ゴシゴシ...チラッ...

【AM 3:06】

ほむら「むっ・・・」ムスッ...

杏子「マジふざけんなよ・・・お前なんで起きてんだよぉ~・・・」ゴロゴロ..

さやか「ご、ごめん・・・でも恭介が・・・!」

まどか「上条君・・・?」

ほむら「・・・」チラッ...

杏子「ん・・・」チラッ...

さやか「早く!!恭介がゾンビの餌食になっちゃう!!!」バタバタ!

ほむら「わかった・・・行きましょう」スタッ...

杏子「はぁ・・・」スタッ...

ほむら「杏子、銃を忘れないで」

杏子「はいはい・・・」カチャッ...

まどか「お薬・・・杏子ちゃんのお薬持ってかなきゃ・・・」トローン...

 

 

   ~ ロイヤルフラッシュプラザ ~

さやか「恭介・・・どこ・・・恭介ぇ・・・」キョロキョロ...

杏子「おい、さやか落ち着けよ・・・気持ち悪りぃぞ・・・」

さやか「うっ・・・うるさい///」ビクッ...

まどか「ほむらちゃん、変身しないの?」

ほむら「ええ、魔力の節約。グリーフシードもないし・・・」

まどか「そうだね・・・」

さやか「あっ!」

まどほむあん「!」

恭介「・・・」スタ...スタ...

さやか「恭介っ!」ダッ...

ほむら「待って、」ガシッ...

さやか「ちょっ!?」フラッ...

 

 

さやか「な、なによ・・・」ムスッ...

ほむら「彼の周りを見て」

さやか「・・・?」

ゾンビ「アァァァ・・・?」
ゾンビ「・・・」ボケーッ...

恭介「・・・」スタ...スタ...

杏子「なんだよ・・・アイツ・・・全然襲われる気配がないじゃん・・・」

まどか「ゾンビの人たち・・・まるで上条君のことが見えてないみたいだね・・・」

さやか「えっ・・・なんで・・・?」キョトン...

ほむら「・・・ねぇ、後を追ってみましょう。何かわかるかもしれない」

さやか「えっ?」
まどか「ふぇ・・・」

杏子「・・・まぁ、いずれにせよ放っておくわけにはいかないしね」カチャッ...

 

 

 

~ アトランティカ・カジノ ~

まどさや「わぁ・・・」キョロキョロ...

杏子「なんだ?ここ・・・」

ほむら「カジノね。内装のテーマは海かしら?」

まどか「カ、カジノ!?旅行に来る前、ママが子供は入るなって・・・!」ビクビク...

ほむさやあん「?」

まどか「こ、怖いおじさんたちに連れて行かれちゃうよ・・・?」キョロキョロ...

ほむら「っ・・・///」プルプル...

杏子「バーカ、それは営業中の話だろ?」

さやか「今はゾンビしかいないでしょ?大丈夫よ」

まどか「ふぁ・・・そ、そっか・・・」ホッ...

 

 

恭介「・・・」スタ...スタ...

まどほむさやあん「・・・」スタスタ...

恭介「・・・」タン...タン...タン...

さやか「あっ・・・?」

【帆船のオブジェ】

杏子「船ん中に入ってたぞ?」

ほむら「ここからじゃよく見えないけど・・・ただ真ん中に上れるだけのハリボテみたいね。見に行きましょう」スタスタ...

恭介「・・・」

杏子「なんだ?上で立ち止まってるぞ?」

プシュゥゥゥゥゥゥ・・・

まどほむさやあん「!?」

 

 

【隠し螺旋階段】

恭介「・・・」スタ...スタ...

杏子「・・・おい、どうする?」

さやか「どうするって・・・恭介を連れ戻さないと・・・」

ほむら「下に降りる階段・・・もしかするとこの先に・・・」

まどか「上条君がいた場所があるとか・・・?」

ほむら「ええ・・・そうかもしれない」

さやか「ってことは、仁美もいるかも!」

まどほむ「!」

杏子「でも、それなら例の連中がいてもおかしくないじゃん」

ほむら「・・・罠?」

杏子「あたしはそう思うね~」

 


さやか「罠って・・・なんのためにそんなことするのよ・・・?」

ほむら「それがわからないから不気味なの・・・」

まどか「えぇ・・・じゃあ、どうするの・・・?」

杏子「あたしが先に調べてくるかい?」

ほむら「ダメ。別れて行動しないほうがいい」

さやか「じゃあホントどうするのよ?このままじゃ恭介が・・・」シュン...

