【昔書いたSSシリーズ(2011)】
※魔法少女まどか☆マギカ及び猫らーめんの二次創作SSです。アニメ版猫らーめんのストーリーをなぞるように申し分程度のまどマギ風味を添えて、クレイジーサイコレズなほむら大将が好き放題にラーメンを作ります。ほむらちゃんマジほむほむ。完結作品。
(本文-約3万文字弱)
以下、原文まま。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ティン☆ドン...ドン...ドン...
君はほむほむ~!(ほむほーむ!)
契約お断りほむほ~む!
ほむ~ら、ラーメンを作るぅ~♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
オープニングテーマ「キミはほむほむ」 歌-暁美ほむら(鹿目まどか・美樹さやか)
まどか「あれっ?こんなとこにラーメン屋さんなんて、あったっけ?」
まどか「ティヒヒwwお腹も空いてるし入ってみようかな♪」
ガラガラッ・・・
ほむら「いらっしゃいませ」
ピシャッ!
まどか「・・・ほむらちゃん、」
ガラッ・・・
ほむら「いらっしゃいま――」
ピシャッ!
まどか「・・・」サーッ....
まどか「め、目薬あったかな・・・」ゴソゴソ...
まどか「・・・」ポチャッ、ポチャッ...パチパチ...
ガラガラッ・・・
ほむら「いらっしゃいませ」
まどか「ウェヘヘ…よ、用事思い出しちゃった!」ソローリ...
ほむら「ちょっと待って!まどかは私がおいしいラーメンを作れないとでも言うつもり!?」
まどか「うぇっ!?」
ほむら「そんなものは食べてから判断して頂戴!」ズイッ!
カァー…カァー…ニャーン…
ほむら「・・・」ジーッ...
まどか「え、えっとね?そもそもラーメン自体はそんなに問題じゃない・・・ような・・・」オロオロ...
ほむら「お願い。一口だけでもいいから食べていって」
まどか「えぇ?う、うん・・・」
~~~~~~~~~~
ほむら「へいお待ち!」ゴトンッ!
まどか「うぁ!早い!」
【醤油ラーメン】キラキラキラ☆
まどか「おぉ・・・!?」ゴクリ...
ほむら「ほむっ!」ドヤッ!
まどか(これは・・・!)ドクン...ドクン...
まどか(もしかすると・・・?)フーフー...ズルズルッ...
まどか「ほむっ!!?」ピキーン!
まどか「おおおおぉぉぉぉっ!?」
ほむら「ふっ・・・」ニヤッ...
まどか「おいしくない゛ぃ・・・」シクシク...
ほむら「うっ・・・」ガクッ...
ほむら「やっぱりダメね・・・一体、何がいけないのかしら・・・」ショボーン...
ほむら「とことんこだわったスープに、手間ひまかけて開発した特製の麺・・・」ウルウル...
まどか「・・・」ゲッソリ...
ほむら「そこに丹念に仕込んだ具をのせて・・・仕上げにまどかの部屋で小一時間ほど洗礼の儀式を――」
まどか「えっ」
ほむら「えっ」
ほむら「ダメなの?」カシゲ...
まどか「うん・・・色々ダメだと思うよ・・・?」ゾゾゾ...
ほむら「そう・・・じゃあこれ、サービスよ」ゴトッ...
まどか「えっ」
ほむら「儀式ナシだから、のびてないし冷めてないわ。食べてみて」ジーッ...
まどか「うぅ・・・いただきます・・・」ズルズル...
まどか(う~ん・・・食べられないことはないかな・・・)モグモグ...
ほむら「・・・どう?」
まどか「ふぁ!お、おいしいよ!ほむらちゃん!」ニコッ...
ほむら「そう・・・ありがとう・・・」サビシゲ...
QB「きゅっぷい・・・むにゃ・・・」スヤスヤ...
まどか「あれっ?キュゥべえ?」
ほむら「店の家畜よ。なにかと役に立つから一匹確保してあるの」
まどか「か、家畜・・・?」
ジャキーン!バァン!
まどか「ふわぁっ!?」ビクッ!
QB「ひぃっ!?」ビクッ!
ほむら「そろそろ床掃除の時間だけれど?そんなところで寝ていていいの?」スチャッ...
QB「お願いだから普通に起こしてくれないかな?」
ほむら「じゃあ、今度からは普通に当てる」
QB「わけがわからないよ」
ほむら「家畜の分際で小生意気に意見する暇があったら、お客さんにお水を出しなさい」
QB「やれやれ・・・」スタスタ...
ほむら「返事は?」スチャッ!
QB「はい」
まどか「ウェヘヘ…」ニガワライ...
カタンッ...ガラガラガラ!ジャーッ...
QB「・・・まどか、水が欲しいかい?」
まどか「ふぇ?」ズルズル...
QB「もし、本当に君がそう望むのなら――」
ほむら「どうするつもり?」スチャッ!
QB「ち、ちょっと聞いてみただけだよ!」アセアセ...
~ 次の日 ~
まどか「お腹空いたね~」スタスタ...
さやか「あっ、じゃあなんか食べて帰る?」スタスタ...
まどか「うん!なに食べよっか?」
ホムゥン!ホムゥゥゥゥゥゥゥ…!
まどさや「!?」ビクッ!
ほむら「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ....
~~~~~~~~~~
まどか「醤油ラーメン・・・」ショボーン...
さやか「し、塩ラーメン」キョトーン...
ほむら「醤油一丁、塩一丁」ゴソゴソ...
さやか「・・・ねぇ、」
ほむら「何?」
さやか「あんた何やってんの?」
ほむら「見てわからない?麺を茹でているの」
さやか「そっちじゃない」
ほむら「?」
さやか「なんであんたがラーメン屋なんかやってんのよ?」
ほむら「さぁ?」
さやか「はぁ?」
ほむら「成り行きとでも言っておこうかしら」
さやか「なにそれ・・・成り行きで中学生がラーメン屋って・・・」
ほむら「それ以上は聞かないほうが身のためよ」シャキーン!
さやか「いぃっ!?」ビクッ!
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「何?」トントントン...
さやか「ネギかよ」
ほむら「・・・」チラッ...
さやか「あんた絶対わざとやってるでしょ?」
まどか「あれっ?ほむらちゃん、キュゥべえは?」
ほむら「・・・今日は来ていないわ。無断欠勤とはいい度胸の家畜ね」サクッ...サクッ...
さやか「か、家畜ぅ?」
まどか「ねぇ、バイトではないの・・・?」
ほむら「いいえ。あくまでも家畜よ」トンッ!
~~~~~~~~~~
ほむら「へいお待ち!」ゴトンッ!ゴトンッ!
さやか「おぉ!?い、意外とおいしそうじゃん・・・」ゴクリ...
ほむら「失礼ね」
まどか「ウェヘヘ…」ニガワライ...
さやか(これって・・・これってもしかすると・・・?)ノセノセ...フーフー
さやか「・・・」ハフッ...モグモグ...
さやか「ほむっ!!!?」ピキーン!
さやか「おおおおぉぉぉぉっ!?」
まどか「・・・」フーフー...
ほむら「・・・」ゴシゴシカチャカチャ...
さやか「なにコレ!?うまっ!」パァァァァ...!
まどほむ「え゛っ!?」ウソダロ!?
さやか「なんていうかさ!あっさりしてるのに深みがあるっていうの?とにかくウマいわコレ!」ズルズルズル!
まどか「・・・?」ズルズル...
まどか「ふぁ!?ホントだ!今日はおいしい!」パァァァ...!
ほむら「・・・」ゴシ...ゴシ...カチャン...
まどか「ふあぁぁ!?ちちち違う!き、今日もおいしいなぁー!」アワアワ
さやか「いやー!あたし、あんたのこと見直したわ!まさかこんな才能があるとは・・・」モグモグ
ほむら「・・・そんなにおいしい?」チラッ...
さやか「うん!メチャうま!めちゃウマー!」ズルズル!
ほむら「そう・・・意外といいダシ出るのね・・・」ボソッ...
まどか「あ、もしかして作り方とか変えたの・・・?」
ほむら「ええ。ちょっとスープの素材を」
さやか「あれ?あんた今の話からして、味見とかしてないわけ?」フーフー...
ほむら「今日はしていないわ。いつもはするのだけれど」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんも食べてみなよ~。きっとこれがほむらちゃんラーメンの完成形だと思うな」ズルズル...
ほむら「いいえ。やめておくわ」
まどか「えぇ~?どうして?」
ほむら「そうね・・・自分用にラーメンを作るのが面倒だから・・・かしら・・・」
まどか「あっ!嫌じゃなかったら私の一口食べていいよ!」
ほむら「んーっ!?・・・いただくわ」ホムホムッ...
さやか「塩も食べる?あたしのも一口いいよ」
ほむら「いらない」フーフー...ズルズル...
ほむら「・・・?」モグモグ...
ほむら「んおっ!?」ピキーン!
まどか「ふぁ!」
ほむら「おいしい・・・!」パァァァァ...!
さやか「ふふんww自画自賛かよ」
ほむら「これはいいわね・・・今度からこれでいくわ。コストも下がるし・・・」
まどか「ティヒヒwwよかったね、ほむらちゃん♪」ニコッ
ほむら「ええ。ありがとう、まどか」
さやか「ところで、変えたスープの材料って何なの~?」モグモグ
ほむら「・・・企業秘密よ」ホム...
~ 次の日 ~
まどか「あの・・・マミさんはラーメンとか食べますか?」
マミ「ええ、大好きよ♪でも、急にどうしたの?」
さやか「ヒヒッww実は近くにいいラーメン屋があるんすよー♪寄っていきません?」
マミ「ふぅん、いいわね・・・行きましょうか♪」ニコッ
まどか「ティヒヒwwすぐそこですよ!」
~~~~~~~~~~
マミ「」
ほむら「ご注文は?」
まどか「醤油一丁!」キリッ!
さやか「塩一丁!」キリッ!
ほむら「醤油と塩ね。巴マミ、あなたは?」
マミ「あ・・・うん・・・味噌・・・」
ほむら「味噌ね」ゴソゴソ...
マミ「(ね、ねぇ?美樹さん・・・?)」ヒソヒソ...
さやか「ん?」
マミ「(どうして暁美さんがラーメン屋さんなんてしてるの!?)」
さやか「(あー・・・成り行きとかなんとか・・・)」
マミ「(な・・・成り行き・・・?)」
まどか「ウェヘヘ…」
ほむら「・・・」トントントン...チラッ...サクッ...サクッ...チラッ...
さやか「わかったから。それやめてくんない?」イラッ
まどか「そういえば、今日もキュゥべえいないんだね」
ほむら「ええ。無断欠勤二日目でクビにすることにしたわ」トントントン...
さやか「ふぅん・・・バイトじゃないのに?」ドヤッ!
ほむら「…チッ」トンッ!
マミ「そうそう!キュゥべえといえば、昨日から家に帰ってこないのよ・・・」
ほむら「・・・」ピクッ...
さやか「ああ、そういやあいつマミさんちに居候してるんだっけ?」
マミ「ええ・・・暁美さん、何か知らない?聞けば、ここにいたようだし・・・」
まどか「おととい来たときにはいたんですけど・・・ほむらちゃん何か知ってる?」
ほむら「・・・いいえ。私が知りたいくらいよ」ダラダラ...
マミ「そう・・・」ショボン...
ほむら「・・・」ダラダラダラ...
さやか「あんたwwwすっごい汗かいてるよ?やっぱラーメン作ると暑いわけ?」
ほむら「う、うん・・・そうよ」ヌグイヌグイ...フキフキ...
~~~~~~~~~~
ほむら「はい、お待たせ・・・」ゴトン...ゴトン...ゴトン...
まどか「ティヒヒwwいただきまーす♪」ニコニコ
マミ「すご~い!暁美さん上手に作るのね!」
ほむら「ええ・・・今日のは特別力を入れたから・・・」
さやか「えっ?なんで?」キョトン?
ほむら「ただなんとなくよ・・・ついでに一人ずつ小ライスつけておくわ・・・」コトッ...コトッ...コトッ...
まどか「わぁ!全部食べ切れるかなぁ・・・」
ほむら「食べ切れなかったら残して・・・問題ないわ・・・」
さやか「ずいぶんとサービスいいのね」ハフハフ...モグモグ...
マミ「なにか理由でもあるの?」ニコッ
ほむら「べ、別に・・・」ヒヤヒヤ...
マミ「さて♪どれどれ~?」
さやか「ホント、びっくりするくらいめちゃウマっすよ?」
マミ「ふふっ♪私、結構ラーメンの味にはうるさい方よ~?」
マミ「まずはスープからね・・・」カチャ...ズズズッ...
マミ「ほ・・・むっ・・・?」ピキーン...
まどか「マ・・・マミさん・・・?」
マミ「・・・」ウツムキ...
さやか「ど・・・どうよ・・・?」
マミ「暁美さん・・・?」チラッ...
ほむら(ま、まさか・・・バレた?)サーッ...
マミ「ティロ…いえ、とってもおいしいわ。最高。バッチグーよ」ズルズルッ!ハフッ!ズルズルズルッ!
ほむら「そ、そう・・・よかった・・・」ホッ...
マミ「・・・」ズルズルッ!モグモグ...フーフーズルズルッ!
まどか「」ポカーン...
さやか「マ・・・マミさん・・・早っ・・・」ポカーン...
マミ「ふぅ・・・ごちそうさまでした!」パァァァァ...!
まどか(こんなの絶対おかしいよ・・・)
さやか「マ、マミさん食べるの早いね・・・」ニガワライ...
マミ「ハッ!?」ギクッ!
まどさや「?」
マミ(や、やってしまったわ・・・本当においしいものは高速で食べてしまう癖・・・「ボーノ・テンペンスタ」をッ!///)ティロッ!
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
エンディングテーマ「キミはほむほむ(間奏)」 歌-(まどほむさや)
ティン☆ドン...ドン...ドン...
君はほむほむ~!(ほむほーむ!)
契約お断りほむほ~む!
ほむ~ら、ラーメンを作るぅ~♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
オープニングテーマ「キミはほむほむ」 歌-暁美ほむら(鹿目まどか・佐倉杏子)
キーンコーンカーンコーン...
ほむら「・・・」ウツムキ...カンガエ...
まどか「ほーむらちゃん!一緒にかえ・・・」
まどか「・・・どうしたの?難しい顔して」
ほむら「うん・・・ちょっと・・・」
まどか「何か悩み事・・・?」
ほむら「ええ・・・」
まどか「よ、よかったら私に言ってみて?相談してくれたらうれしいなって・・・」
ほむら「ありがとう・・・実はね・・・」
まどか「う、うん・・・!」ドキドキ...
ほむら「店の名前が決まらなくて・・・」
まどか「ふぇ・・・ラーメン屋さんの?」
ほむら「ええ・・・」
ほむら「とりあえず思いついたのをノートに書いてはみたのだけれど・・・」
まどか「えっ?どんなのどんなの?」ワクワク
【まどからーめん、まどっちらーめん、まどまどらーめん、鹿目軒、ティヒ麺、まどラブ庵】
まどか「ひっ!」ゾクッ...!
ほむら「ハァ・・・どれも捨てがたいわね・・・」
まどか「ほ・・・ほむらちゃんのお店なのに私の名前は変だと思うな・・・それに最後のって、おそば屋さんの名前だよ?」
ほむら「愛する人の名前を船につけたりするじゃない?///」ファサッ...
まどか「ねぇ・・・色々間違ってるよほむらちゃん・・・」
さやか「はぁ~♪」
まどか「あっ・・・さやかちゃん・・・」
さやか「学校のトイレであんなに太いウンコ出るとは思わなかったわぁ~♪」ホッコリ...
まどか「どう考えても年頃の女の子が教室で言うセリフじゃないと思うよ?」
さやか「で?二人は何してんの?帰んないの?」
まどか「それが・・・ほむらちゃんのお店の名前が決まらなくて・・・」
さやか「ええっ!?てかむしろ決まってなかったのかよ!」
ほむら「うるさいわね。すこし黙って・・・」カンガエ...
さやか「なによ、候補とかあるわけ?」
ほむら「そうよ。だから今、どれにするか考えているの」
さやか「どれどれ・・・」
まどか「お願いだから考え直してよ・・・このままじゃ、とんでもない黒歴史になっちゃうよ・・・」
さやか「うぇぇ・・・これはひどい」ゾーッ...
~~~~~~~~~~
ほむら「・・・で、」ムスッ...
さやか「助けを呼んできたってわけね」
まどか「だってぇ・・・」ショボーン...
マミ「うぅ・・・」オドオド...
まどか「ふぇ・・・マミさん・・・?」
クラスメイトたち「ヒソヒソ…」チラッ...チラッ...
マミ(怖い!怖い!「うわぁ・・・三年生来てるよ・・・」的な視線が怖いッ!)オドオド...
さやか「おーい?」ノシ
マミ「ああっ!ご、ごめんなさい・・・暁美さんのお店の名前よね?」
まどか「うん・・・なにかいい名前ありませんか?」
マミ「そうね・・・ラーメン屋さん・・・暁美さん・・・ペスカトーレ・・・」カンガエ...
ほむさや(なんだろう、嫌な予感しかしない)
マミ「う~ん・・・イマイチ思いつかないわね・・・」
ほむら「そう。ならいいの。無理して考えなくてもいいわ。そこまでよ」ホッ...
マミ「ごめんなさい。パスタのお店ならもっと簡単に思いついたんだけど」
まどか「うぅ・・・」ショボーン...
ほむら「気にしないで。実はすでに候補はあるの」
マミ「えっ?そうなの?」
ほむら「ええ。ノートにまとめてあるわ」
マミ「ふぅ~ん。どんなの?」
さやか「酷いよ?」
ほむら「うるさい」キッ...
マミ「うん。酷いわね」ゾクッ...
ほむら「放っておいて」イライラ...
まどか「ごめんね・・・でも酷すぎるよ・・・あんまりだよ・・・」ショボーン...
ほむら「・・・」ウルッ...
ほむら「どうして・・・」ワナワナ...
まどか「ふぇ・・・」
ほむら「どうしてまどかそやって#%☆△ウウゥゥーッ!!!」ダッ!
まどか「ふぁぁ!?ほ、ほむらちゃんっ!」
さやか「なにあいつ」
マミ「”酷い”とかちょっと言い過ぎてしまったかしら・・・?」.
まどか「うぅ・・・確かにほむらちゃんは悪気があってああいう名前考えたわけじゃないんだよね・・・」
さやか「で、傷ついたと。メンヘラかよ・・・重いわぁ・・・」ゾクッ...
まどか「わ、私・・・ほむらちゃん探して謝ってくる!」タッタッタッ...
さやマミ(ええ子や・・・)シミジミ...
~~~~~~~~~~
キーコ...キーコ...
ほむら「・・・ぐすっ」ショボーン...
...テテテー...テ-テテテテテン...テテテ-テ-テ-...♪
ほむら「ゆーやけ、こやけぇの・・・あかとんぼー・・・」ショボーン...
杏子「おい、」
ほむら「!」
杏子「一人でなにやってんのさ?」
ほむら「・・・」ショボーン...
杏子「?」
ほむら「・・・あなたには関係ない」
杏子「ふん・・・あっそ。そいつは邪魔したね~」スタッ...
グイッ・・・
杏子「・・・なんだよ」
ほむら「冷たいのね」
キーコ...キーコ...
杏子「・・・で?」
ほむら「ちょっと・・・まどかと・・・」ショボン...
杏子「喧嘩かい?」
ほむら「そんなところ・・・」
杏子「けっ、くだらねー。そんなことでいちいち落ち込むんじゃないよ」
ほむら「よく人のことが言えたものね」
杏子「あん?」
ほむら「”さやかの奴・・・まだ怒ってんのかなぁ・・・”」ボソッ...