まどか「うん・・・」

ほむら「・・・」

杏子「・・・ふん、罠でもいいさ。あたしたちで返り討ちにしてやろうよ」

まどさや「えっ!?」

ほむら「・・・」

 

~ フォーチュンシティ 地下 ~

カン...カン...カン...

杏子「だいぶ降りたね・・・」

まどか「うん・・・何メートルくらいかな・・・」

ほむら「だんだん薄暗くなってきた・・・足元に気をつけて」

さやか「電気くらいあってもいいのにね」

プシュゥゥゥゥゥ...

まどほむさやあん「!?」

ガタンッ...

ほむら「くっ・・・!閉じ込められた!」

杏子「くそっ!やっぱりハメられたか・・・」

まどか「うぅ・・・暗いよぉ・・・」

さやか「恭介は・・・?」

 

 


カン.......カン......

まどか「下のほうで歩いてるみたい・・・」

さやか「・・・」

杏子「・・・」ハズシ...シュゥン...

ポワァァァァ・・・

まどほむさや「!」

杏子「へっ・・・あたしの魔力・・・残ってはいるみたいだね・・・」

ほむら「・・・それで傷の治りもある程度早いのね」

まどか「マミさんもそうやってソウルジェムを灯り代わりにしてたよね・・・」

ほむさやあん「・・・」

まどか「・・・ごめんなさい」シュン...

杏子「おい、謝るこたぁないよ・・・」

さやか「なんか懐かしい明かりだと思ったら・・・そういうことか・・・」

ほむら「・・・」

 


カン...カン...カン...スタッ...

まどか「ふぅ・・・階段はここで終わりだね」

杏子「帰りは別の道を探すしかないな・・・」

さやか「・・・」

恭介「・・・」スタ...スタ...

さやか「恭介・・・」

ほむら「・・・まどかとさやかは列の真ん中に。杏子は後ろの警戒をお願い」シュルルルル...シャキーン!

杏子「ん・・・」カチャッ...ジャキッ...

さやか「ゾンビはいないみたいだね・・・声が聞こえないもん・・・」

まどか「何か別のものがいるのかな・・・?」

杏子「人間でもゾンビでもない、おっかねぇ怪物とかぁ?」ニヤッ...

まどか「うぅ・・・杏子ちゃんやめてよぉ・・・」ビクビク...

ほむら「多分、いるのは人間よ。友好的でないことだけは確かだけれど」

 