杏子「オイ、その話はやめろ」ズザッ!ガタッ!
ほむら「砂場に場所を移す?あなた、砂山作るの上手よ――」チラッ
杏子「殺すぞ!///」プルプル...
キーコ...キーコ...
ほむら「ハァ・・・どうしてわかってもらえないのかしら・・・」ショボン...
杏子「ふん・・・何かとは知らないけど、わかってもらおうとするから腹が立つだけだよ」
ほむら「ん・・・?」チラッ...
杏子「つまり、相手に自分のことをわかってもらおうだなんて考えないことだね~」
ほむら「でも・・・」
杏子「こっちだって相手のことなんざいちいち考えるほどお人よしじゃあ、ないし」
ほむら「・・・」
杏子「でしょ?」チラッ...
ほむら「そうね・・・確かに思いやることは障害になりうる・・・いえ、現になっている・・・」
杏子「・・・?」
ほむら「ありがとう、杏子。あなたのおかげで決心がついたわ」ゴゴゴゴゴ...
杏子「お、おう?」
ほむら「・・・お礼にラーメンでもおごるわ。食べる?」
杏子「おおっ!食べるに決まってんじゃん!」キラキラ
ほむら「割と近くに店があるの。ついてきて」
杏子「ラッキー♪人助けってのもしてみるもんだねぇ♪」ニコニコ
~~~~~~~~~~
グツグツ...
杏子「」
ほむら「ご注文は?」
杏子「どういうことだ・・・オイ・・・」
ほむら「意外?」カシゲ
杏子「予想できるかよ」
ほむら「それはともかく、注文は?」
杏子「ん・・・じゃあ味噌チャーシュー、」
ほむら「味噌チャーシュー一丁、」ゴソゴソ...
杏子「・・・おい、」
ほむら「何?」シャキーン!
杏子「ここ、あんたの実家とか?」
ほむら「・・・いいえ、違うわ」トントントン...
杏子「じゃあ、なんであんたがラーメン屋なんかやってんのさ?」
ほむら「・・・知りたい?」チラッ...
杏子「だから聞いてんでしょ」
ほむら「・・・話せば長いわ」
杏子「ふ~ん。じゃあいいや」
ほむら「えっ」
杏子「あん?」
ほむら「・・・」
杏子「?」
ほむら「・・・あれは今から――」
杏子「はぁ?聞きたくないって言ってんじゃん」
ほむら「・・・」シュン...
杏子「そんなことより、腹減ったから早く作ってよ~」グゥゥゥ...
ほむら「・・・」トントントン...
~~~~~~~~~~
ほむら「お待ちどおさま・・・」ゴトンッ…
杏子「おお~!来た来た♪」ニコニコ
杏子「・・・!」ピタッ...
【味噌ラーメン(チャーシュー増し)】キラキラキラ☆
杏子(これは・・・)ドクン...ドクン...
杏子(もしかすると・・・?)フー...フー...ズルズルッ!
杏子「ほむぅっ!!!!?」ピキーン!
杏子「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!?」
ほむら「そうだ。新商品のチャーシューおにぎりもつけておくわね」コトッ...
杏子「おい」
ほむら「何?」
杏子「タイミングってもんがあんだろ」
ほむら「タイミング?」カシゲ
杏子「いや・・・なんでもない・・・」ズルズル...
ほむら「そう・・・ところで、よかったら感想を教えてくれない?」
杏子「・・・うまいけど・・・たぶん今まで食った中で一番うまいけどさぁ・・・」モグモグ...
ほむら「本当に?その割にはテンション低目ね」
杏子「・・・」フーフー...ズルズル...
ほむら「味に気になるところがあるのなら指摘してくれると今後の――」
ドンッ!ガシャン…
ほむら「!」ビクッ!
杏子「もうほっといてくれよ!」ブワッ!
ほむら「!?」
ガラガラッ!
ほむあん「!」チラッ
まどか「はぁ・・・ふぅ・・・」ゼェゼェ...
ほむら「ま、まどか・・・!」
まどか「ほむらちゃ・・・やっと見つけたぁ・・・」ゼェゼェ...
ほむら「あなたまさか・・・あれからずっと私を探していたの・・・?」
まどか「うん・・・ここにも何回か来たんだけど、お店閉まってて・・・」
杏子「あんた泥まみれじゃ~ん。一体、ほむら探してどこまで行ってたのさ?」
まどか「い、いやぁ!これは・・・その・・・///」モジモジ...
ほむあん「?」
まどか「えっとね・・・お、おぉ同じ水溜りで3回も転んじゃって!ウェヘヘ///」
杏子「なんだいそれwwwドっジだねぇww」
ほむら(うわあああああああん!ああああああああああん!まどかまどか!まどかちゅっちゅっ!まどかまどかまどry)ホムホムホムッ!!
まどか「・・・ほむらちゃん、」
ほむら「!」
まどか「ごめんね?」
ほむら「!」
まどか「ほむらちゃんが一生懸命考えたお店の名前なのに・・・あんな風に言っちゃって・・・」
ほむら「まどか・・・」キュン...
まどか「・・・私、ほむらちゃんが本当に良いと思ってる名前なら嫌がったりしない。決めたの」
ほむら「ま、まどか・・・!」パァァァ...
まどか「ティヒヒwwほむらちゃん♪」ニコッ...
杏子「何の話さ?」
ほむら「実は・・・」
~~~~~~~~~~
杏子「やめろ」キッ
ほむら「どうして?」キッ
杏子「まどかが嫌がるのも無理はねぇだろ!てか、それくらいわかれよ!」
まどか「杏子ちゃん・・・」
ほむら「あなたがなんと言おうと、私の決意はまどかの一言で揺ぎ無き物となったわ」ファサッ...
杏子「チッ…」
まどか(私・・・今、ちょっとだけ後悔しています・・・)ショボーン...
杏子「・・・じゃあ、いいよ」
まどほむ「えっ」
杏子「あたしも明日から食いもん屋やるわ」
まどほむ「」
まどか「き、杏子ちゃん!?」
ほむら「・・・どういうつもり?」キッ
杏子「んで、もう店の名前も決めてあるから」
ほむら「?」
杏子「大衆食堂ほむら屋、」
まどほむ「」
杏子「待てよ?飯のほむほむ亭のほうがいいかなぁ?」ニヤニヤ
ほむら「ま、待ちなさい!杏子ッ!」オロオロ...
杏子「おやぁ?どうしたんだい?あたしがやってることは、あんたと大差ないと思うんだけどー?」ニヤッ...
ほむら「うっ」
杏子「ふん・・・」ドヤッ!
ほむら「違う・・・私の場合はまどかに対する愛情がこもっているわ」キッ
杏子「じゃあ、仮にあたしがあんたと同じ理由なら認めるわけ?」
ほむら「ううっ」グヌヌ...
まどか「・・・」
杏子「ま・・・あたしが言いたいのはあんたがどう思っていようと、まどかにはいい迷惑ってことさ」
ほむら「・・・」チラッ...
まどか「・・・」コクッ...
ほむら「うぅ・・・」ガックシ...
まどか「ごめんね・・・」
杏子「で、店の名前どうすんのさ?」ズルズル...
ほむら「もうどうでもいい・・・」ショボーン...
まどか「ほ、ほむらちゃん・・・」
杏子「なんなら、あたしが考えてあげよっか~?」モグモグ...
まどか「えっ、杏子ちゃんが?」
ほむら「好きにして・・・」ショボーン...
杏子「そうだねぇ・・・ほむらのラーメン屋・・・」カンガエ
杏子「ほむら・・・らーめん・・・」
まどか「あっ」ピーン!
杏子「おっ」ピーン!
杏子「ふふん、ひらめいちゃった~♪」ニコニコ
まどか「ねっ?ねっ!杏子ちゃん?」
杏子「うん?なにさ?」
まどか「ティヒヒww私も杏子ちゃんのつぶやきでひらめいちゃった♪」ニコニコ
杏子「ふぅん・・・なら、あたしと思ってること同じかもね~」ニヤッ...
まどか「ホント!?せーの、で言ってみない?」
杏子「おっけ~♪そんじゃ、いいかい?」
まどか「うん!せーのっ・・・」
まどあん「ほむラーメン!」
ほむら「ほむっ?」ピクッ...
~ 次の日 ~
さやか「でね?あいつが一人でラーメン屋やってるんだよwww」
仁美「まぁ!暁美さんがお一人で!?」
さやか「もう、びっくりだよねーwww良かったら寄ってみる?メチャうまだから!」
仁美「行きたいですわ!私、らーめんなるものを食べたことがなくて・・・ぜひ一度食べてみたいと思っていたんですの」
さやか「うはぁ~さすが伊達にお嬢様やってないわね・・・」ニガワライ...
仁美「まったく・・・私は皆さんと同じような生活をしたいのに・・・はぁ・・・」ショボーン...
トンカントンカン...
さや仁美「おっ?」
ほむら「・・・」トンカントンカン...
さやか「おーい!ラーメン食べに来たよー!」ノシ
ほむら「!いらっしゃい、中で待っていて。今、降りるから・・・」カン...カン...
さやか「何してたの?」
ほむら「店の看板を・・・」
さやか「看板・・・?ああっ!?」
【ほむラーメン】
さやか「だーっwwwはっはっはwwwwほむwwwほむほむwwww」ゲラゲラ...
仁美「ぷふっwwwおwwおもしろいお店のお名前ですのねwwwふふふwww」クスクス...
ほむら「あなたたちもそう思う・・・?」ショボーン...
さやか「えっwwwあんたが考えたんじゃないのwwwてか、愛しのまどかはどうしたのさ?」
ほむら「そのまどかと杏子に決められたの。半ば強制的に」
さやか「はぁ?あんたの店の名前なんだから嫌なら嫌って言えばいいじゃん。あたしはぴったりだと思うけどwwwぶふっwww」クスクス...
ほむら「本当は反対したかったのだけれど・・・」ムスッ...
――――………
まどか「ほむラーメン!いいよね♪」ニコニコ
杏子「もう、ほむラーメンしかないよね~♪」ニコニコ...
ほむら「ま、待ってよ・・・!それじゃまるで・・・」オロオロ...
杏子「おい、まどか!ついでにメニューも改変しちゃおうよ!」キラキラキラ...
まどか「おぉっ!?全部ほむラーメンにしちゃおっか!」キラキラキラ...
ほむら「なっ!?」
杏子「ほむラーメン味噌味っと♪」カキカキ...
まどか「ねぇねぇ!写真とか挿絵もあったほうがいいと思わない!?」
杏子「おおっ!いいね!でも、今から全部作って撮るのかい?」
まどか「はぅぅ・・・じゃあ、少しだけ私がラーメンの絵描いておこうかな!」カキカキ...
杏子「はぁ?あんたなんかに描けんの~?」ニヤニヤ...
まどか「自分で言うのも何ですけど?結構、上手なのよぉ~?ティヒヒww」カキカキ
ほむら「あ・・・あぁ・・・」ウルウル...
………――――
グツグツグツ...
ほむら「・・・」
さやか「うーわぁ・・・そ、それは同情するわ・・・あいつら酔っ払いかよ・・・」
仁美「お二人がはしゃいでいる姿を見たら、反論するにできませんものね・・・」ニガワライ...
ほむら「なんとかメニューだけは許してもらえたのだけれど・・・」
さやか「あれっ?でも、まどかの絵だよねコレ」
ほむら「それはむしろ喜んで採用させていただいたわ」ホムホムホム....
さやか「ん?ところで、このメニューにあるおまかせトッピング+50円って何?」
ほむら「私のセンスで具を追加させてもらうトッピングメニューよ。初回限定で無料になるけど、試してみる?」
さやか「じゃあ、お願い!」
ほむら「志筑仁美、あなたも?」
仁美「じ、じゃあ私も!なんだかワクワクしますの・・・!」ドキドキ...
~~~~~~~~~~
ほむら「へいお待ち!」ゴトンッ!ゴトンッ!
さやか「来た来たー♪ヒラリヒラー♪~」ニコニコ
【塩ラーメン+ほむトッピング】キラキラキラ...
仁美「こ・・・これが・・・らぁめん・・・っ!」ゴクリ...
【塩ラーメン+ほむトッピング】デローン...
さやか「ちょっと待った」
ほむら「ほむ?」カシゲ...
さやか「仁美のに気持ち悪いぐらい乗っかってんの何?」
ほむら「わかめよ」
さやか「いや、ラーメンより多いっておかしいだろ」
ほむら「でも日高産よ?」カシゲ...
さやか「だからなんだっていうのよ?」
仁美「ミネラルたっぷりで健康的ですの!いただきます♪」フーフー...
さやか「なんか本人は喜んじゃってるけど・・・」
仁美「ほむっ!!?び、美味ですの!とってもおいしいですわ!」ズルズルズル!
さやか「ま・・・まぁ、気に入ってくれて良かったわ・・・」ニガワライ...
ほむら「あなたも食べたら?冷めるわよ」
さやか「そうね。いただきまーす」フー...フー...
さやか「あっ、そういえばあたしのトッピングって何なの?」
ほむら「どんぶりの底に沈んでるんじゃないかしら?」
さやか「え・・・なにそれ・・・」
ほむら「食べ物だから大丈夫よ。安心しなさい」
さやか「わかめの大群見せられて、もう不安しかないわ!うぅ・・・何なのよもぉ・・・」サガシサガシ...
【フランクフルトソーセージ】ザパァ...
さやか「・・・なにこれ」
ほむら「ホットドッグ、あなた好きでしょう?」
さやか「だからって味噌も糞も一緒にすんなよ・・・!」ワナワナ...
仁美「さやかさん!食事中にお下品ですの!」プンプン!
ガラガラッ・・・
ほむさや仁美「!」
恭介「こんにちは、暁美さん」
ほむら「いらっしゃいませ」
さやか「うえぇっ!?き、恭介!」
仁美「か、上条君!?」
恭介「やあ!さやかと志筑さんじゃないか。キグウだね」
さやか「な、なんで?」チラッ...
ほむら「彼も常連よ。最初はあなたから話を聞いたと言って来たわ」
さやか「あぁーそういえば教えたっけなぁー///」キョドキョド....
ほむら「ご注文は?」
恭介「塩ラーメンを」ニコッ
恭介「さやか、一緒に行こうって言いながら、なかなか予定が合わないんだから・・・」ムスッ...
さやか「あははwwwご、ごめーん!いやぁーなにかと都合悪くてさぁーwww」(本当は照れくさくて、忙しいフリしてるだけなんだけど・・・///)
仁美「か、上条君?もしよろしければ、さやかさんとご都合が合わないときは私とご一緒にどうですか・・・?///」モジモジ...
恭介「もちろん!じゃあ、今度から志筑さんにも声をかけるね」ニコッ
さやか「えっ」
仁美「は、はい!じゃあその・・・お電話の番号を教えていただいても・・・?」モジモジ...
恭介「ああ、そうだね。今まで交換してなかったか・・・赤外線でいい?」
仁美「わ、私よくわかりませんのでメモをお渡ししますわ///」ゴソゴソ...
恭介「じゃあ僕が教えてあげるよ。携帯、触ってもいいかい?」
仁美「は、はい!どこをどうすれば・・・?///」テレテレ..
恭介「機種が違うけど・・・まずはメニューから・・・」ピッピッ...
仁美「・・・///」コクッ...
さやか(これなんてNTR?)ジワッ...
~~~~~~~~~~
ほむら「へいお待ち」ゴトッ…
恭介「あっ、はーい・・・」ピッピッ...
さやか(なんでかな・・・わかっちゃうんだよね・・・自分せいでラーメンの塩分増えてるって・・・)ポロッ...ズルズル...
ほむら「美樹さやか・・・」ヒソヒソ...
さやか「なに・・・できれば今さやかちゃんには話しかけないでください・・・」ウルウル...
ほむら「こんなこともあろうかと、上条恭介のどんぶりの底に小細工をしておいたの…」ヒソヒソ...
さやか「えっ・・・」
ほむら「(食品由来のインキであなたから彼への愛のメッセージを綴っておいたわ。特別サービスよ)」ヒソヒソ...
さやか「(はぁぁぁっ!?な、なに考えてんのよバカッ!何て書いたのよ!?)///=3」キーッ!
ほむら「・・・」ゴシゴシ...カチャカチャ...
仁美「上条君?まずはラーメンが冷めてしまわないうちに召し上がられてはどうですか?」ニコッ...
恭介「そうだね。じゃあ、続きはあとで・・・いただきます」パキッ...フー...フー
さやか(うわあああああああああああああああああ!!!!う゛わっ!!!う゛ぉわあああああああああああああああああああ!!!!)ゴゴゴゴゴゴ....
さやか「(ねぇ!どうしてくれのよ!ねぇ!?あたし嫌だよ!こんなかたちで恭介に嫌われたくないよ・・・)」シクシク...
ほむら「(さやか、物事はなるようにしかならないの。今日上条恭介にフラれなかったら明日はもっと酷いフラれ方をするかもしれない)」
さやか「(なんでフラれるのが前提なのよ!?ていうか、いずれフラれるから私が今この場ですべてを終わらせてあげるみたいな言い方やめろ!)」
ほむら「(正確に言うと、今この場で終わってくれたほうが事後処理が楽だから諦めてくださいさやかちゃん、よ)」
さやか「(死ね!3回まわってワンって言ってからソウルジェム豆腐の角にぶつけて爆死しろ!´;ω;` )」ブワッ!
ほむら「・・・」カチャカチャ...ゴシゴシ...
さやか「ううっ・・・ひっ・・・ひぐっ・・・」ズルズルズル...
仁美「さ、さやかさん・・・?」
恭介「さやか?どうして泣いてるの・・・?」
さやか「ううん・・・ラーメンがしょっぱいの・・・」シクシク...
ほむら「スープ、足してあげるわね」ジャバ...
さやか「(・・・できればそれきょうs――)」
. ハ,,ハ
ほむら「( も ち ろ ん お 断 り す る わ (゚ω゚) )」ホムゥン...!
~~~~~~~~~~
さやか「・・・」ショボーン
ほむら「・・・」ジャブジャブ...ガシガシガシ...
仁美「ごちそうさまでした!とてもおいしかったです♪」ホッコリ...
ほむら「それはよかったわ。ありがとう」
恭介「暁美さんの作るラーメンはホントにおいしいよね。僕、いつもスープまで全部飲んでしまうんだww」ズズズッ...
仁美「まぁ!上条くんったら豪快ですの・・・///」
さやか(やめてください切実に)
恭介「ふぅ・・・あれ?どんぶりの底に何か書いてある・・・?」
さやか「ひぅっ!」ビクッ...
【ヴォ】
仁美「ヴォ?ですの」
恭介「変わったデザインのどんぶりだね」
さやか「ほむほむちょっとツラかせよ」ピキピキ....
ほむら「顔はダメよ?」
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
エンディングテーマ「キミはほむほむ(間奏)」 歌-(さや仁美恭介)
ティン☆ドン...ドン...ドン...
君はほむほむ~!(ほむほーむ!)
契約お断りほむほ~む!
ほむ~ら、ラーメンを作るぅ~♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
オープニングテーマ「キミはほむほむ」 歌-巴マミ(巴マミ)
ガラガラッ!
マミ「暁美さん、こんばんは!ラーメン食べに来ちゃっ・・・」
マミ「・・・あら?のれんは下がってる・・・わよね・・・?」
ほむら「ゴメンナサイ!イマイクワー!」
マミ「ああ、上の住宅にいるのね。急がなくてもいいわよー!」
ドデンドデンドスンガコッズドン!
イタイイタイイタイイタイイタイ!!!
マミ「あ、暁美さん!?」ビクッ!
ほむら「ヒィ~…」シクシク...