 

~~~~~~~~~~

恭介「・・・」スタ...スタ...

ほむら「・・・かなり歩いたわね」

杏子「ずっと一本道だが・・・」

まどか「時々、壁に文字とか記号みたいなのが書いてあるね・・・」チラッ...

【☣WARNING!BSL-4 FACILITIES!】 

さやか「・・・ねぇ、もうやめよう?恭介のこと連れてここから抜け出そう」

まどか「ふぇ・・・でも・・・」

杏子「・・・」

ほむら「・・・あなた、志筑仁美のことはもういいの?」

さやか「・・・!」

 

 


さやか「ん・・・それは・・・」ムスッ...

ほむら「私は彼女も助けたい」

さやか「あ、あたしだって!助けたいに決まってんじゃん!」

ほむら「なら、この先を調べる必要があるでしょう?」

さやか「うん・・・ごめん・・・でも不安なの・・・」

ほむら「・・・不安なのはみんな一緒よ。さやか」

さやか「・・・」コクッ...

まどか「さ、さやかちゃん?手、つないでもいいかな・・・?」モジモジ...

さやか「うん・・・いいよ」ニギッ...

まどか「ウェヘヘ…ごめんね?」ニギッ...

杏子「あ・・・?」ピクッ...

まどほむさや「?」

 


ほむら「どうしたの?杏子」

杏子「何か聞こえる・・・」

さやか「え・・・」ビクッ....

まどか「うぅ・・・なに・・・?」ビクビク...

杏子「・・・」

ウゥゥゥゥン....ウゥゥゥン...

ほむら「・・・何も聞こえないわよ?」

杏子「ん・・・よく聞けよ。ブーン、ブーンって聞こえるだろ」

まどか「う~ん・・・?」

さやか「空耳じゃないの?あと、風の音とか・・・」

杏子「なんだよ・・・みんな聞こえねぇのかよ・・・」ムスッ...

 

 

ほむら「まだ聞こえるの?」

杏子「・・・」

ウゥゥゥン...ウゥゥゥン...

杏子「うん・・・」

まどか「なんだろうね・・・どうして杏子ちゃんだけに聞こえるのかな・・・」

さやか「そういえば・・・恭介もそんな音が聞こえるって言ってた」

まどほむあん「あ・・・」

まどほむさやあん「・・・」チラッ...

恭介「・・・」スタ...スタ...

ほむら「・・・特に変化はないわね」

恭介「・・・」スタッ...

 

 

 

恭介「・・・」ボーッ...

杏子「なんだ?行き止まりか?」スタスタ...

【巨大なブラストシャッター】

ほむら「いいえ・・・違う」スタッ...

まどか「これ・・・何かの入り口じゃないかな?」

杏子「ドアか?でかいし、ゴツすぎだろ・・・」ペタペタ...

さやか「・・・」チラッ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「ねぇ、恭介・・・返事してよ・・・」ユサユサ...

恭介「・・・」ボーッ...

さやか「恭介・・・」シュン...

ほむら「まずいわね・・・」

まどか「ふぇ?」

杏子「ふん・・・これで進むことも戻ることもできなくなった、ってわけだ」

 

 


ピピピッ、カシャン...

まどほむさやあん「!」

プシュウゥゥゥゥゥゥゥ・・・ウィィィィィィィン・・・ガコンッ!シュゥゥゥゥ...

まどか「ひ・・・開いたよ・・・?」

杏子「おい・・・どうする?」

ほむら「どうするもこうするも・・・進むしかないでしょう?」ファサッ...

恭介「・・・」スタ...スタ...

さやか「あっ・・・」

まどか「また上条君が・・・」

ほむら「・・・行きましょう。みんな油断しないで」スタスタ...

 


シーン…

まどか「うわぁ・・・」キョロ...

杏子「ずいぶんと広いな・・・ソウルジェムの光じゃ、奥の壁まで見えないぞ・・・」

さやか「んん・・・何となく見えるけど・・・あそこの壁にいっぱいあるの・・・何かな・・・?」

ブクブクブク...

ほむら「カプセル・・・?中には液体が入っているみたいね」

まどか「うぅ・・・あれ、中に何かいない?」ビクビク...

杏子「何かはわからないけど・・・影が見えるね・・・」

ほむら「まさか・・・」ゾクッ...

さやか「に、人間とか・・・」ゾクッ...

カンッ!

まどほむさやあん「うっ!?」ジリッ...

 

 

ほむら「っ・・・?」

さやか「な、なに?なんの明かりよ・・・?」