マミ「だ、大丈夫!?そっちに行ってもいい!?」
ほむら「…ソノヒツヨウハナイワ」
マミ「えっ?そ、そう・・・」
ほむら「いらっしゃいませ(CV.メガほむ)」ウルウル...
マミ「本当に大丈夫なの・・・?すごい音がしたけど・・・」
ほむら「明日学校で会わなかったらそういうことよ(CV.メガほむ)」ウルウル...
ほむら「ン゛ンッ゛!ところであなた、一人なの?」シュルシュル...マエカケ...
マミ「うっ・・・」グサッ...
ほむら「まぁ、別になんでもいいのだけれど。注文は?」ワシャワシャ...ホッカムリ...
マミ「うん・・・今日は少しメニューを見て考えようかなぁ・・・」ショボーン...
ほむら(ほむっ?なにか気に障るようなこと言ってしまったかしら・・・)
マミ「意外とメニュー多いのね・・・んっ?おおっ!?暁美さん、この魔法少女ラーメンってどんなのかしら?」ワクワク
ほむら「それ?世の中の少女たちに魔法少女になることの辛さや厳しさを伝えるためのラーメンよ」
マミ「な、なんだか色々と嫌なラーメンね・・・辛さだけにすごく辛いとか?」
ほむら「いいえ、味は塩味噌醤油から普通に選べるわ。それにするの?」
マミ「ま、まぁ・・・魔法少女として一度は食べておくべきよね・・・じゃあ、それの味噌で」
ほむら「魔少ラーメン味噌一丁」ゴソゴソ...
グツグツ...ジュー...カタンカタンッ!
マミ「ん~・・・」タイクツ...
ほむら「・・・」アセヌグイ...
マミ「ねぇ、暁美さん?」
ほむら「何?」
マミ「お店に漫画とかって置いてる?」
ほむら「向こうに本棚があるわ。そこに少しだけ置いてる」
マミ「そう、じゃあ借りて読もうかしら♪」
マミ「さてさて・・・暁美さんはどんな収集センスなのかしらっと・・・」ワクワク...
【ゴルゴ13、ドラゴンヘッド、ミナミの帝王、クッキングパパ】
マミ「・・・」
ほむら「・・・王道でしょ?」チラッ...
マミ「そ、そうなの?よくわからないけど・・・」
~~~~~~~~~~
ほむら「へいお待ち」ゴトッ!
マミ「おっ!来たわね♪」パタン...←ゴルゴ13読んでた
【魔法少女ラーメン(味噌)】サーニホーラーニ~♪(マミサンノテーマ)
マミ「わぁ・・・!おいしそう・・・♪」ゴクリ...
ほむら「魔法を使って作っているから、少し特殊よ」
マミ「えっ、でも見た目は普通のおいしそうなラーメンじゃない」
ほむら「食べてみればわかるわ」
マミ「なにそれちょっと怖い・・・」
ほむら「大丈夫よ。多分、命に危険が及ぶことはないから」
マミ「多分!?えぇ・・・」
ほむら「そうそう、忘れていたけどこの誓約書にサインして頂戴。何かあっても私を訴えないという内容よ」スッ...
マミ「」
マミ「・・・」カキカキ...
マミ「はい・・・」スッ...
ほむら「ありがとう。ごゆっくり」
マミ「い、いただきます・・・」ドキドキ...
マミ「・・・」フー...フー...
マミ「・・・」ピタッ...
ほむら「・・・どうしたの?」
マミ「毒とか入ってないわよね・・・?」ビクビク...
ほむら「失礼ね。そんなことする筈ないでしょう?」ムッ
マミ「う、うん・・・そうよね・・・ごめんなさい・・・」ズルズルッ...
マミ「・・・」モグ...モグ...
マミ「・・・?」モグモグ...
マミ「あれ・・・?お、おいしい!すごくおいしいじゃない!」パァァァ...!
ほむら「ええ・・・最初は、ね」
マミ「えっ?」ズルズルッ!ハフハフ...
ほむら「今のあなたは願いが叶って浮かれる少女・・・」
マミ「・・・?」モグモグ...
ほむら「そして少女は真実を知る・・・」
マミ「・・・うっ!?」カチャン!
マミ「おええぇっ!ま、まっず・・・!なんで急に・・・」ゲッソリ...
ほむら「それ、そのラーメンの本当の味よ。わざとまずく作ってあるの」
マミ「えぇ・・・でも、最初はすごくおいしかったじゃない・・・」
ほむら「魔法を使ってあなたの舌を騙していたの。食べている人が幸福の極みに達すると効果が切れるようになっているわ」
マミ「なんだかよくわからないけど、すごいわね・・・」
ほむら「真実を知り心を痛める少女・・・」
マミ「・・・?」フー...フー..ズルズル...
マミ「・・・」モグ...モグ...
マミ「うっ・・・ぐすっ・・・ひぃ~・・・」シクシク...
ほむら「・・・」
マミ「暁美さぁ~ん・・・なにこれ・・・悲しいぃ・・・」シクシク...
ほむら「泣き上戸の魔法よ。この魔法をかけられると、悲しくてたまらなくなるの。ちなみにメンマに仕込んでおいたわ」
マミ「うわあぁぁぁぁん!」ブワッ!
ほむら「少女はやがて絶望へ・・・」
【ラーメン】ゴゴゴゴ...デロデロデロ...
マミ「ひっ!?ラ、ラーメンのスープがだんだんドス黒くなってる・・・!」ゾクッ...
【ラーメン】ゴゴゴゴゴ....モワァァァァァ...
マミ「こ、今度は変な黒い霧がっ!」ビクビク!
【ラーメン】…
マミ「あれ・・・こ、これで終わり・・・?」
【ラーメン】ポチャン...
ほむら「そして絶望で虚無になった少女・・・魔法少女は凄惨な最期を遂げる・・・」
【ラーメン】パリンッ!ドバアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!
マミ「きゃあああああああああああ!?」ビクゥッ!?
マミ「あ・・・あぁ・・・血が・・・どんぶりが割れて血が・・・!」ガタガタ...
シュゥゥゥゥゥゥ....
マミ「ひっ・・・き、消えた・・・」ゾゾゾ...
ほむら「・・・目に焼き付けておきなさい。魔法少女になるって、こういうことよ」
マミ「た、確かに・・・こんなもの食べさせられた日には魔法少女になる気も失せるでしょうね・・・」ゾゾゾ...
ほむら「現役の魔法少女に対する警告にもなるわ。自分が辿る運命のひとつを知るいい機会になる」
マミ「こんなことを知ったら、かえって絶望してしまいそうだけれど・・・」ゴポッ...
マミ「・・・ふふふ」ゴゴゴゴゴ...
ほむら「えっ」
ドン...ツツツテケテケテケボァァン・・・!
デンデケデー!デーデー!デデデー!デーデー!
いーつか君ぃが!瞳に灯ぉす!愛の光ぃが!(トーキヲ、コエーテ)
ほぉろび急ぐ!世界の夢をッ!確かにひとつ!(コーワス、ダーロゥオッ!)
躊躇いをっ!飲み干してぇッ!君がァノゾームモーノハナァニ…ソンーナ...
エンディングテーマ「Magia」 歌-暁美ほむら
ビュォォォ…プップー!...ピーポー...ピーポー...
バァン!キュッゥオン!
QB「ヘッ・・・ヘッ・・・ヘッ・・・!」タタタタタ....!
バァン!バァン!キュゥオンッ!ビシッ!ガラガラ...
QB「イギッ・・・!?ヘッ・・・ヘッ・・・!」ヨロ...タタタタ...!
バァン!ビシィッ!
QB「ギュピェッ!?」ズザァァァァァッ!
タッタッタッタッ...
QB「ハァ・・・くっ・・・フゥ・・・!」タタタタタタ....!
ほむら「・・・」タッタッタッタッ....
ほむら「・・・」スタッ...
【工事現場】
ほむら「・・・」
~ CDショップ ~
トキハー、イーマ♪ハージーマリー…ツゲ…♪
まどか「♪…♪…」カワラーナイー♪
――― タ ス ケ テ ・ ・ ・ ―――
まどか「ふぇっ?」
――― タ ス ケ テ ・ ・ ・ マ ド カ ! ―――
まどか『キュゥべえ?どうしたの?』
――― ボ ク ヲ ・ ・ ・ タ ス ケ テ ・ ・ ・ ―――
まどか『ごめんね?今、いいとこだからもう少し待ってて』
――― エ ッ ―――
まどか「フフフフフーン♪フフフーン♪」メザメタコーコロハー♪
~ 数分後 工事現場 ~
まどか「キュゥべえー?どこなのー?」キョロキョロ...
まどか「・・・」キキミミ...
まどか「もー!私だって予定があるんだから自分でなんとかしてよー!」プンプン!
まどか「ねぇー?キュゥべえってばー」キョロキョロ...
ガコンッ!バタァァン!
まどか「ふあぁっ!?」ビクッ!
QB「へぇ・・・へぇ・・・」ゼェゼェ...
まどか「えっ!?キ、キュゥべえ!?どうしたの!?怪我してるの!?」
QB「たすけて・・・」ゼェゼェ...
ガコンッ!ガラガラガシャン!
ほむら「痛い痛い!!!」ズデーン!
まどか「ふあぁっ!?」ビクッ!
QB「ひぃっ!」ビクッ!
まどか「ほ、ほむら・・・ちゃん・・・?」
ほむら(ふむ・・・最近ラーメン屋ばかりだからか、体が鈍っているようね・・・///)ハズカシイ...
ほむら「・・・ン゛ンッ゛!」パンパン...
ほむら「そいつから離れて」キリッ
まどか「えっ?」
ほむら「もとい、そいつをこっちに渡して」
QB「まどか!ダメだ!ほむらの言いなりならないで!」ヒシッ!
まどか「えぇ・・・?」トマドイ...
ほむら「何を勘違いしているの?私はあなたに熱々の野菜スープをご馳走したいだけよ。あとは主役のあなたを待つだけ・・・」ファサッ...
QB「わけがわからないよ!」クワッ!
まどか「?」
ほむら「さあ、まどか、そういうわけだからそいつを渡して」
まどか「う、うん・・・なんだかよくわからないけど・・・」スッ...
QB「まどかぁぁぁぁぁー!」ジタバタ!
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほぉぉぉぉぉぉむ!!)
エンディングテーマ「キミはほむほむ(間奏)」 歌-(インキュベーター)
ティン☆ドン...ドン...ドン...
君はほむほむ~!(ほむほーむ!)
契約お断りほむほ~む!
ほむ~ら、ラーメンを作るぅ~♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
オープニングテーマ「キミはほむほむ」 歌-鹿目まどか・タツヤ(暁美ほむら・鹿目タツヤ)
知久「さあ、買い物も終わったし、どこか途中でお昼ご飯にしようか」
まどか「うん!」
タツヤ「あい!」
知久「まどかとタツヤは何が食べたいんだい?」
まどか「ティヒヒwwタツヤが決めていいよ!」
タツヤ「んー・・・」カンガエ...
タツヤ「あっ!」
【ほむらーめん】
タツヤ「らーめん!らーめんがいい!」
まどか「」
知久「おっ、じゃあラーメンにしようか。このお店がいいのかい?」
タツヤ「あい!」
まどか「ちょ、ちょっと待ってよ!」オロオロ...
ともタツ「?」
まどか「あ、あのね?えっとねっ・・・はうぅ・・・」オロオロ...
知久「どうした、まどか。ラーメン、食べたくないのか?」
まどか「ううん・・・そういうわけじゃないんだけど・・・その・・・」
タツヤ「ねーちゃんどったのー?」
まどか「・・・ふ、二人とも?ん・・・よく聞いてね?」キリッ...
ともタツ「?」
まどか「この店の店主はね・・・ほむらちゃんなの!」クワッ!
ともタツ「・・・?」ポカーン...
まどか「うん・・・わけわかんないよね」ショボーン...
~~~~~~~~~~
まどか「というわけで、パパと弟です」ニガワライ...
知久「いつもまどかがお世話になってます」ニコッ
ほむら「いえいえ、こちらこそいつもお世話になっております、お父様」フカブカ...
知久「えっ!?は、はぁ・・・」キョド...
まどか(やっぱりだねほむらちゃん)
ほむら「申し遅れました。私、暁美ほむらと申します。まどかさんとは健全なおつき――」
まどか「ふあああぁぁ!?ク、クラスの友達なの!でもラーメン屋さんやってて!」アワアワ...
知久「へぇ・・・まどかと同い年なのにお店を一人で・・・」カンシン...
タツヤ「ほむほむ!ほむほむー!」
ほむら「ええ、お兄様。ほむらでも、ほむほむでもお好きなほうで呼んでください」ニコッ
知久「(ちょっと変わった子だね・・・)」ニガワライ...
まどか「(うん・・・)」ショボーン...
ほむら「ご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか」
知久「タツヤは醤油?」
タツヤ「あい!」
まどか「私も醤油・・・」
知久「じゃあ、醤油3つお願いします。小さい器ももらえるかな?」ニコッ
ほむら「かしこまりました」ペコッ...
知久「そうだ、まどか。急な話なんだけど・・・」
まどか「ふぇ?うん」
知久「パパ、ママにばかり働いてもらって申し訳ないから喫茶店でもやろうと思ってるんだ。タツヤも今年から幼稚園だしね」
まどか「えっ!?き、喫茶店!?」
ほむら「!?」
知久「あっ!ママには内緒だぞ?まだ決定したことじゃないからね」
まどか「う、うん・・・ホントに急な話だね・・・」
ほむら「・・・」キキミミ...
知久「そこでまどかに相談なんだけど、どこか、料理やドリンクのおいしいお店を知らないかい?」
まどか「ふぇ・・・どうして?」
知久「パパ、結構レパートリーは豊富なつもりだけど、お店をやるとなったらノ経営のウハウがないから、少しアルバイトでもしてみようと思うんだ」
ほむら「・・・」キキミミ...
知久「よく友達と行く店とかでいいところがあったら教えて欲しいんだけど、知らないか?」
まどか「う~ん・・・そうだなぁ・・・」カンガエ...
ほむら「・・・」ゴソゴソ...
ほむら「・・・」キュッキュッ...
ほむら「ハッ!」バシッ!
まどとも「!?」
【アルバイト急募!】
まどか「」サーッ...
タツヤ「ねーちゃん、あれなんてよむのー?」
まどか「あぁ・・・あ、あれはね?あるばいときゅうぼ、って読むんだよ?お、お手伝いさんが今すぐ欲しいなっていう意味で・・・」オドオド...
タツヤ「おぉ・・・パパ!あるばいろ!あるばいろ!」ニコニコ
ほむら「・・・」ニヤッ...
まどか「あわわ・・・!?」オロオロ...
知久「こ、ここか!?ここはちょっとなぁ・・・ラーメン屋さんはパパが働きたいところと少し違うからね・・・」ニガワライ...
ほむら「ちょっと待ってください!!!お父様はラーメン屋では商売のノウハウを学べないとでもおっしゃるおつもりですか!?」
知久「えっ!?」
ほむら「そんなのものはラーメンを一口食べてから判断してください!私が真心愛情交わした約束ノウハウ詰め込んで完成させたラーメンを!!!」ドンッ!
【醤油ラーメン】キラキラキラ☆
知久(こ、これは・・・!)ゴクリ...
タツヤ「おー・・・!」キラキラ...
まどか(いやぁぁぁ!パパらめぇぇぇぇぇ!)ブンブン!
知久「・・・いただきます」カチャ...
ほむら「熱いのでお気をつけてお召し上がりくださいませ」
知久(これは・・・もしかすると・・・?)ズズズッ...
知久「ほむっ!?」ピキーン!
知久「おおおおぉぉぉぉぉっ!?」
ほむら「・・・」ニヤッ...
知久「・・・」ウツムキ...
まどか「パ・・・パパ・・・?」
知久「うん、おいしいけど少しスープにクセがあるんだね」
ほむら「!?」
まどか「ふぇ・・・」
知久「う~ん・・・嫌なカンジではないんけど・・・なんだろう・・・」ズズズッ....
まどか「えぇ?いただきます・・・」カチャ...ズズズッ...
まどか「あっ・・・ホントだ・・・いつもと味が違う・・・」
ほむら(ああっ!?そういえば今朝はインキュベーターのアク抜きを忘れたかもしれないわ・・・)サーッ...
ほむら(嗚呼・・・よりにもよってお父様の前で何たる粗相・・・油断したわね・・・)ウルッ...
知久「でも、とてもおいしいラーメンだね。今までで一番かもしれないよ」ズルズル!
ほむら「・・・!」パァァァ...!
タツヤ「パパぁ!うー!」プンプン!
知久「ああwwごめん、タツヤww今、小どんぶりによそってあげるからね」カチャ...
タツヤ「あい!」ニコッ
まどか(ま、まさか・・・やっぱりパパ、ほむらちゃんのラーメンに釣られて、バイトしちゃうんじゃ・・・?)ドキッ....
知久「暁美さん・・・だったかな?」
ほむら「ほむらでおよろしゅうございますお父様」ホムホムホム...
知久「あはは・・・アルバイト、もしよかったら僕も面接を受けさせてもらえますか?」ニガワライ...
ほむら「い、いいえ!面接などございません!お父様なら即、採用させていただきますので!」パァァァ...!
まどか(パパらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!お願いだから考え直してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!)ブンブン!
タツヤ「あるばいろ!ほむほむらーめんあるばいろ!」ニコニコ
~ 翌日 ~
さやか「えぇ!?まどかのパパ、今日からあいつんとこでバイトしてんの!?」
まどか「うわぁぁぁぁぁん!さやかちゃぁぁぁぁ!(´;ω;`)」ブワッ!
さやか「うぉい!?」ギュッ...
まどか「あんまりだよ・・・あんまりだよ・・・」シクシク...
さやか「はは・・・べ、別にあいつがまどかのパパに変なことするわけないし、いいんじゃないの?」ニガワライ...
まどか「やだよぉ・・・ほむらちゃん、絶対パパに変なこと吹き込むもん・・・」ショボーン...
さやか「どんなことよー?」
まどか「ほむらちゃんってさ?私のことをその・・・」モジモジ...
さやか「あぁ~・・・なるほど・・・なんとなくわかったわ・・・」ゾクッ...
まどか「昨日もね?パパのことお父様って呼んだり、タツヤのことお兄様って呼んだり・・・もう無茶苦茶だよぉ・・・」シクシク...
さやか「じゃあww今から、ちょっくら様子に見に行ってみる?」ナデナデ...
まどか「付き合ってくれる・・・?ごめんね・・・」シュン...
~~~~~~~~~~
まどか「」
さやか「」
【張り紙「臨時休業-修行のため、海外へでかけております。ほむラーメン店主」】
まどさや「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」クワッ!
~~ アメリカ合衆国 海軍基地 ~~
知久「はぁ・・・はぁ・・・!」ウデタテフセ...
教官{気合入れろ!!!クソッタレのひょろひょろ小僧が!!何を食ったらそうなるんだ!?ママの手作り離乳食か!!?}
知久「さ、サー!イエスサぁー!!」クワッ!
~~~
知久「わわわっ・・・!」ババババババババーンッ!
教官{ワァウ!ワウッ!!クソッタレが!!誰がフルオートで撃てと言った!!?貴様のケツの穴に全部叩き込まれたいか!!?クソまみれのケツマンコガバガバにされたいのかクソッタレ!!!!}
~~~
知久「ぜぇ・・・はぁ・・・うぅ・・・!」ジャバズリジャバジャバズリ...
教官{ハッハッハwwwwwクソッタレにはクソまみれになって這いずり回るのが一番似合うな!!!!クソと一緒に流されたくなかったら、さっさと進めクソッタレのウスノロどもがああああ!!!!!!!!}
知久「サァァァァ!!!イェッサァァァァ!」クワッ!