まどか「うぅ、眩しい・・・目がチカチカするよぉ・・・」

杏子「・・・?」チラ...

杏子「!?」

杏子「お、おい・・・なんだよこれ・・・!?」

ブクブクブク....ブクブクブク...

まどか「ひっ・・・!?」

ほむら「・・・!!!」

【壁面に設置された無数の液体入りカプセル】

さやか「あ、あが・・・こ、これ・・・全部人間・・・!?」

杏子「こいつら・・・・みんな生きてるのか・・・?」ゾゾゾ...

恭介「・・・」ボーッ...

ほむら「なんなの・・・これ・・・誰が何のためにこんな・・・!」

マミ「あら、みんなどうしたの?」

まどほむさやあん「!!!?」ビクゥッ!?

 

 


マミ「もう・・・こんなところに来ちゃダメでしょ?」ニコッ

ほむあん「マミ!?」

まどか「マミさん・・・?うそ・・・こんなのって・・・」ヘタッ...

マミ「いいえ・・・ここに来て正解よ・・・選ばれし者たち・・・」スタスタ...

マミ「もう!邪魔しないでよ!私が話しているんだから!」プンプン

マミ「なによ!いいところで邪魔しないでよ!」プンプン

さやか「」ポカーン...

マミ「二人とも喧嘩はよくないわ。みんなで仲良くしなくちゃ♪」ニコッ...

マミマミ「うるさいわね!」

マミ「うぅ・・・」ショボーン...

杏子「どういうことだ・・・オイ・・・!」キッ...

さやか「マ、マミ・・・マミさんが3人・・・」ポカーン...

 

 

仁美「ふふふwwwやっとお会いできましたわね!みなさん♪」カン...カン...

まどほむさやあん「!?」

マミマミマミ「あら、志筑さん♪」ニコッ

まどか「ふぇっ!?仁美ちゃん!?」

さやか「えっ・・・なんで・・・仁美・・・!?あ、あんた何してんの・・・!?」

ほむら「志筑仁美!?まさか・・・あなたが・・・!」キッ...

カンカンカンカンカンカンッ!
ドタバタドタカチャカチャカチャ...!

傭兵「・・・」スチャッ...
傭兵「・・・」スチャッ...
傭兵「ターゲティング」ピーッ
傭兵「アイズオンターゲット」ピーッ
傭兵「インマイサイ」ピーッ
傭兵「オールスクアッド、レディートゥファイア、サー」ピーッ
隊長「ホールドファイア・・・キープユア、アイズ・オン・ターゲット」ピピッ、ピーッ
傭兵「ラジャー」ピーッ
傭兵「アンダーストゥッド」ピーッ

ほむら「くっ!?」ジリッ...

杏子「おいッ!どういうことだッ!?」クワッ!

 

 

マミ「ホールドファイヤー!」キリッ!

マミ「ラジャー!」ドヤッ!

仁美{少し長くなりますがよろしいですか?}

隊長{問題ありません。お嬢様}

ほむら「・・・志筑仁美、」

仁美「ふふ・・・驚かれましたか?」ニコッ

ほむら「あなた・・・そいつらとグルなのね?」

仁美「ええ。そういうことになりますわね」ニコッ

ほむら「そして、さらわれたフリをしてここに戻ってきた・・・」

仁美「いいえ。私はずっとここにいましたのよ」

杏子「なんだと・・・?」

仁美「そもそも、皆さんとお会いするのは数日ぶりですの」

ほむら「何を言っているの・・・?」

 

 

仁美「・・・あなたたちと旅行をしていた私・・・あれは偽者ですわ」ニヤッ...

まどか「えっ・・・ニセモノ・・・?」

マミマミマミ「ええ、鹿目さん♪」ニコッ

まどか「ふぁ・・・」ビクッ...

さやか「ひ・・・仁美・・・。あんた、何言ってるか全然わかんないよ・・・?」ポカーン...

仁美「チッ…」

さやか「え・・・」ビクッ...

杏子「ん、おいッ!偽者って何のことだ!」

仁美「ふふ・・・最先端の化学が生み出した芸術・・・完璧な偽者ですの♪」ニヤッ...

ほむら「偽者・・・。偽者・・・?」ハッ...

仁美「あなたたちも聞いたことはある筈ですわ。”クローン”という言葉を・・・」

杏子「クローンだと・・・?」

ほむら「ハッ!?クローン・・・!」

 

 


まどか「クローンって・・・遺伝子がどうとかで・・・」

さやか「生き物をそのままコピーしちゃうってやつ・・・?」

仁美「その通りですわ。理科のお時間に少しだけお勉強しましたものね」ニコッ...

マミ「私が本物の巴マミ♪」ニコニコ

マミ「いいえ、私よ・・・私こそ契約者に選ばれし者・・・」

マミ「私に決まってるじゃない!」

杏子「おい・・・じゃあまさか、このマミは!?」