ほむら「いいわ・・・素敵です、お父様・・・///」ポッ...
その後も鹿目知久の修行は過酷を極め、ついに地獄の一週間(ヘルウィーク)が過ぎた・・・
~ 日本 ほむラーメン ~
まどか「」
詢子「」
タツヤ「おぉー」
知久「いやぁ・・・ホント、死んだほうがマシだと何回も思ったよ・・・」グッタリ...
詢子「あ、あんた・・・ホントに知久か・・・?」ポカーン...
知久「ああww少し、筋肉質になってしまったからなぁ・・・」ムキムキ
まどか「ホムラチャン!ホムラチャン!!くそっ!くそっ!ちくしょうだよ!くそったれぇぇぇぇ!!」ユサユサ!
ほむら「ま、まどか!?」ビクッ!?
まどか「以前のパパを返して!ラーメン作るのにこんな特訓いらないでしょ!?スマートでイケメンメガネのパパを返してよおおおぉぉぉぉぉ!(`;ω;´)」ブワッ!
ほむとも詢子タツ「」ポカーン...
まどか「やだぁ・・・やだよぉ・・・マッチョで坊主頭の眼光鋭いパパなんていやだぁ~・・・ひぃ~っ・・・」シクシク...
知久「・・・」 ←ちょっと傷ついた
詢子「そうか?あ、あたしはちょっと惚れ直したよ・・・///」ポッ...
まどか「ママも大概にしてっ!こんなの絶対おかしいよ!!」
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!)
エンディングテーマ「キミはほむほむ(間奏)」 歌-(鹿目ファミリー)
ほむら「はぁ・・・はぁ・・・」ボロッ...
―――繰り返せば繰り返すほど―――
ほむら「くっ・・・!」ジャキーン!ババババババババッ!
―――大切な人―――
まどか「ほむらちゃん♪」ニコッ
―――大切な仲間―――
杏子「あんたも食うかい?」モグモグ...
マミ「ねっ!?5人揃って、魔法少女戦隊なんてどうかしら!?」ハシャイジャッテww
さやか「ぬおぉぉっ!?や・・・やるじゃんか転校生っ・・・くっ・・・!」ウデズモウ....
―――変わり果てて―――
マミ「もうダメ・・・もう無理っ・・・!死ぬしかないっ!一緒に死にましょう?」ゴゴゴゴゴ...
さやか「今日ね・・・?あたしwwフラれちゃってさぁ・・・」ゴゴゴゴゴ...
杏子「あんたは逃げろっ・・・あの逆さづりには・・・・あたしがっ、最期に・・・デカいの喰らわせてやっからよ・・・」ゴゴゴゴゴ...
―――見えなくなる―――
ザァァァァァァァ…
ほむら「まどか!」ウルウル...
まどか「ほむらちゃん・・・やっと名前で呼んでくれたね・・・うれしい・・・な・・・」ポロッ...
ほむら「うぅっ・・・ぐっ・・・!ひぐっ・・・う゛ぅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛うぅぅぅっ!!!!」グッ...!
バァンッ!ポチョン...
―――誰も未来を信じない―――
さやか「いい加減にしなさいよ。あんたの目・・・嘘つきの目、してる」キッ...
―――誰も未来を受け止められない―――
まどか「ひどいよ・・・こんなの、あんまりだよ・・・」ポロッ...
―――だから私は繰り返す―――
アッハハハハ…wwwアハハァ…ww
ほむら「・・・!」スチャッ!カチッバシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!
アーッ!wwハハドゴオオオオオオオォォォォォォォォォンッ!!!!!
―――同じ時間を、何度でも―――
まどか「あ、あのっ・・・暁美・・・さん・・・?」キョド...
―――たったひとつの出口を探り―――
アッハハハハハwwwwwアッハァー!wwwww ガッシャアァァァァァァアアアンッ!!!!!!ドドドドド・・・!
―――あなたを救うためなら―――
まどか「ほむらちゃんも、カッコよくなっちゃえばいいんだよ!」ニコッ!
―――あなたたちと笑えるなら―――
さやか「ねぇねぇ!今度の日曜、みんなで遊びに行かない?」
杏子「ぶっはwwwwあんたの仏頂面、もうちょいなんとかなんないのwwwww」コノシャシンデイイカナァー?
マミ「きゃあ!?もぉー!私の車にババナの皮ぶつけたの誰よぉ・・・」キキーッ!ガタガタガタ!
まどか「ティヒヒwwほむらちゃん!私とデュエットしよっ♪」ナミノォ~タニマニィ~!イノチノーハナァガ…
―――私は永遠の迷路に閉じ込められても構わない―――
ガラガラガラガラドドドドドドドド・・・アッハハハwwwwwハハ…ハハハァ...
ほむら「ぐっ・・・くぅぅぅっ・・・まどかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
シャラララララ...♪
ほむらーめん ~ 私の最高の醤油味 ~
チュン...チュン...
ほむら「・・・」ショボーン...
ラジオ《ガガ...ピュィィ...見滝原市を襲ったスーパーセルにより、.避難所に避難していた住民の命までもが奪われました・・・》
ほむら「くっ・・・」ウツムキ...
ほむら(いったい、何度繰り返せばいいの・・・いつになったら、出口が見えるの・・・)ウルッ...
ほむら(まどか・・・ごめんね・・・すごく痛かったよね・・・避難所の天井に潰されちゃうんだもんね・・・)ウルウル...
ほむら(待っていて・・・次は必ず・・・私が・・・必ず私があなたを救ってみせる・・・!)グッ...
ほむら(・・・でも・・・今度も失敗したら・・・また、まどかを苦しませてしまう・・・)
ほむら(それって・・・それって本当にまどかが望んだことなの・・・?私のせいで、何度ひどい目にあってもいいの・・・?)ウルウル...
ほむら「ねぇ・・・まどか・・・」ポロッ..
チャララ~ララ...チャラララララ~...♪
ほむら「えっ・・・」
男「・・・」ガラガラガラ...
ほむら(屋台・・・?なぜこんなときに・・・)
男「・・・」ガラガラ...
ほむら「ん・・・」ゴシゴシ...
ほむら「・・・」スタスタ...
男「ん・・・?」ガラ...
ほむら「・・・こんなところで何をしているの?」カシゲ...
男「・・・」ガタン...
ほむら「・・・」
男「ふぅ・・・」カチッ、チチチチチ....ボワッ!
ほむら「・・・?」
グツグツグツ...
男「・・・」テキパキ...
ほむら「・・・」
男「・・・」チャッチャッ!
ほむら「・・・?」
男「・・・」シアゲ...
ほむら(まぁ・・・この男が何者であろうと私には関係ない・・・そろそろ行かないと・・・)カシャ...
ゴトンッ!
ほむら「!?」ビクッ...
男「・・・」
【醤油ラーメン】キラキラキラ☆
ほむら「・・・!」ゴクリ...
男「・・・」カチャカチャ...
ほむら(そういえば・・・昨日から何も食べていない・・・)グゥゥ...
男「・・・金はいい」チラッ...
ほむら「えっ・・・」
男「・・・」カタシカタシ...
ほむら「・・・」
【醤油ラーメン】キラキラキラ☆
ほむら(時間・・・少しくらい大丈夫かな・・・)スワリ...
ほむら「・・・いただきます」
ほむら「・・・」パキッ...
ほむら「ふー・・・ふー・・・」フー...フー...
ほむら「んっ・・・」ズルズルッ!
ほむら「ほむっ!?」ピキーン!
男「・・・」
ほむら「うっ・・・ぐっ・・・う゛ぅう゛うぅぅぅ・・・!」ブワッ...
男「ふっ・・・」スタスタ...
ほむら「ひっぐ!うぅっ!んん~っ!」ズルズルズルッ!
ほむら(おいしい・・・!どうしてこんなにおいしいの・・・お腹が減ってるから・・・?)モグモグモグ!
ほむら(違う・・・そうじゃないっ・・・!おいしいの・・・本当においしいの・・・っ!)ズルズルズルッ!
ほむら「ううっ!うっ、うっ!うぅぅぅぅぅぅ~っ!」ズルズル!ハフハフ!シクシク...モグモグ!
チャララ~ララ...♪
~~~~~~~~~~
男「・・・」スタスタ...
シーン…
男「・・・?」スタッ...
ガシャガシャガシガシ...
男「ん・・・?」チラッ...
ほむら「・・・」ゴシゴシ...ガチャガチャ...
男「んん・・・」ボリボリ...
ほむら「!」カチャ...
ほむら「あっ・・・あの・・・」モジモジ...
男「・・・?」
ほむら「洗い物・・・お礼にこれくらいさせてほしい・・・」
男「・・・」
ほむら「・・・他に洗い物はあるかしら?」
男「・・・」
男「・・・」カチャ...
ほむら「・・・?」
男「ほら・・・」スッ...
ほむら「えっ・・・」ウケトリ...
【てぼ(湯切り)】
ほむら「これ・・・まだ使ってないんじゃ・・・?」
男「・・・」スタスタ...
ほむら「えっ!?い、いや・・・これ・・・どうしろって・・・」オロオロ...
ほむら「・・・」
ほむら「・・・」ブンブン! ←とりあえず真似してみるほむほむ
ほむら「ん・・・?」ブン...
ほむら(意外と難しいのね・・・タイミングが合わないというか・・・)ブン!ブン!
ほむら「っ・・・」ブンブン!
ほむら「くっ・・・!」ブンブンブン! ←できないのが悔しいほむほむ
男「・・・」スタスタ...
ほむら「!」ブン...
男「どら・・・」トリアゲ...
ほむら「あっ・・・」トラレ...
男「・・・」ヒュッ!ヒュッ…
ほむら「おぉ・・・!?」キラキラ...
男「・・・」チラッ...
ほむら(ふ・・・美しい・・・///)キラキラ...
男「・・・」スッ...
ほむら「は、はい・・・!」ウケトリ..
ほむら「・・・!」ビュッ!ビュッ!
男「いや・・・」フル...フル...
ほむら「っ・・・!」ヒュッ!ブンッ!
男「・・・」フル...フル...
ほむら「うぅ・・・」ショボン...
ほむら「ん・・・」ジリッ...
男「!」ピクッ...
ほむら「はっ・・・!」ヒュッ!ヒュッ...
ほむら(あっ!?で、できた・・・?)パァァァ...!
男「ふっ・・・」パチ...パチ...パチ...
ほむら「・・・!」パァァァァ... ! ←すごくうれしい
その日は時間を遡るのやめて、屋台の手伝いに夢中だった・・・
グツグツグツ...
男「・・・」チャッ!チャッ!
ほむら「・・・」ゴシゴシ...カチャカチャ...
市民「いやはや・・・まさかこんな状況で温かいラーメンが食べられるとはのぅ・・・」ズルズル...
市民「うっ・・・うぅ・・・」シクシク...ズルズル...
子供「パパぁ?ママは?ママもラーメン食べるの!」
市民「ママはもういないんだ・・・ごめんね・・・」
ほむら「・・・」グサッ...
ほむら(私がワルプルギスの夜を止められなかったばかりに・・・)シュン...
ほむら(いや・・・今さら何を考えているの・・・こんなことまで気にしていたら、まどかを救うことがなお難しくなりかねない・・・)
ほむら(割り切らないとダメ・・・平行世界での犠牲は免れないの・・・割り切りなさい・・・)ギッ...
市民「おやじっ・・・ラーメン・・・食えるのか・・・?」
男「・・・ご注文は?」
市民「醤油っ・・・」スワリ...
男「・・・醤油一丁!」クワッ!
ほむら「えっ」ビクッ...
男「・・・」スタスタ...
ほむら「ええっ!?私、そんな・・・まだ・・・」オロオロ...
市民「・・・」ドヨーン...
ほむら「・・・」
ほむら(今朝のラーメン・・・あのラーメンが作れれば・・・この人も・・・)
ほむら(・・・罪滅ぼしではないのだけれど・・・私がやるしか・・・ない・・・っ!)グッ...
ほむら「・・・!」シャキーン!
ほむら「・・・」トントントン...
ほむら「んっ・・・」カチャ...ジャボン...
ほむら「っ・・・」グツグツグツ...
男「・・・」ウカガイ...
ほむら(思い出すのよ・・・あの人のタイミング・・・あのタイミング・・・っ・・・)ジリジリ...
ほむら(・・・今ッ!)ザバァ!
ほむら「はっ・・・」チャッチャッ!
男「・・・」コクリ...
ほむら「はぁ・・・ふぅ・・・」シアゲ...
ほむら「へ・・・へい!お待ち!」ゴトンッ!
【醤油ラーメン】キラキラ...☆
市民「おぉ・・・」ゴクリ...
ほむら「ど、どうぞ・・・」ドキドキ...
市民「・・・」パキッ...フー...フー...
ほむら「・・・」ドキドキ...
市民「・・・」ズルズルッ...
男「・・・」
市民「おぉ・・・!?」ピキーン...
ほむら「・・・」ゴクリ...
市民「うっ・・・うまぃ・・・うますぎるっ・・・!殺人的だっ・・・!」ズルズル...ポロポロ...
ほむら「・・・!」パァァァ...!
男「ふっ・・・」ニヤッ...
市民「タダでラーメンが食べられると聞いて」
ほむら「あ・・・はい、えっと・・・」チラッ...
男「・・・」
ほむら「・・・ご注文は?」
市民「ショユラーメンオナシャス・・・」キョド...
ほむら「えっ?」
市民「しょ、醤油ww」オドオド...
ほむら「は、はい・・・醤油一丁!」テキパキ...
ガヤガヤ...カチャン...ハハハ...
チャララーララ...♪
~ 深夜 ~
ほむら「ふぅ・・・」アトカタヅケ...
男「・・・」カチャカチャ...
ほむら(それにしても、この人は一体何者なの・・・こんな状況でラーメンを無料で配るなんて・・・)ジトーッ...
男「・・・?」チラッ...
ほむら「!」
男「・・・」
ほむら「・・・あなたは・・・なぜこんなことをしているの?」
男「・・・」
ほむら「・・・」
男「・・・罪滅ぼし・・・かもな」
ほむら「えっ・・・」
男「・・・」サビシゲ...
ほむら「・・・」
男「・・・」ウツムキ...
ほむら「?」
男「んん・・・」カチャ...
男「・・・」スッ...
【てぼ】
ほむら「えっ・・・」
男「やってみろ・・・」
ほむら「・・・」
男「・・・」
ほむら「・・・」ウケトリ...
ほむら「・・・ご注文は?」
男「醤油・・・」
ほむら「し・・・醤油一丁!」カチッ、チチチチチチ....ボワッ!
グツグツグツ...
ほむら「・・・」
男「・・・」
ほむら「・・・」ジリッ...
ほむら「・・・!」ザバッ!
ほむら「はっ・・・」チャッ!チャッ!
男「・・・」アゴナデ...
ほむら「ふぅ・・・」シアゲ...
男「・・・」シワヨセ...
ほむら「へいお待ち!」ゴトンッ!
男「・・・」パキッ...
ほむら「・・・」ドクン...ドクン...
男「・・・」ズルズルッ!
男「んおっ!?」ピキーン!
ほむら「!?」ビクッ!
男「・・・!」ガタッ!
ほむら「ひっ!?」ビクッ...
男「・・・」ジロッ...
ほむら「ごっ・・・ごめんなさい・・・!」ビクビク...
男「ふっ・・・」ホッコリ...
ほむら「ほむ・・・っ?」
男「・・・」ホドキホドキ...スッ
ほむら「?」
男「どら・・・」ワシャワシャ...ホッカムリサセ...
ほむら「えっ?えっ・・・な、なに・・・」オロオロ...
男「・・・」スッ...
ほむら「!」
【てぼ】
ほむら「・・・?」
男「やるよ・・・」
ほむら「えっ・・・」
男「・・・」
ほむら「・・・」ウケトリ...
男「・・・最後まで油断するんじゃねぇ」ジッ...
ほむら「・・・!」
男「必ず見落とすぞ・・・」
ほむら「何を・・・?」
男「答えだ」ジッ...
ほむら「答え・・・」
男「じゃあな・・・」ガタッ...ガラガラガラ...
ほむら「あっ・・・」
男「・・・」ガラガラガラ...
ほむら「・・・」ジワッ...
ほむら「た・・・大将っ・・・!」ブワッ...
男「・・・」ガラガラガラ...ノシ チャララーララ...♪
ほむら「うっ・・・うぅ・・・」ポロポロ...
ほむら「・・・」グスッ...
ほむら(・・・探しに行こう)
ほむら(答え・・・一ヶ月間の間に私が見落としてきた答えを・・・)
ほむら(今度の平行世界では、油断しない・・・全てが順調でも手を抜いたりはしない!)キリッ...
ほむら(まどか・・・待っていて・・・今度こそあなたを救ってみせる・・・!)
ほむら「・・・」チラッ...
ガラガラガラ...
ほむら「・・・ありがとう」ジワッ...
ほむら「・・・!」カシャン、チチチチチチ...ビュオッ!
――――――………
~~~~~~~~~~
グツグツグツ....
ほむら「あの屋台がなければ、私はラーメン屋なんて、していなかったでしょうね・・・」
まどか「ほむらちゃ!ほむらちゃ・・・」ポロポロ...
杏子「すっー・・・あたし、泣いてねぇし」ウエムキ...
マミ「感激っ!マミさん、ティロ感激・・・ッ!」オーイオイオイ...
さやか「あたしは信じない!」ウルウル...
まどか「ふぁ・・・さやかちゃ・・・」
さやか「・・・うわあぁぁぁぁぁん!!恭介ぇぇぇぇぇぇ!!!(´;ω;`)」ブワッ!
杏子「お前・・・よりにもよって、男のほうかよ・・・」アキレ...
ほむら「だから先日、私が気を遣ってあげたのに――」
さやか「あんなもん数えるうちに入んないわよ!!!うあああぁぁぁぁぁぁぁん!」ゴツン!ゴツン!ドゴスドゴスッ!
まどか「ふわぁあっ!?さやかちゃん、おぉ落ち着いて!し、死んじゃうよぉ!」ユサユサ!
杏子「ぐすっ・・・でさぁ?あんた、結局ワルプルギスの夜はどうしたのさ?答え、ってのは見つかったのか?」
ほむら「それは秘密」チャッチャッ!
杏子「はぁ!?どういうことd――」
ほむら「そんなことより、新商品の試食をしてみてくれないかしら?」ゴマカシホムホムッ!
マミ「んっ・・・?新しいラーメンとか・・・?」グスッ...
ほむら「そうよ・・・へいお待ち!」ゴトンッ!
【神々しいラーメン】キラキラキラ☆
まどさやあんマミ「おぉぉぉぉ・・・!?」ゴクリ...
さやか「こ、これは・・・?」
ほむら「ハイパーアルティメットまどかラーメンよ」
まどか「えっ」ピクッ...
ほむら「まどかの部屋で3時間ばかり、時間を止めて洗礼の儀式を行ったの。だから冷めてないしのびてない、私の最高傑作よ!」ホムホムッ.!
さやあんマミ(へ、変態だーっ!!!あたし(私)たちはこんな奴に救われたの(か)・・・?)ゾゾゾゾゾゾ...
まどか「もう!ほむらちゃんっ!!私の部屋、勝手に入らないでよぉ!!」プンスカ!
君はほむほむぅ・・・!
契約お断りほむほ~む!!
ほむ~ら、ラーメンを作るぅ~♪
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテン、テテンテ♪
テテ、テテン♪テテテ、テテンテッ☆
(ほむほーむ!!!)
エンディングテーマ「キミはほむほむ」 歌-まどほむさやあんマミ
おしまい
(了)