仁美「ええ。巴さんのご遺体からサンプルを採取して生み出したクローンですわ」

まどさや「・・・!」

ほむら「なんてことを・・・」ギッ...

仁美「ふふふふwww皆さんがお気づきになられないのも当然ですわ!偽者といっても”本物”なのですから」クスクス...

まどか「ひっ、仁美ちゃん・・・」ゾクッ...

ほむら「正気とは思えない・・・!」キッ...

 


仁美「暁美さん・・・意外とお口がキツイところがあるんですのね・・・」

ほむら「あなた・・・一体何者なの?そもそもどうしてこんな施設がここにあるの?」

仁美「もちろん、私は皆さんがよくご存知の志筑仁美ですわ。この施設は父がここに設けましたの」

ほむら「いいえ、騙されないわ。こんな規模の研究施設・・・いくら富豪だとしても個人で造れるような代物じゃない」

仁美「まるで探偵さんですのね、暁美さん。でも残念ながら私、後援者については詳しく存じ上げておりませんの」

ほむら「・・・上のゾンビとも関係があるの?」

仁美「ええ、あれは副産物のようなもので・・・でもクローンには欠かせないんですの」

杏子「まさか・・・あんたがこのゾンビ事件の犯人か・・・!」キッ...

仁美「大勢の方々の命を犠牲にしなければならないのには、少々心が痛みますが・・・現段階では媒体が必要ですから」ニコッ...

ほむら「媒体・・・?」

さやか「仁美・・・あんた・・・あんたどうしちゃったのよ・・・?なんで・・・なんでこんなことしなきゃならないのよ・・・!」キッ...

仁美「あなたとはお話したくありませんわ!!」クワッ!

さやか「は・・・?」

 

 

仁美「はぁ、失礼・・・で、お話したようにこの技術・・・まだまだ問題が山積みでして・・・」シュン...

仁美「・・・」チラッ...

隊長「・・・」コクッ...

隊長「ドゥイット、」ピピッ...ピーッ

ドオオオオオオオオォォォォォォォォオォォォォォォォォォオォンン!!!!!!

まどか「きゃあ!?」
さやか「うわぁっ!?」
ほむら「くっ!?」
杏子「なっ!?」

マミ「」ピタッ...
マミ「」ピタッ...
マミ「」ピタッ...

 

 

仁美{っ・・・出力が高すぎではありませんの?}

隊長{ふむ・・・少々・・・}

まどか「うぅ・・・耳が・・・聞こえない・・・!」キーン...

マミ「あ・・・ああ・・・!」ビクン...ビクン...

まどか「えっ・・・マミさん・・・?」チラ...

マミ「アアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァアアアアッ!!!!!」ガクガクガク!
マミ「ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!」ガクガクガク!
マミ「ギャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァアアアアアアア!!!!!」ガクガクガク!

まどか「ひっ!?」ビクッ...
さやか「・・・!」ゾクッ...
ほむあん「・・・!?」

 

 

マミ「」ブシャァッ!パタッ...ピクッ...ピクッ...
マミ「」ブシャァッ!バタッ...ピクッ...ピクッ...
マミ「」ブシャァッ!バタッ...ピクピクッ...

まどか「ひっ・・・い、いやぁぁぁっ!」ビクビク...

さやか「うっ!おえっ!げほっ!けほっ・・・」ゲボッ...

ほむら「・・・」ポカン...

杏子「なんだよ・・・なんだよコレ・・・!」ワナワナ...

仁美「このクローン・・・死亡後の巴さんからサンプルを採取したため、正確な生体情報がインプットされていませんの」

仁美「ですから、脳に埋め込んだ”別の生物”に巴さんのクローンを操らせないと、このように死んでしまいますの・・・」

ほむら「・・・」ワナワナ...

仁美「今、その生物を殺したところですわ。その生物というのは特定の周波数の音に――」

ほむら「酷すぎる・・・」ワナワナ...

仁美「ん・・・?」

ほむら「何があなたをそこまで変えたというの・・・!あなたは一体何がしたいの!?答えなさい!」

仁美「・・・」

 

(了)

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